前回の記事では、
「ChatGPTの次にやるべきこと。それは、「自分専用のAI編集者」を作ることです」
あわせて読みたい ChatGPTの次にやるべきこと。「自分専用のAI編集者」を作ってみた【第1回】 ChatGPTなどを使うたびに自社の前提を説明し直す負担を減らすため、過去のコンテンツや価値観を踏まえて壁打ちできる「自分専用のAI編集者」を作る実践を始めた理由を紹介します。 というお話をしました。
今回は、その続きです。
実際に、「自分専用のAI編集者」を作ろうと思った時、多くの人が最初に悩むのが、
という問題です。
そこで今回は、我々が実際に行っている、「自分専用のAI編集者」へ投入するコンテンツの優先順位を公開します。
目次
「AI編集者」は「育てるもの」
まず大前提として、「自分専用のAI編集者」は、最初から優秀なわけではありません。
- ChatGPTも、
- Claudeも、
- NotebookLMも、
一般論は知っています。ただ、
までは知りません。
だからこそ、「自分専用のAI編集者」は、「作るもの」ではなく、「育てるもの」なのです。
最優先は、「過去のブログ記事」
我々が最初に投入したのは、ブログ記事です。
なぜなら、ブログ記事には
が含まれているからです。
つまり、ブログ記事は、「知識」と「文体」の両方を学習できる教材です。
もしブログ記事を書いているなら、まず最初に、ブログ記事を投入することをおすすめします。
次に投入したいのは、「メルマガ」
次に投入したいのは、「メルマガ」です。
実は、メルマガは、非常に優秀な学習教材です。
ブログ記事よりも、
が表れます。
「自分専用のAI編集者」に、
を書いてもらいたいなら、メルマガは必須です。
LPは、価値観の宝庫
次におすすめなのが、LP(ランディングページ)です。
LPには、
誰を助けたいのか?
どんな悩みを解決したいのか?
どんな価値を提供したいのか?
が詰まっています。
言い換えると、LPは価値観のデータベースです。
スライド資料や教材もおすすめ
もし持っているなら、スライド資料や教材も投入しましょう。
スライド資料や教材には、
- ブログ記事やメルマガには書かれていない
- 実践ノウハウや考え方
が含まれています。
特に、長年活動している人ほど、スライド資料や教材の中に本質的な知見が眠っています。
SNSは後回しで構いません
意外かもしれませんが、SNSは優先順位が高くありません。
なぜなら、断片的な情報が多いからです。
もちろん投入しても良いのですが、まずは、
ブログ記事
メルマガ
LP(ランディングページ)
スライド資料や教材
を優先しましょう。
我々が実際に投入した順番
我々の場合は、
ブログ記事
メルマガ
LP(ランディングページ)
スライド資料や教材
その他資料
という順番でした。
この順番で進めることで、「自分専用のAI編集者」が、徐々に、「このは屋らしさ」を理解するようになりました。
「AI編集者」には「知識」より「価値観」を学習させる
最後に、最も重要なことをお伝えします。
「自分専用のAI編集者」に学習させた方が良いのは、「知識」ではありません。
あなたの「価値観」です。
- どんな考え方で発信しているのか?
- 何を大切にしているのか?
- どんな人を助けたいのか?
「価値観」を学習させることで、「自分専用のAI編集者」は、単なる検索ツールではなく、自分の考えを理解してくれるパートナーになります。
次回は、実際に我々が、NotebookLMを使って、どのように、「自分専用のAI編集者」を作ったのか。
具体的な手順を公開します。
あわせて読みたい NotebookLMで自分専用の「AI編集者」を作った手順をすべて公開します【第3回】 NotebookLMを使って「このは屋専用AI編集者」を作った手順を、資料の準備から使い始めるまで順番に紹介します。NotebookLMの機能や利用条件は変わるため、再現時はGoogle公式の最新情報も確認してください。 AI編集者シリーズ
あわせて読みたい ChatGPTの次にやるべきこと。「自分専用のAI編集者」を作ってみた【第1回】 ChatGPTなどを使うたびに自社の前提を説明し直す負担を減らすため、過去のコンテンツや価値観を踏まえて壁打ちできる「自分専用のAI編集者」を作る実践を始めた理由を紹介します。 あわせて読みたい 「AI編集者」に何を学習させるべきか?投入するコンテンツの優先順位を公開します【第2回】 自分専用のAI編集者へ、どのコンテンツをどの順番で渡すかを整理した記事です。ブログ記事・メルマガ・LP・教材など、過去資産をAIとの企画や編集に生かすための優先順位を紹介します。 あわせて読みたい NotebookLMで自分専用の「AI編集者」を作った手順をすべて公開します【第3回】 NotebookLMを使って「このは屋専用AI編集者」を作った手順を、資料の準備から使い始めるまで順番に紹介します。NotebookLMの機能や利用条件は変わるため、再現時はGoogle公式の最新情報も確認してください。 あわせて読みたい 「AI編集者」専用プロンプトを作る。私が実際に使っている指示文を公開します【第4回】 自分専用のAI編集者へ役割や判断基準を伝えるために、どのような指示文を作ったかを紹介します。プロンプトだけに頼らず、AIへ渡す資料・価値観・文体の方が重要だという実践上の考え方も整理しています。 あわせて読みたい 「AI編集者」との企画会議を公開します。実際に出てきたアイデアを紹介します【第5回】 自分専用のAI編集者を企画会議の壁打ち相手として使い、記事テーマや発信アイデアを出した実例を紹介します。AIの提案を答えとして採用せず、自社の価値観や顧客課題に合う案を選ぶ前提です。 あわせて読みたい 「AI編集者」に記事構成を考えてもらったら、執筆スピードが上がった話【第6回】 自分専用のAI編集者にブログ記事の構成案を相談し、執筆前の整理を軽くした実践例です。AIへ完成原稿を任せるのではなく、説明順・見出し・事例の置き方を考える補助として使う方法を紹介します。 あわせて読みたい 「AI編集者」にLP改善を相談してみたら、思わぬ改善点が見つかった話【第7回】 自分専用のAI編集者へLPの改善相談を行い、作り手だけでは気づきにくい分かりやすさ・信頼性・導線上の改善点を探した実践例です。提案をそのまま採用せず、人が内容と事実を確認して判断します。 あわせて読みたい 「AI編集者」にメルマガ企画を考えてもらったら、ネタ切れしなくなった話【第8回】 自分専用のAI編集者を使って、メルマガの企画や切り口を考えた実践例です。過去の発信や自社の価値観を材料に、ネタ切れを減らしながら継続的な情報発信を考える方法を紹介します。 あわせて読みたい Claude ProjectとNotebookLMの違いとは?実際に使って分かった使い分け【第9回】 Claude ProjectとNotebookLMを実際に使い、「自分専用のAI編集者」としての役割や使い分けを比較した記事です。機能・料金・保存できる情報量などは変わるため、結論は検証時点の一例としてご覧ください。 あわせて読みたい 「AI編集者」を作って分かった5つのこと。「AI社員」ではなく「AI編集者」だった【第10回】 NotebookLMやClaude Projectを使って自分専用のAI編集者を運用した結果、壁打ち・過去資産・プロンプト・人間の判断などについて分かった5つのことをまとめたシリーズ総括記事です。 あわせて読みたい ChatGPTの次にやるべきこと。「AI編集者シリーズ」全10回まとめ 「自分専用のAI編集者」を作るまでの全10回をまとめた一覧記事です。必要性、学習させる資料、NotebookLMでの作り方、プロンプト、企画会議、記事構成、LP・メルマガ活用、Claude Projectとの使い分けまで順番に確認できます。