コンテンツマーケティングという言葉も、一般的になりましたね。
商売を行って行く場合、コンテンツを作ることは必須です。
コンテンツがあれば、
- 集客できる
- 販売できる
- 信頼を獲得できる
- 顧客維持につながる
といったメリットがあります。
コンテンツをどう作るか
しかし、それがスモールビジネスの悩みにもなっています。
「コンテンツをどう作ったらいいかわからない」
これは、生徒さんからよくいただく質問です。
今回はそんなスモールビジネスオーナーに向けて、
「コンテンツ化する方法」
について解説します。
林先生の習慣
「今でしょ!」
このフレーズを聞けば、誰もが林修先生を思い浮かべることでしょう。
たまたま見た番組で、林先生が興味深いことを言っていました。
小学生時代に、修学旅行から帰ってくると、必ず感想文を書きますよね。
通常でしたら、原稿用紙1枚に、各々の感想を書くところです。
感想文のガイドブック化
しかし、当時小学生の林修少年は、やることが違います。
ただの感想文ではなく、
- 旅行先の写真などを貼り付けて、
- ガイドブック化
してしまったのです。
とことん調べる
さらに…
現地の歴史について学ぶ。
少しでも興味や疑問を持った部分は、とことん調べる。
恐るべき、好奇心・探究心ですね。
体験を自分の知識として残す
普通であれば、修学旅行を、
- 「楽しかった」
- 「きれいでした」
- 「〜がすごかった」
- …etc
で終わらせるでしょう。
ところが、林先生は違います。
まとめることで、知識が定着する
旅行の体験をガイドブックにして、
- 自分の血肉となるよう、
- 自分の物のように
まとめてしまったわけです。
林先生は、小学生ながらにして、この発想があったわけです。
林先生は、書籍も書いています。(参考までに)
スモールビジネスでも活用できる
この林先生の発想。
スモールビジネスとの、大きな共通点がありますよ。
一旦得た体験・知識を、そのまま流してしまってはもったいない。
その体験・知識を必要な誰かは、必ずいます。
流してしまわずに、せき止めることが大切なわけです。
ノウハウを「自分の物化」する
ノウハウを自分のものとして、形にしてしまう。
これが、必要ってことですね。
- セミナーや書籍を通して何かを学んだら、
- それを自分のノウハウとして、
- 形にする
そして、それを欲しがる人に、提供すればいいのです。
誰かに届ける
「ノウハウをすぐに形にして、世に送り出す」
この繰り返しで、コンテンツは作られていきます。
プロにとっては当たり前のことでも、侮れません。
素人からしたら、「目からウロコ」のことって、案外ありますからね。
あなたの常識は、誰かの非常識
「いや、当たり前だから」
という、知の呪縛にとらわれていてはいけません。
プロがやっている、「当たり前」の部分に価値があるんです。
「あなたの常識は、誰かの非常識」
ということを、きちんと認識することが大切です。
素人目線を忘れずに
普段仕事をしていると、素人目線に立ちづらくなります。
しかし、玄人感覚で、素人にコンテンツを届けることは難しいでしょう。
目線を下げることが、第一歩です。
いつだって多数を占めるのは、初心者。
初心者マーケットが一番大きいのですから。
とは言え…
ここまで読んで、
「ノウハウをコンテンツにするなんて、ハードル高いよ…」
という方も多くいらっしゃるかもしれません。
ご安心下さい。今回はその方法もお伝えします。
ノウハウをコンテンツ化する2つの手順
ノウハウをコンテンツにするステップは、以下2ステップです。
- ノウハウを全て棚卸しする
- 行うべき順番に整理する
これだけなんですね。
ノウハウや情報の価値は、「順番」にあります。
肝は、順番
数ある方法、手段の中で、
- どの施策を、
- どのような順番で行うか
ここを、みんな知りたいんです。
ここに、みんな悩んでいるんです。
ブログやメルマガもいいけど…
情報自体は、無料のブログやメルマガなどで手に入れることができます。
ところが、そこには「順番」がありません。
- 過去のブログ記事を、
- 片っ端から、全部整理して、
- 自分が学習しやすい順番に並べる
こんなことをする人、いません。(いたとしたら、感服です…)
正しい順番=価値が高い
だから、「順番」に並べてあげる価値は、高いのです。
- ノウハウを全て棚卸しする
- 行うべき順番に整理する
難しく考えず、この2ステップで整理しましょう。
自然と価値が上がりますよ。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれません。
編集後記
コンテンツを作ることは、大変なことではありません。
あなたのノウハウを、「1から順に並べる」だけです。
あなたの学んだこと、体験したことを、パッケージ化するんです。
パッケージにすれば、後からいくらでも分解できます。
小分けにして、提供することだってできます。
自由自在にコンテンツを作れるように、まとめていきましょう。