「ウェブ制作は自分でできないから、外注しようかな…」
お客さんからいただく、よくある相談です。
しかし同時に、「お金は、かけたくないな…」という相談もあります。
今回は、スモールビジネスの「ウェブ制作」に対するヒントをお届けします。
私たち自身も、「え、こんな簡単なの?」と思った瞬間、一気に商売が回り始めました。
それと同時に、外注化に対する考え方も大きく変わりました。
「自分で何でもできるよ〜」
起業家である我々は、自分にそこそこ自信があります。
ついつい何でも器用にこなそうとしたり、カッコつけようとしてしまいます。(自戒も含め)
しかし、それだと、無理が生じます。
自分の得意なところで勝負してる?
無理が重なると、自分らしさが薄れてしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。
なぜなら、自分の得意でないところで勝負をしているわけですから。
そこはシンプルに、苦手な部分は誰かに任せれば良いのです。
2つの任せ方
任せると言っても、
- 人に任せる方法
- ツール、テクノロジーに任せる方法
の2パターンあります。
外注をするというのは、「人に任せる方法」になります。
まずは、人に任せる方法を見ていきましょう。
合計3つあります。
クラウドソーシング
ランサーズ、クラウドワークスを代表とする、クラウドソーシングサービスが増えてきました。
こういったサービスをうまく活用すれば、低価格で業務を依頼することができます。
スタッフ、社員
これは、王道って言えば王道ですよね。
まずは、インターンシップやアルバイトとして考えると良いですね。
単純作業だけど、意外と時間がかかるという作業は、「スタッフを雇用してお願いする」という選択肢もアリです。
ビジネスパートナー
アライアンスとも言えますが、そんな構えなくても大丈夫です。
- 自分の得意、不得意
- 相手の得意、不得意
が明確であれば、補い合いながら、一緒に仕事をすることができます。
例えば、集客が得意な人がいれば、その分野はその人に任せて、自分の得意な部分に全精力を注ぎます。
以上が、人に任せる3つの方法です。
おすすめは、「自分で」やること
人に任せる方法をお伝えしておいてなんですが、一番のおすすめは、「自分で」やることです。
実は、これが最も再現性がある方法なんです。
今や、マーケティングは自社で完結、【内製化】の時代です。
その時代の趨勢に伴い、便利で高機能なツールが沢山出てきています。
内製化を加速させるウェブサービス
- ランディングページを無料で作れるツール
- ブログ・ホームページを専門知識無しで作れるツール
- 決済、申込みを簡単に行えるツール
- 予約システムを無料で導入できるツール
- ECショップを無料で立ち上げられるツール
- 素人でも綺麗な画像が作れるツール
無料でも、たくさんのツールがあります。
あげればきりがありません。
スモールビジネスの強みは「機動力」
こういったツールのおかげで、状況は一変しました。
自社でウェブ制作、内製化することが、とても簡単になったわけです。
- キーボードで文字入力ができて
- マウスが動かせる
これができれば、誰でもウェブ集客が実践できるようになってしまったのです。
スモールビジネスの生命線は「機動力」。
誰かに頼んだり、依存していると、この機動力は無になってしまいます。
長期的に安定させたければ、「自作」一択
クラウドソーシング、スタッフ採用も悪くはありません。
ですが、長期的にビジネスを運用していくならば、自分で行ったほうが旨味があります。
費用面も安くなりますし、機動力がつくので、成果も早く上がります。
自作すれば、「テスト」が気軽にできる
なぜ、成果が早く上がるか言えば、「テスト」ができるからです。
自分でやっているからこそ、修正や改善もスムーズになります。
サクッと作って、サクッと修正して…という機動力は内製化ならではの強みです。
百戦錬磨のプロでも、一発では成果は出ません。地道にPDCAを回すしかないんです。
であれば、自分で手軽にできる体制を整えておいたほうが、結局近道なんですね。
(参考:ABテストをやった方が良い理由と注意点)
ぜひ、ツールの活用も視野に入れてみてください。
編集後記
これからはよりいっそう、便利なテクノロジーが登場します。
「便利なものをいかに活用できるか」が問われる時代。
自分の苦手は、ツールが解決してくれます。
スキルや経験は、関係ありません。
自分の持ち味を発揮するためにも、テクノロジーを活かしていきましょう。