あなたは普段、どのようにキーワードを選定しているだろうか?
- 攻略するキーワードを決める
- そのキーワードの関連(サジェスト)キーワードを一括取得する
- 月間検索ボリュームで並び替える
- エクセルシートにまとめる
- 検索ボリュームの多いキーワードから順番に攻略する
こんな感じだろうか?もちろん、このやり方でもいいのだが、継続して実践できているだろうか?「ドキッ!」としたあなた。大丈夫、わかっている。結局、よくわかんなくなっちゃっているだろう。
我々も過去にまとめた「キーワード攻略」エクセルシートなんて、どっかにいってしまった。いくら素晴らしいノウハウだとしても、継続して実践できなければ意味がない。理想論なら誰でも、いくらでも言えるのだ。
今回は、そんなあなたに画期的なキーワードツールとその使い方をご紹介しよう。これでもう「キーワードなんて関係ないよ」と、うそぶくことから卒業できるに違いない。
通常のキーワード選定方法の問題点
結論から言って、通常のキーワード選定方法の問題点は、
- 続かない
- ゴールが見えない
ということである。簡単に、一般的なキーワード選定の方法をおさらいしよう。冒頭でも伝えたように、
- 攻略するキーワードを決める
- そのキーワードの関連(サジェスト)キーワードを一括取得する
- 月間検索ボリュームで並び替える
- エクセルシートにまとめる
- 検索ボリュームの多いキーワードから順番に攻略する
上記のような流れが一般的である。実践部分をもっと具体的にいうと、
- 『goodkeyword』でキーワードを一括取得
- 『Googleキーワードプランナー』で月間検索ボリューム順に並び替える
- 『キーワード攻略エクセルシート』にまとめる
こんな感じである。きちんとキーワード選定に取り組んでいる人なら、『キーワード攻略エクセルシート』には「月間検索ボリューム」だけでなく、「難易度」や「競合コンテンツ」なども一緒にまとめているかと思う。
継続できるのであれば、理想的である。だが、これがなかなか難しい。また、関連キーワードで取得するキーワードが多すぎて、ゴールが見えずに結局挫折してしまうという問題もある。試しに、goodkeywordで「ランディングページ」とでも入力して欲しい。
とてつもない量の関連キーワードが出てくるだろう。重複を除いても、50個以上のキーワードがある。とてもじゃないが、50個それぞれのキーワード毎に良質なコンテンツは作れそうにない。
しかも、よく見てみると「似ているキーワード」や「作り方 html」や「作り方 バナー」のように構造化されたキーワードも含まれている。この「構造化されたキーワード」というのがヒントなのだ。
今回ご紹介する構造マップ型キーワードツール「keysearch Beta」や「OMUSUBI」では、「構造化されたキーワード」を「マインドマップ」で整理して確認することができる。
構造マップ型キーワードツールでできること
- キーワードをマインドマップで見ることができる
- 構造化されたキーワードを取得できる
この2点が構造マップ型キーワードツールのポイントである。さっそく、その使い方をみていこう。構造マップ型キーワードツールのサンプルとして「OMUSUBI」を取り上げる。
OMUSUBIの使い方
まずは、『OMUSUBI』のページにいく。
すると、右上に検索ボックスがある。この検索窓にキーワードを入力する。試しに「ランディングページ」と入力してみた。
すると「ランディングページ」に関連するキーワードが構造化されて、マインドマップで出力される。この「構造化されている」というところがポイントなのだ。
goodkeywordをはじめとした「関連キーワード」や「サジェストキーワード」取得ツールでは、こうはいかない。先ほど見たように「作り方 html」や「作り方 バナー」などのように構造化も関係なくキーワードが表示される。
でも、OMUSUBIでは、「作り方」の下にそれぞれの複合キーワードが表示される。このように各キーワードが把握できると、シンプルだし、ゴールが見えるので継続できそうではないだろうか。
OMUSUBIの活用方法
それでは、具体的にOMUSUBIの活用方法をみていこう。今回は「ランディングページ」というキーワードを攻略するとする。前提から確認していくと、キーワードには、
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- スモールキーワード
という種類がある。もう一度、OMUSUBIの出力画面をみてみよう。
今回でいうと、真ん中にある「ランディングページ」というのがビッグキーワードである。その周辺にある「デザイン」「まとめ」「テンプレート」などがミドルキーワードとなる。
そして、各ミドルキーワードの下にある「作り方」「スマホ」「おしゃれ」などがスモールキーワードというわけだ。「ランディングページ」というキーワードを攻略していく際に大切なのは、このスモールキーワードから順番に攻略していくということである。
大切なのは、各スモールキーワードで攻略していくのはミドルキーワードであり、ミドルキーワードの集合体としてビッグキーワードを攻略していくということだ。要するに、
- スモールキーワード
- ミドルキーワード
- ビッグキーワード
の順番でキーワードを攻略していくということである。このとき、「月間検索数」を見る必要はない。なぜなら、ミドルキーワードやビッグキーワードが検索数が多いことなど分かっているからだ。
このようにOMUSUBIやkeysearch Betaで攻略キーワードの構造データを把握することで、ゴールが見える。そして、とてもシンプルなキーワード選定法なので、1つのキーワードだけで消耗することもない。
なんたって、検索窓にキーワードを入力するだけなのだから。
編集後記
理想と現実の間を取ることが大切だろう。いわゆる「中庸」である。きちんと継続できるなら、これまでのキーワード選定法を実践すればいい。
でも、我々のように面倒くさがりだというのであれば、OMUSUBIやkeysearch Betaを使ったキーワード選定法も取り入れてみることをおすすめする。
何よりも、シンプルなので頭が整理されて、ストレスなく記事を執筆していくことができるだろう。(これが一番!)
この記事への反響
これは面白いツールですね~
キーワード選定はこれで十分!無料ツール「OMUSUBI」がすごい! https://t.co/LEiRocmOFe— 吉井良平(Sogyu) (@Yoshii_Sogyu) 2016年10月12日
OMUSUBIは見てて面白い。ただONIGIRIと間違えてしまうところが欠点 / 他2コメント https://t.co/lt9AOGsysB “キーワード選定はこれで十分!無料ツール「OMUSUBI」がすごい!” https://t.co/rGxOTixcem
— 谷口孔陛(たにぐちこうへい) (@khtax16) 2016年10月12日
知らなかった!めっちゃお役立ち!早速使ってみます! / 他1コメント https://t.co/tzfU93gyGO “キーワード選定はこれで十分!無料ツール「OMUSUBI」がすごい!” https://t.co/xLBrwaSvBS
— のりこ (@noriyuayuzuyui1) 2016年10月12日
これはめちゃくちゃ勉強になる。早速、使ってみよ!
キーワード選定はこれで十分!無料ツール「OMUSUBI」がすごい! https://t.co/3wcDCSwH7o
— 山田祐輔 (@yusuke_6216) 2016年10月12日
おおおこれはめっちゃ見やすい✨✨✨ 広報勉強会で受講生の方から教えていただきました♪|キーワード選定はこれで十分!無料ツール「OMUSUBI」がすごい! https://t.co/0EDUovT5eB @homma_yaさんから
— 株式会社グッドクロス広報田中 (@goodcross) 2016年12月20日