「メールマガジンは大切なので、取り組みましょう」
ネット集客の勉強をすれば、高確率で習うことですよね、
ところが、
- メルマガをやるべきだ、と習う
- いざ、メルマガをやってみる
- いまいち、集客に繋がらない
という方も、多いのではないでしょうか。
無理もありません。
メルマガで、いきなり成果を出すことは、不可能に近いでしょう。
メルマガの前提
メルマガは、「濡れ手で粟…」のような手法ではありません。
どんな手法でもそうですが、地道な実践が必要になります。
メルマガによる、日々の接触の中で、関係性を構築していくことが大切です。
今回は、『集客に繋げるメルマガの実践方法』についてお話します。
好きな歴代総理大臣
ひょんなことから先日、このは屋メンバーで、近年の総理大臣の話になりました。
- 安倍さん
- 麻生さん
- 小渕さん
- 森さん
- 福田さん
- …etc
と思い出しながら、雑談していたんです。
なんか好きだったな〜
と言っても、メンバー全員、政治についてそこまで明るくありません。
しかし、皆が口を揃えて言っていたことがあるんです。
それは、「小泉首相は、なんか好きだったんだよな〜」ということです。
小泉総理
私たちは、政治について、詳しくありません。
しかし、なんとなく今でも、小泉首相には好意を持っています。
周りの知人や家族に聞いても、小泉首相には好感を抱いているようでした。
自民党をぶっ壊す
小泉さんと言えば、「自民党をぶっ壊す」。
トゲのあるフレーズで、多くの国民の心を掴みました。
郵政民営化を錦の御旗として、最後まで貫き「小泉劇場」によって話題を生みました。
多くの人に揶揄されながらも、軸ブレを起こさない。
その姿は、まさに、ヒーローだったのでしょう。
「なんとなく好き」が生まれる理由
たとえ、政治を知らない人間でも、小泉さんだけは知っている。
- 「なんか好き」
- 「どこか魅力的」
なぜでしょうか。
決定的な理由は、「キャラクター」なのです。
「小泉さんらしさ」が演出されていたため、人々は魅力を感じたわけです。
感情で動く
国民全員が、政策についてきちんと理解している。
もちろんそれが理想ですが、そんなこともないはずです。
投票する側も人間ですから、「感情」で大きく左右されます。
最後は「らしさ」で決まる
- その人の持つ、想い
- キャラクター
- 雰囲気
によって、人々は最終的な判断を下すのでしょう。
最後は、「らしさ」が大切ということです。
これはメルマガ発行者としても、心に留めておくべきことです。
情報でごったがえす、メールボックス
今では、多くの方がメルマガを発行しています。
メールボックスには、昼夜、沢山の情報が届きます。
メルマガは、有効なツールではあります。
しかし、ごったがえした状態では、どうでしょう。
まずもって、読まれにくくなるでしょう。
メルマガの没個性化
どのメルマガも、一見似たようなものばかり。
開封してもらうことすらも、厳しくなっているのです。
これには、メルマガの「没個性化」があります。
個性がないと、スルーされる
キャラクターが光っていれば、メルマガだって、喜んで読んでもらえるでしょう。
しかし、個性やキャラクターが出ていないと、スルーされてしまいます。
もちろん、継続して読んでもらうなんて、夢のまた夢です。
読んでもらえる簡単な工夫
ではどのようにして、メルマガで差別化を図っていくのか。
その答えは「HTMLメール」にあります。
HTMLメールとは、簡単に言うと、デザインされたメルマガです。
デザインとは、
- 見出し
- 画像
- 動画
- ボタン
- …etc
のこと。
テキストメール vs HTMLメール
普通のメルマガでは、「テキストメール」が一般的です。
- テキストメール=文字オンリーの情報
- HTMLメール=文字+画像+動画+ボタン…
同じようなテキストメールで、情報が溢れている。
ならば、デザインも綺麗で読みやすいHTMLメルマガを導入するのは、得策です。
HTMLメールでできること
HTMLメールであれば、
- ブログ記事のように画像を使ったり、
- 動画を入れたり、
- 申込ボタンを設置したり、
- 会社のロゴを挿入したり、
- …etc
することも可能です。
あなた「らしさ」が出せる
これは何を意味するか。
あなたの「キャラクター」を、存分に表現できるということです。
- 「会社ロゴ」を毎回のメールに設定する
- 「座右の銘」を文末に設置する
- 「笑顔の顔写真」を文頭に配置する
- 「自己紹介動画」を、文末に設置する
- …etc
どうですか?「らしさ」を出せそうですよね。
HTMLメールが作れるツール
HTMLメールは、どのように作ればいいのでしょうか。
試しに、「HTMLメール 配信スタンド」と検索してみましょう。
色々、ツールが紹介されていますね。
おすすめの配信スタンド
「たくさんあって、選べない…」
という方もいるかと思いますので、おすすめをお伝えしますね。
おすすめは、以下2つです。
英語は、Google翻訳で解決
メールチンプは英語画面になっています。(執筆時点)
「え、無理…」となりそうですよね(笑)。でも大丈夫。
基本的な英単語が分かれば、使いこなせます。
Googleの翻訳機能を使えば、問題なしです。
計測ができる【とても重要】
HTMLメールには、もう一つメリットがあります。
それは、「計測」ができるということです。
つまり、
- 到達率
- 開封率
- クリック率
このようなデータを、計測することができます。
数値がわかるということは、マーケティングにおいて、とっても大事です。
テストは、正解を導き出せる手段
マーケティングで成果を上げるために、「テスト」は重要です。
これは、もう原理原則過ぎて、手垢がつきまくりですね。
それくらい、超重要ってことです。
- どれだけ、開封されているのか
- どれくらい、反応があるのか
- どれくらい、クリックされているのか
これが分かった前提で、次の施策を試していきます。
計測なし=バクチ
こういったデータを把握しておかなければ、バクチをしているのと同じです。
計測ができるHTMLメールは、
- 「取り入れたほうがいい」ではなく
- 取りいれないと、マズイ
です。
計測の重要性は、ダイレクトマーケティングでも強調されています。
編集後記
メルマガは、今後も廃れることのない、最強のメディアです。
- ブログ
- YouTube
- ソーシャルメディア
- …etc
これらも、もちろん大切です。
ところがこれらは、不特定多数の人が閲覧可能なメディア。
商品・サービスを、ピンポイントで売ることには向いていません。
メルマガであれば、一度興味を示してくれた人へのアプローチが可能です。
この、「興味を持っている」というのが重要です。
どんな商品・サービスでも、「売り込む」と、売れません。
相手から興味を示してくれてはじめて、売る環境が整います。
その環境を整えるのが、メルマガです。
- 興味のある層を囲った上で
- 人柄、キャラクターを出して
- さらに差別化していく
文字ばかりの無機質なメルマガではなく。
人間味のある、有機質なメルマガにしましょう。