ブランディングが重要。
勉強されている方からすれば、耳タコですよね。
しかし、ここで重要なのは、大手企業のブランディング戦略がスモールビジネスには直接適用できないという現実です。
大企業のやり方とスモールビジネスのやり方では、根本的な違いがあります。
では、スモールビジネスにおけるブランディングはどうあるべきなのでしょうか?
よくあるブランディング
ブランディングというと、
- スターバックスコーヒー
- マクドナルド
- Apple
- コカコーラ
- ナイキ
- …etc
などの、大手企業が実践しているイメージを持っている方も多いでしょう。
これは、確かにブランディングの結果なのかもしれません。
これらの企業は確かにブランディングを成功させていますが…
その手法は、スモールビジネスにそのまま適用することは難しいです。
大企業の事例を学んでも、スモールビジネスにとっては実際に何をすれば…
具体的実践おメージが見えにくいのが現状です。
スモールビジネスには、ピンとこない
であれば、考え方を、もっとシンプルにしましょう。
スモールビジネスのブランディングで、必要なことはなんでしょうか。
少し考えてみてください。
…
…
とにかく、「売る」こと
答えは…「売る」こと。
そう、セールスです。
商品・サービスを、とにかく売りましょう。
乱暴に聞こえますか?
ですが、真実なんです。
売った先に、ブランディング
ブランディングについて語るのは、それからで構いません。
- これぞと絞り込んだターゲットに対して、
- 自社の商品を売り、
- 継続的な関係を築く
この先に、ブランディングがあります。
ブランドは、それからついてきます。
コミュニティ=ブランド
商品が売れてくれば、
- お得意さん
- 優良客
- ファン
が、増えてきます。
そうすると、自然と「お客さんコミュニティ」が作られます。
それが、ブランドなんです。
お客さんがどう感じているか
ブランドとは、結局のところ、顧客の心に残るイメージです。
そのためには、単に商品を売るだけでなく、顧客との継続的な関係構築が必要になります。
- 顧客サービスの質を高め
- アフターケアに力を入れ
- 定期的に情報提供を行うこと
- …
顧客との接点を増やし、関係を深める努力が求められます。
また、顧客からのフィードバックを積極的に取り入れ、改善につなげる。
これらを包括的に行うことで、顧客に残るイメージを良いものにできるわけです。
社長がブランド
特にスモールビジネスは、社長自身が広告塔です。
- 社長のキャラクター
- 社長パーソナリティ
これらが、お客さんに与える印象は大きいもの。
社長や代表のキャラ=ブランディング
といっても過言ではありませんよね。
ブランディングについては、書籍も出ています。
参考にしてみても、良いかもしれませんね。
売ることの意味
「売る」という行動は、単に商品やサービスを消費者に届けること以上の意味を持ちます。
それは、市場での自社の存在を知らしめ、顧客との信頼関係を築く最初のステップです。
商品が売れることで得られる直接的な収益もさることながら。
顧客からのフィードバックや口コミを通じて、より良いサービスや商品開発へと繋がります。
これらはすべて、長期的なブランド価値の構築に寄与する要素です。
編集後記
スモールビジネスには、小難しい理論は、必要ありません。
複雑な理論や大企業の事例は、必ずしも役に立つわけではありません。
まずは、集客して、販売する。
商品・サービスを届けることに、集中しましょう。
「その中での副産物が、ブランド」
最初は、そのような軽い気持ちで良いと思います。