セミナーを開催する時、不安で胸がいっぱいですよね。
緊張がピークになると、
「あれ、次は何を話すんだっけ…」
次に言うべきだったセリフが、飛んでしまうこともあります。
そんなときは、台本を用意しておくと安心です。
台本を用意する方法は、主に3つあります。
発表者ノート
1つ目は、「発表者ノート」です。
これは、Keynote(キーノート)の標準機能になります。
PowerPoint(パワーポイント)でも、同様の機能がありますので、調べてみてください。
発表者ノートの使い方は、簡単
「発表者ノート」を使うことで、台本の役割を果たせます。
- ツールバーの「表示」
- 「発表者ノートを表示」を選択
の手順で、メモできるスペースが表示されます。
そこに、メモやセリフを書き込んでいきましょう。
セミナー中、発表者にしかノートが見えなくなる設定もできますので、お試しください。
Zoomでも発表者ノートは使える
最近では、Zoomでセミナーを行う場合も多いですよね。
実は、Zoomでも、発表者ノートを使うことができます。
- 画面の共有から、デスクトップを選択
- スライドショーのリハーサル
- 画面の部分の共有
(注意)「スライドショーのリハーサル」だけは、Keynoteの設定になります。
こうすることで、Zoomでも、発表者ノートをカンペ代わりに使えます。
アウトライナーで台本を作る
セミナーの台本作りでは、アウトライナーも便利です。
Dynalist等のツールを使うことで、簡単にまとめられます。
スマホでもサクサク作業できる
アウトライナーの用途は、全体像を作ることが主です。
ですが、テキストは無限に書き込めるので、台本のメモとしても重宝します。
スマホアプリを入れておけば、移動中でも、作業できるのでおすすめです。
マインドマップで台本を作る
マインドマップも、台本作りを助けてくれます。
ガッツリとした台本というよりは、忘れないためのフックとなるツールです。
マインドマップにセミナーの構成の全体像をまとめ、各章にキーワードだけ記しておきます。
セミナー慣れしていれば、マインドマップ
有名どころとしては、XMindですね。
マインドマップを見ることで、「あ、この話をするんだっけ」と思い出すことができます。
セミナーに慣れてきたら、この程度の台本で十分でしょう。
編集後記
今回は3つ紹介しましたが、現在の状況でお選びください。
ちなみに、当日は台本に頼りすぎるのは良くありません。
台本を読むだけの、無機質なセミナーになってしまうからです。
参加者に向けて話すのが基本なので、台本は、いざという時のために使いましょう。
なお、セミナーやプレゼンのテクニックは、書籍でも学ぶことができます。
参考にしてみるのも、良いかもしれませんね。