セミナーを通して、お客さんを獲得する。
このようなビジネスモデルは、年々増えてきてます。
最近は、オンラインでもセミナーができるようになり、より取り組みやすくなりました。
場所を問わず開催できるのも、魅力の一つですね。
セミナーには、ほとんどの場合、トークスクリプトがありますよね。
いわば、台本です。
この台本に従い、話を進めることで、
効果的なセミナーをすることができます。
台本があることで、迷うことなく話を進められます。
初めての方でも、安心して実施できるんです。
成果の出るセミナーに、よくある要素
セミナー中に、よく出てくる要素として、
- 自分の体験
- お客さんの成功事例
- お客さんの声
があります。
こうした要素があるセミナーは、結果につながります。
特に、自分の失敗談を話すと、親近感が生まれます。
「私も同じように悩んでいた」
と、共感してもらいやすいんです。
リアリティが出る
- 自分の体験
- お客さんの成功事例
- お客さんの声
これらを説明するとき、会話形式で話を進めると、リアリティが出ます。
具体的な数字や、その時の気持ちを伝えるのも効果的です。
「売上が3倍になった」とか、「夜も眠れないほど悩んでいた」とか…。
臨場感のある表現を使うと、より伝わりやすくなります。
スライド資料に従って、淡々と話を進めるのも、悪くはありません。
でも…
ちょっとした会話的な要素を入れることで、
セミナーは一気に面白くなります。
参加者の目の輝きが、全然違ってきますよ。
会話調=面白い
会話調にするためには、1人2役を演じる必要があります。
落語のような、イメージですね。
- 「このは屋さん、実は〜に本当に悩んでいて…」
- 「え?そうなんですか?具体的にどんなことされました?」
といった具合で、会話の再現します。
声の調子を少し変えるだけでも、雰囲気が変わってきます。
参加者の笑顔が増えるのを、感じることができますよ。
名作落語は、参考になる
より自然に、上手に会話を再現したいのであれば、落語を聞いてましょう。
名作落語は、どれも参考になります。
スクリプト作りの、参考書籍
落語には、セミナーに使えるヒントがたくさんあります。
伝統芸能の落語には、
- 一人で何役も演じることにより
- 聴き手の頭の中に映像を作り出す
このような技術があります。
これらの技術は、ビジネスの場面でも使えます。
プレゼンの達人は、こんな技を使っているんですね。
落語家による書籍
実際に落語家さんたちが、書いてくれている書籍もあります。
トークスクリプトを作る際に大変参考になるので、一読をおすすめします。
ストーリーで人は動く
太古の昔から、ストーリーは人の心を掴んできました。
聖書にせよ、古事記にせよ、正史三国志にせよ…。
物語があることで、伝わりやすくなります。
ストーリーは人の考えを変える、強いパワーがあるのです。
だから、セミナーでも物語を使うと効果的なんです。
- 「このお客様は、最初こんな状態でした」
- 「でも、こんな風に変わっていきました」
そんな風に、変化を物語として伝えるんです。
編集後記
不自然な話し方になってしまっても、何の問題もありません。
噺家、プロではないのですから。
今あるスクリプトに、少し会話やエピソードの要素を入れてみましょう。
練習を重ねることで、必ず上手くなります。
大切なのは、とにかくやってみること。
完璧を目指す必要はないんです。
セミナーの後に、参加者の反応を見れば、自分の話し方の良い点、改善点が見えてきます。
その気づきを活かして、少しずつ良くしていけばいいんですよ。


