ネット集客について、コンサルティングを受ける。
こんな経験をお持ちの方も多いでしょう。
ウェブに強いコンサルタント。
こう聞くと、すがりたくなりますよね。
コンサル契約したけど…
場合によっては、コンサルタントの力を借りることは、有効でしょう。
しかし実際、我々の生徒さんからは、
- コンサル契約したけど、うまく活用できていない
- コンサル受けだけど、全然進まなかった
という声も、よく聞きます。
どうして、そうなってしまうんでしょう。
ウェブコンサルタントは、忙しい
まず、前提のお話をします。
ウェブコンサルタントは、忙しいのです。
誤解を恐れず言えば、忙しくなくても、忙しくしているのが実情です。
(売れっ子感があるほうが、良いですからね)
アドバイスが、抽象的(本質的?)
そして、ウェブコンサルタントのアドバイスは、抽象的になりがちです。
と言っても、本質的なことを教えてくれるので、ありがたいことでもありますが。
初心者、初学者にとっては、行動に繋がりづらいもの事実です。
実際にどうやるんだ?
「良いこと聞いたけど、実際どうやってやっるんだ?」
迷いが生じてしまうのです。
コンサルタントとは、ここを理解して、付き合う必要があります。
「お客は偉い」時代の終焉
注意点として、、、
「お金を払ったんだから、特別扱いしてくれよ〜」
という雰囲気を見せると、逆効果です。
コンサルタントも、お客さんを選ぶ時代。
相手目線に立ち、主体的に動く必要があります。
ポイントは、質問の作法
前述した、
- ウェブコンサルタントは忙しい
- アドバイスが抽象的、本質的
ということを理解した上で、どう付き合えば良いか。
それは、質問の仕方を変える、ということです。
具体的な質問にする
例えば、
「このホームページはどう思いますか」
では、いけません。NG。
質問が、抽象的過ぎて、かなり難解な質問です。
「なんとなく」では駄目
- なんとなくの質問には
- なんとなくの答えしか返ってこない
これを、肝命じておく必要があります。
でないと、結局実践に繋がりませんからね。
質問は、具体的に
的を得た回答が欲しい。
それなら、質問自体を具体的にする必要があります。
一度に、多くのことを知りたい気持ちはわかります。
しかし、範囲を広げれば広げるほど、具体度が下がります。
質問するときは、部分的かつ、具体的な質問をしてみてください。
一段回、具体度を上げる
「このホームページはどう思いますか」
ではなく、
「このホームページの、〜について〜と思うんですが、いかがですか?」
としたほうが、生産的な回答が得られます。
コンサルの立場で考えてみる
コンサルタント自身も、論点の箇所が明確になります。
そうなると、具体的なアドバイスがしやすいのです。
コンサルは、専門的な知識を持っていますが、
大切なのは、それを引き出す力です。
つまり、質問者にも責任があるということ。
質問の具体度を上げることで、得たい答えを知ることができます。
質問力
うまく活用するためにも、質問の仕方を考えてみてください。
コツとしては、
- 具体的にする
- 自分の意見を添えて、質問する
- どんな答えが欲しいか、明確にする
- 5W1Hを意識して、質問する
- たとえを交えて、質問する
- まっすぐに、本題に入る
などががあります。
要するに、
- 相手が答えやすいか
を意識するということ。
相手の立場になって、質問を工夫する。
これだけで、得られる回答の質が格段に良くなります。
質問力の本も出版されています。
磨いておいたほうが良いスキルなので、参考にしてみてください
編集後記
我々は、コンサルタントではありません。
ですが、コンサル型ビジネスのサポートは、沢山してきました。
今回のお話は、その経験を通して、感じたことです。
1つの質問が、その人の成果を大きく変える可能性があります。
ぜひ参考にしてみてください。