ダイレクトレスポンスマーケティング(以下、DRM)。
オンライン集客に取り組んだ方であれば、一度は聞いたことある言葉でしょう。
DRMは、基本原則です。
DRMは、オンライン集客の王道
オンライン集客に成功している方のほんとんどが、DRMを実践しています。
「むしろ…小さい会社が、DRM以外で、どうやって集客をするの?」
とまで、言われています。
DRMに関連した書籍も、たくさん出版されていますよね。
※DRMは、米国広告会社の創業者レスター・ワンダーマンが提唱したと言われています
DRMに関して、よく聞く悩み
でも一方で、
- 「DRMって、いまいちよくわからない…」
- 「どうやって、DRMを実践すればいいかわからない」
という方も、少なくありません。
今回は、そんな疑問を持っている方に向けた内容です。
初心者でも、DRMを始められる「5つの手順」をお伝えします。
ハマの番長とDRM
今回の話をわかりやすくするために、あるエピソードをお話します。
「ハマの番長」として名を馳せた、三浦大輔さんの話です。
リーゼントヘアは特徴的なので、知っている方も多いのではないでしょうか。
三浦大輔さんのインタビュー
「ピッチングの再現性を高めるには、投げ込むしかない」
これは、三浦大輔さんが、ある番組で言っていたことです。
三浦さんと言えば、ベイスターズのエース。
背番号18番を背負って25年間、日本代表するピッチャーとして君臨し続けました。
決して、エリート街道ではなかった
そんな三浦さんですが、実は初めから「注目のエース」ではなかったんです。
凄腕のピッチャーのイメージは、
- ドラフト1位指名
- 高校時代には、怪物と呼ばれる
という、のっけからの英雄伝が一般的ですよね。
高校時代から、スターが一般的
- ダルビッシュ有
- 田中将大
- 大谷翔平
- …etc
名だたる選手が、高校生の時から、スターの片鱗を見せています。
ところが、、、
ドラフト6位指名
なんと、三浦さんは、ドラフト6位指名だったそうです。
三浦さんもインタビューで、
- 「自分の球には、特にスピードもなかった」
- 「変化球が凄いわけでもなかった」
と述べていました。
だから、どこかで目立たねば!
と、リーゼントヘアにしたらしいです(笑)。
特に目立った強みがない…
当時、三浦さんは、相当悩んだようです。
「どうやって、プロの世界で自分の価値を確立していくか」
ということに、逼塞していたんですね。
そこで…三浦さんが見出したのが、「コントロール」でした。
コントロールで勝負する
- スピードがない
- 変化球は弱い
こんな状況でも、1つの突破口を見つけ出しました。
それは、「コントロールだけは負けない」ということです。
200球の投げ込み
誰にも負けないコントロールを身につけるために、三浦さんが行ったこと。
それは、「投げ込み」です。
もうとにかく、これでもかというほど、投げ込む。
1回の練習で、200球以上投げ込むというのです。
100球くらいまでは、力が入ってしまう。
しかし、150球を超えてくると、疲れて力が入らなくなる。
投げ込むことで、わかったこと
実際にインタビューの中でも、
- 「はじめはどうしても力むので、球が安定しないんですよ」
- 「疲れて、力が入らなくなった状態が一番安定するんです」
- 「その状態ならば、余計な力が入らないため、必要最低限で投げられる」
こんなことを言っていました。
力まないことで、コントロールが高まる
つまり、
- 疲れて、力が入らなくなった状態で投げる球が、一番安定する
- その安定した状態の感覚を、覚えておく
- そして、コントロールの再現性が高まる
という状態になるのが、理想的だということです。
何事も力んでしまうと、うまくいかないものです。
最低限の力で、再現性を保つ
余計なものを取り除き、必要最低限を押さえる。
これこそが、「再現性」を高めていく秘訣なんですね。
波があっては、安定しているとは言えません。
この「再現性」の話。
オンライン集客やDRMでも、全く一緒なんです。
DRMの4原則
再び、DRMの話に戻りましょう。
DRMというだけで、難しく聞こえてしまいますが、実はとても簡単です。
- 見込み客の連絡先を集めて
- 接触・育成を行い
- 販売する
- 以降、関係性を維持する
以上が、DRMの原則です。
これをやるだけなんです。
力んでしまうのが、人間の性
これだけの話なんですが、オンライン集客となると…
- ホームページ
- ブログ
- YouTube
- メルマガ
- プロダクトローンチ
- ウェビナー
- リスティング広告
- Facebook広告
- ライブ配信
- …etc
色々気になって、手を出してしまう人がいます。
まさに、力んでしまうんですね。
一時的な成果は禁物
DRMを行っていく上で一番大切なことは、「再現性」です。
- 今月だけ集客できた!
- 先月はリストがこんなに集まった
これでは、安心できません。
派手さよりも、地味な安定
鼻息荒く、全速力で走り続けても、体が持ちませんね。
決して、派手でなくても良い。
毎月の売上を安定させることに、価値があるのではないでしょうか。
今月だけ稼いでも、駄目
「プロダクトローンチで、今月1000万円売り上げた」
というのは、再現性はありません。
一般的なプロダクトローンチは、作るだけで膨大な費用と時間がかかりますからね。
「かりそめ」的な売上のために、時間とお金をつぎ込むのは、いただけません。
「毎月安定しているか」=「再現性」
ポイントは、
- どれだけ力を抜いた状態で
- 安定して、売り上げられるか
です。
これが、本当の再現性のある方法なんですね。
そのために、DRMという由緒ある手法を使えばいいんです。
これだけ!DRM実践5ステップ
DRMに関しても、必要最低限だけを覚えておけば大丈夫です。
最低限さえ把握できれば、力まず安定して、再現性のあるマーケティングができます。
DRMでやるべきことは、
- ブログ、Facebook広告で露出を高める
- 無料プレゼントで、見込み客を集める
- ステップメールで育成する
- ランディングページで販売する
- メルマガで繰り返し、接触する
これだけです。
「流れ」を作ることが大切
この流れがあれば、何をしてもOKです。
逆に言えば、余計なことはしなくても大丈夫。
再現性を高めるために、必要最低限なことを、確実に行っていきましょう。
この「再現性」意識すれば、頑張り時、踏ん張り時ということはなくなります。
編集後記
やるべきことは、たいしてないんですね。
山のような情報の中で、しっかりとブレずに商売をされていく。
そのためには、「最低限」にフォーカスしましょう。
手段の目的化を避けて、愚直に最低限を行う。
そこれこそが、稀代な存在になれる鍵ですね。
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この記事への反響
あの人のリーゼントの理由がそんなところにあったなんて・・・ / “ダイレクトマーケティングとは?毎月安定した集客を実現する5つの手順” https://t.co/RZQXH9Brud
— うーと (@utodisney) 2016年12月22日
お忙しいオーナーさんたちにぜひ読んでもらいたい記事です❗→ダイレクトマーケティングとは?毎月安定した集客を実現する5つの手順 https://t.co/fJIfNeiw0Q @ojima_yaから
— 三茶のウェブサポ屋さん (@sancha_web) 2016年12月29日