「アメブロよりも、ワードプレスのほうがいいですか?」
生徒さんから、頻繁にいただく質問です。
そして、いつも回答は決まっています。
「ワードプレスにしましょう」と。
理由は、単純です。
ワードプレスは、持ち家
ワードプレスを使って、ブログを作る。
これは、「自分のもの」になります。
一生商売に活用できる、資産となります。
家で例えると、持ち家です。
自分の好きなように、リノベーションできます。
アメブロは、賃貸
アメブロを使って、ブログを作る。
これでは、残念ながら、自分のものになりません。
アメブロの運営者側の、所有物だからです。
アメブロの所有者は、株式会社サイバーエージェントです。
賃貸は、制限がある
アメブロは、家で例えると、賃貸です。
管理会社が存在するので、自由は制限されています。
これは何も、アメブロに限った話ではありません。
その他ブログサービス全てに、当てはまります。
突然消えたらどうする?
アメブロを使って、頑張ってブログを書く。
しかし突然、そのブログがこの世から消えてしまったらどうでしょう。
これは、十分にありえることです。
実際に、我々の知り合いにもいます。
ブログ記事=資産
ブログ記事は、間違いなく「資産」です。
書けば書くほど、積み上がります。
そしてその記事が、お客さんを連れてきてくれる。
あまつさえ、ブログ記事は、コンテンツ(商品)にもなります。
会社のブランドを作る、名刺代わりにもなり得ます。
資産が消える可能性
コツコツと続けたものが、突然消える。
そんな状況で、継続をするのは、非常に危険ですよね。
というか、いつか消えてしまう可能性があるものを、継続できますか?
コツコツ続けられるのは、それが報われると信じれるからです。
でも、その努力が水の泡になる可能性を秘めていたら…。
自分のものか、他人のものか
よく考えましょう。
コツコツ積み上げた資産を、
- 自分で、管理できるようにしておく
- 相手のさじ加減に、任せておく
どちらが、安全でしょうか。言うまでもありませんね。
カバー曲とオリジナル曲
歌手でも同じです。
- 自分のオリジナル曲を持っている歌手
- 誰かの楽曲をカバーする歌手
息の長いのは、どちらでしょうか。
カバー曲は、相手のさじ加減で決まる
カバーで歌うには、許可も必要でしょう。
作詞家・作曲家が「ノー」と言えば、その時点で、終了です。
いくら、本家よりも歌がうまくても、ダメなもんはダメ。
資産の所有権
当たり前ですよね。
楽曲の所有権は、「作った側」にありますからね。
楽曲(資産)の使い方は、作った側のさじ加減で決まります。
自分のブログやサイトも同じ
ブログ記事も、楽曲同様、あなたのものです。
「自分のコントロール下に置く」という前提を守りましょう。
商用利用が許されていても、1つ1つ行動には規範があります。
あちら側のさじ加減で、いかようにもなってしまうのです。
ウェブ集客でよくある手法
ウェブ集客を行う際に、一般的な手段として、
- アメブロ
- 各種SNS
- ポータルサイト
- …etc
があります。
ところが、これは、歌手でいうと「カバー曲」になります。
つまり、他社のサービス内で、集客を行っているんですね。
サービスが終われば、使えない
仮に、そのサービスが終了したとします。
そうなると、その手はもう使えません。
それらのサービスに依存していれば…
のっぴきならない状態に陥りるでしょう。
だって、他社のメディア(サービス)を使っているわけですから。
自社メディア一択
着実に、息の長いウェブ集客を行う。
そのためには、自分所有のメディアを持つことが必要です。
「オウンドメディア」とも呼ばれます。
管理者のさじ加減でルールが変わってしまう。
そんな誰かのメディアではなく、自分が管理できるメディアです。
自分のメディアを持った上で、次を考える
もちろん、誰かのメディアに乗っかるもの有効です。
その場合は、自社メディアを持った上で、他社メディアを使いましょう。
軸足は、常に自分のメディア。
順番が問題なのです。
では、自社メディアをどう作るのか。
ワードプレスで作れる
ワードプレスがあれば、自社メディアを持つことができます。
テンプレートもたくさん用意されているので、初心者でも安心。
ワードプレスなら、いつ消されるかわからない不安はなくなります。
そうなれば、安心して、コツコツ積み上げることができますね。
資産を積み上げるためにも、自社メディアにこだわりましょう。
ワードプレスについては、書籍を参考にしても良いかもしれません。
編集後記
アメブロを使うのであれば、ソーシャルメディアの役割で使うといいでしょう。
「絶対に駄目」という手法は、存在しません。
すべてに、得手不得手、役割があります。
「こんな使い方は有効だけど、こういう使い方は適さない」
メディアにも、個性があるんですね。
まずは、自社メディアを、育てていきましょう。