「ONE PIECE」という漫画を、知っているでしょうか?
有名なので、おそらく名前くらいは聞いたことがあると思います。
でも、もしかしたら、知らないかもしれませんね。
ONE PIECEの3行要約
そんなあなたのために、3行でザックリ内容を説明しましょう。
- 小さな村に住む少年が、海賊の王様になるために村を出る
- その途中で、仲間を得る
- 様々な敵を、倒していく
という、王道の冒険友情漫画です。
その冒険の途中で、主人公のルフィは、ある人と出会います。
「冥王」レイリー
かの有名な海賊王、ゴールド・ロジャーの船の、副船長「レイリー」さんです。
海賊王の船の副船長といえば、とてつもない存在です。
ルフィは、まだレイリーの足元にも及びません。
その恐ろしさから付けられたアダ名は、「冥王」レイリー。
冥王の質問
あるシーンで、冥王は、ルフィに質問をします。
「キミにこの強固な海を支配できるか!?」(尾田 栄一郎『ONE PIECE』52巻 第507話 /集英社)
個性豊かな海賊が、あふれる海です。
「お前に、この海賊どもを支配できるのか?」
と、冥王は聞いたわけですね。
その質問に対してルフィは、こう返します。
ルフィの答え
「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が 海賊王だ!!!」(尾田 栄一郎『ONE PIECE』52巻 第507話 /集英社)
…。
少年向けの、冒険友情漫画です。
しかし、この返しには思わず、うなってしまいました。
でもこれって、商売でも、まったく同じじゃないでしょうか。
スモールビジネスオーナーの悩み
- 「最近、値下げの要求が厳しくて・・・」
- 「やりたくない仕事を振ってくる、お客さんが多くて・・・」
- 「うちと同じサービスを真似する、ライバルが多くて・・・」
スモールビジネスオーナーから、よく聞く悩みです。
嫌なお客さん、嫌な同業、嫌な取引先。
支配しようとしていないか?
- なんでこうも、たくさんいるのか?
- なんで今じゃなきゃ対応できるのに、今なのか?
- なんでウチならそんなことしないのに、するのか?
悩みは、尽きません。
でもそんなときは、自問自答してみて欲しいのです。
「支配しようと、していないか?」
支配なんかしない
ルフィは、
「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が 海賊王だ!!!」(尾田 栄一郎『ONE PIECE』52巻 第507話 /集英社)
と、言いました。
商売でも、まったく同じでしょう。
自由でいる
支配しようとすれば、反発されます。
ときに戦わなければならず、苦労は尽きません。
そんなときこそ、ルフィの言葉を思い出してみましょう。
「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が 海賊王だ!!!」(尾田 栄一郎『ONE PIECE』52巻 第507話 /集英社)
「値下げしてくれませんか?」
たとえば、30万円の商品を、「15万円にしてほしい。」と言われたとします。
そんなときは、
- 「何としても、30万円で売ろう。」
- =「支配しよう」
と、頑張らなくても良いのです。
付き合わない=自由になる
そもそも、そんな要求をしてくる人とは、
- 付き合わない
- =自由になる
に、限ります。
ルフィの言葉をヒントに
値下げ要求をされたときの、あの何とも言えない気持ち。
同じスモールビジネスオーナーにしか、分かりません。
ルフィの言葉をヒントに、少しでも心軽やかにやっていきましょう。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
値下げ要求をするような人とは、付き合わないに限ります。
「自分らしく働きたい」と思ってはじめた起業、フリーランス、脱サラ。
自分の働きやすさは、誰に何と言われようと、最優先で死守しましょう。
一国一城の主になってまで、「べき論」に従う必要は無いのですから。