値下げ無しで顧客を獲得する方法 | ワンピースのルフィから学ぶ

ワンピースという漫画を、知っているだろうか?

有名なのでおそらく名前くらいは聞いたことがあると思うが、もしかしたら知らないかもしれない。そんなあなたのために、3行でザックリ内容を説明しよう。

  1. 小さな村に住む少年が海賊の王様になるために村を出る
  2. その途中で仲間を得る
  3. 様々な敵を倒していく

という、王道の冒険友情漫画である。その冒険の途中で、主人公のルフィはある人と出会う。かの有名な海賊王ゴールド・ロジャーの船の副船長「レイリーさん」だ。

海賊王の船の副船長といえば、とてつもない存在である。ルフィなんか、レイリーの足元にも及ばない。その恐ろしさから付けられたアダ名は、「冥王」レイリー。

そんなレイリーに向かって、ルフィはいつもの調子で「海賊の王様になる」と宣言する。大胆不敵である。このずうずうしさが、ルフィの長所でもある。

すると、冥王はこのように返した。「君は海賊を支配できるのか?」個性豊かな海賊があふれる海だ。お前にこの海賊どもを支配できるのか?と冥王は聞いたわけである。

その質問に対してルフィは、こう返す。「支配なんかしない。一番自由な奴が王様だ」と。若者向けの冒険友情漫画にも関わらず、この返しには思わずうなってしまった。

でもコレって、商売でもまったく同じじゃないだろうか。

支配しようとしていないか?

  1. 「最近、値下げの要求が厳しくて・・・」
  2. 「やりたくない仕事を振ってくるお客さんが多くて・・・」
  3. 「うちと同じサービスを真似するライバルが多くて・・・」

スモールビジネスオーナーからよく聞く悩みである。嫌なお客さん、嫌な同業、嫌な取引先。

  1. なんでこうも、たくさんいるのか?
  2. なんで今じゃなきゃ対応できるのに、今なのか?
  3. なんでウチならそんなことしないのに、するのか?

悩みはつきない。でもそんなときは、自問自答してみて欲しい。「支配しようとしていないか?」。ルフィは、「支配なんかしない。一番自由な奴が王様だ」と言った。

商売でも、まったく同じだろう。支配しようとすれば、反発される。ときに戦わなければならず、苦労は尽きない。そんなときこそ、ルフィの言葉を思い出してみよう。

「支配なんかしない。一番自由な奴が王様だ」。30万円の商品を、「15万円にしてほしい」と言われたとする。そんなときは、何としてでも30万円で売ろう(支配しよう)と頑張らなくていいのだ。

そもそも、そんな要求をしてくるお客とは付き合わない(自由になる)に限る。値下げ要求をされたときの、あの何とも言えない気持ち。

同じスモールビジネスオーナーにしかわからない。ルフィの言葉をヒントに、少しでも心軽やかにやっていこう。

編集後記

「顧客は断り始めたら、増える」

起業当初、顧客獲得に四苦八苦していた頃に受けたアドバイスだ。その時は、「なに言ってんだ?そもそも断るほどお客いないんだけど?」と思ったが、今なら理解できる。

みんな「どうせなら、繁盛しているところに頼みたい」のだ。特に利用頻度の少ないものほど、そう。だから、ときにはハッタリも大切になる。

  1. 簡単には、電話には出ない
  2. 予定があると言って、懇親会には出席しない
  3. 本当はヒマでも、2週間以内にはアポを入れない

など「繁盛してる感」を出す。効用は「みんなから、求められてるんだな」と感じてくれるということである。顧客を獲得しやすくなることはもちろん、嫌なお客さんの要求を断りやすくなる。

なんたって、こっちはメチャクチャ忙しいのだから。半ばウソっぽくなって、気後れしてしまうかもしれない。当然、誠実なお客さんには、誠実に対応したほうが良いだろう。

だが、値下げ要求をするような嫌なお客とは、ウソをついてでも付き合わないに限る。「自分らしく働きたい」と思ってはじめた起業、フリーランス、脱サラ。

自分の働きやすさは、誰に何と言われようと、最優先で死守しよう。一国一城の主になってまで、「べき論」に従う必要はないのだから。

記事が気に入ったら
いいね!しよう

このは屋の最新情報をツイッターで