「答えを教えてくれて、ありがとうございます。」
そう言って、メンタリストDaiGoさんは、いつも心理対決に勝利します。
彼はなぜ、あんなにも人の心理を読むことができるのでしょうか?
メンタリズムを使っているから?
- メンタリズムを、使っているから
- 巧みな話術で、誘導しているから
- いや、そもそもヤラセだから
色々な理由・考えが、あるでしょう。
なぜ、人の心理を読める?
もし3であれば、話になりませんし、3ではないと思います。
ですから、3ではないということを前提としましょう。
なぜ、彼が人の心理を読むことができるのか?
この点については、まったく分かりません。
何が、すごいのか?
ですが、彼の何が、スゴイのか。
これについては、個人的に、一つの意見を持っています。
それは、準備力。
準備力
- お笑い芸人
- 専門家
- アスリート
- …etc
など、様々なタイプの人と、心理対決を行ってきました。
対戦相手を、徹底的に分析
彼は、心理対決に臨むとき、対戦相手のことを徹底的に分析するといいます。
その上で、対決します。
もちろん、心理術や話術も、たくみなのでしょう。
ですが、何よりもこの、「準備力」がモノを言っているのだと思うのです。
相手を理解していなければ、使えない
原理や原則、理論を知っているとします。
だとしても、相手のことが分かっていないと使えません。
「焦ると、人は、無意識的な行動を犯してしまう。」
という理論を知っていても、実は役に立ちません。
「人は」→「対戦相手は」
知りたいのは、
「焦ると、”対戦相手は”、どういう無意識的な行動をするか」
ということです。
相手を理解した上で、技術を披露する
これが分かって初めて、心理術や話術といった技術を披露することができます。
- 対戦相手のことを、徹底的に分析した上で
- 今まで、学んで、習得した技術を披露する
これは、まさしく商売でも、同じように大切なことです。
さまざまな技術
- 文章術
- 心理術
- 会話術
- …etc
スモールビジネスオーナーは、様々な技術を学んでいます。
これらの技術は一つ一つ、大切でしょう。
ですが、小手先のテクニックに、走ってはいけない。
土台は、「顧客視点」
すべての技術は、「顧客視点」という土台の上に成り立ちます。
それがあって初めて、「技術」を披露することができます。
なおかつ、大切なのは「理論」に加えて、「実際」です。
たとえば、文章術。
理論と実際
「キャッチコピーで、人に注目させることが大切」
という理論だけ知っていても、あまり意味がありません。
知っておかないといけないのは、
「どういうキャッチコピーだったら、顧客が注目するか」
なのです。
顧客を分析・理解する
それを知るためには、「対戦相手」(顧客)のことを理解する必要があります。
「キャッチコピーの型を、いくつ知っているか」
というような、小手先のテクニックよりも、
「お客さんは、どんな人なのか」
ということの方が、よっぽど大切でしょう。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
相手のことさえ分かれば、自然と「注目してもらえる」キャッチコピーを作れます。
顧客視点で、お客さんのことを、徹底的に分析・理解する。
そして、メンタリストDaiGoさんのように、連戦連勝していきたいものですね。