昨今、セミナーやワークショップでは、「反転形式」が注目されています。
反転形式とは、
- 主催者が主役になるのではなく
- 参加者が主体的に学ぶ
スタイルです。
反転形式のほうが、記憶に定着する
- 講師が一方的に話す、従来の方式ではなく
- 参加者も積極的に発言する
「反転形式」とは、このような双方向性の進行を取り入れた授業形式です。
反転授業についての書籍も出ていて、非常に参考になります。
アクティブラーニング
学校などの教育業界では、
「アクティブラーニング」という言葉で広まっています。
参加者同士が、
- ワークをしたり
- ディスカッションしたり
- ディベートしたり
というように、参加者が能動的に学べるように工夫されています。
「アクティブラーニング」について、書籍でも詳しく学ぶことができます。
スモールビジネスでも活用できる
これは、スモールビジネスでも、活用できます。
- セミナー
- 勉強会
- ワークショップ
- お茶会
- レッスン
- 講習
- 説明会
あらゆる場面で、「反転形式」は採用できそうです。
反転形式に移行するのは、簡単
「反転形式」への変更方法は簡単で、
- 一方通行で、話を聞くのではなく
- 双方向で、発言し合えるように
カリキュラムを組めばいいのです。
実際のやり方は?
ここまで聞くと、
「でも、反転形式のセミナーって具体的にどうやればいいの?」
という疑問もあると思います。
ご安心下さい。具体的なやり方をお伝えします。
「反転形式のセミナー」を例に、お話しますね。
セミナー×アクティブラーニング
セミナーで「反転形式」を取り入れるには、どうすればいいでしょう。
難しく考える必要はありません。
- 皆で集まって
- ある議題について話し合い
- 意見を出し合い、発表し
- まとめる
これができれば、いいんです。
活用できそうな匂いが、プンプンしませんか?
ツールはZoomを活用する
何も会場を借りる必要はありません。
むしろ、オンライン開催が理想的でしょう。
Zoomを使えば、簡単にオンライン開催ができます。
機能をフルに活用する
- パソコン画面の共有
- ミーティングの録画
- グループを作り、部屋を分ける
- …etc
ビデオ会議ソフトの機能を使えば、様々なことができます。
非常に簡単に導入できるツールなので、お試しください。
ワークはGoogleドキュメントで
セミナーを行うと、ワークをする場面もありますね。
- 参加者みんなで考えを出し合う
- そして、アイディアを、共通の紙に書き込む
なんてことをやると、場が活性化しそうですね。
その時は、Googleドキュメントを使いましょう。
共有設定を使えば、参加者全員で書き込むことができます。
便利なツールは、たくさんある
今の世の中は、かなり便利です。
無料で利用できるウェブサービスやツールが、たくさんあります。
色々調べてみると、「え、こんなのあるの?」と驚きます。
文明の利器は、ぜひとも活用できるようにしたいですね。
編集後記
どんな人でも、ある程度の「緊張感」がないと、集中力は続きません。
主催者は、それを理解して、「場作り」を心がけましょう。
- 一方通行で、話を聞くのではなく
- 双方向で、発言し合えるようにする
これをやるだけで、場の質が一気に変わります。
場合によっては、事前課題を用意しても良いですね。
ぜひ、「反転形式」をお試しください。