技術を持った、「職人」。
そういう人は、ついつい、その技術を高めることばかりに、注力してしまいがちです。
我々も以前、「映像制作」という「技術」を高めることに、取り組んでいました。
より、高クオリティの動画を制作できるように。
戒めるために…
でも、こんなことを聞いたことがないでしょうか。
- 「技術力」よりも、「集客力」が大切
- 良いモノを作っても、知られなければ意味がない
- イイものを作るより、イイものを紹介せよ
職人は、「技術の向上」に終始して、結果的に集客できなくなってしまいます。
集客できなければ意味がない?
それを防ぐために、
「どれだけ技術があっても、集客ができなければ意味がない」
というようなことが、言われているわけです。
でもコレって、本当でしょうか?
技術力は、どうでもいい?
我々は、ちょっと違うのではないかと考えています。
もちろん、「技術力だけでは、食っていけなくなる」ということは分かります。
でもそれは、「技術力は、どうでもいい」ということでは無いでしょう。
前提として、「いいモノ」がないと、いけません。
いいモノあっての、集客
要するに、「技術力」あっての「集客力」。
ですから、先にくるのは間違いなく、「技術力」なのです。
「技術力よりも、集客力が大切」という話が高じて、
- 「いいモノだけど、なかなか世に広まらない」
- よりも
- 「わるいモノが、ドンドン世に広まる」
というのは、どう考えても具合が悪いですし、本末転倒でしょう。
職人より、商人?
「良いものを作り出す人(職人)よりも、それを広める人(商人)の方がエライ」
という風潮に、違和感すら覚えます。
あなたは、どうでしょうか?
・・・
・・・
・・・
職人の商人化
でも、今の世の中では、商人の方がエライし、得をしているようです。
- 「いいモノを作っている人」
- よりも
- 「いいモノを紹介している人」
の方が、尊敬を集めている感すらあります。
この状況をくつがえすためには、「職人の商人化」が必要なのです。
コンテンツ化
その第一歩が、「コンテンツ化」です。
「職人」としての技術や体験を、コンテンツにする。
いわゆる「暗黙知の、形式知化」というものです。
暗黙知の、形式知化
それができれば、そのコンテンツを、様々なカタチで活用することができます。
- 教材コンテンツにして、「販売」に活用
- マニュアルにして、「教育」に活用
- 無料プレゼントにして、「集客」に活用
つまり、「商人」になれます。
モノづくり×集客
もちろん、完全に職人から、商人になる必要はありません。
職人は、モノを作ることができるのです。
「モノの紹介」に終止する必要は、ありません。
「モノづくりもできるし、集客もできる。」
いわば、「職人と商人のハイブリッド」になれるというわけです。
コンテンツ化できないか?
繰り返しになりますが、第一歩は「コンテンツ化」するということ。
「自分の技術や体験を、コンテンツ化できないか?」
一度時間をとって、考えてみることをおすすめします。
時間をかけてでもおこなう価値が、大いにあるでしょう。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
教材・コンテンツ販売にあたっては、今や
などを利用することで、簡単に「自社専用ネットショップ」を始めることができます。
また、「リード獲得」などのフロントエンド商品として、活用することもできます。
業界や業種、業態は、関係ありません。
「コンテンツ化」を、していきましょう。