「ネットから集客できるようになりたい」
これは、ほとんどのスモールビジネスの切実な願いです。
念願のネット集客を実現するために、多くの方は勉強します。
セミナー、塾、講座…あらゆるノウハウを学びます。
しかし、1つ覚えておくべきことがあります。
それは、勉強しすぎると悪影響を及ぼすこともある、ということ。
たとえ話を交えてお伝えします。
コレステロールの体への影響
- 善玉コレステロール
- 悪玉コレステロール
- LDH
- HDL
健康情報を見ていると、頻繁に耳にする言葉です。
先日、私たちのお客様である、治療家の方の勉強会にお邪魔してきました。
勉強会のテーマは、「コレステロール」。大変興味深い内容でした。
コレステロール=悪いもの?
コレステロールのイメージはどのようにお持ちでしょうか。
多くの人は、「コレステロール=悪」という考えが多いのではないでしょうか。
しかし、コレステロールというのは、栄養素です。
栄養素ですから、完全に悪いものではないんですね。
LDLとHDL
コレステロールで有名なのは、
- LDL
- HDL
の2種類があります。
LDLコレステロール
LDLコレステロールが増えると、
- 体の隅々に運ばれるコレステロールが増える
- その結果、動脈硬化を促進する
このような結果になります。
HDLコレステロール
HDLコレステロールは、
- 体の隅々の余分なコレステロールを、肝臓に運ぶ
- その結果、動脈硬化の防止の働きをする
という役割があります。
以上から、
- LDLは悪玉
- HDLは善玉
と言われています。
コレステロールは、栄養素
要するに、コレステロールといっても、悪いものだけではないのです。
そもそも、コレステロールは栄養素ですから。
では、どうしてコレステロールは栄養素なのに、健康に影響をおよぼすのか。
悪いのは、「余分に」あるから
それは、余分なものがあるからです。
余分なコレステロールがあると、LDLは活発になり、動脈硬化を進めてしまいます。
栄養素も余りすぎると、死に至る危険性もあるということですね。
これは、スモールビジネスの「ノウハウ学習」の際にも同じことが言えます。
いくら良いものでも、余ると意味がない
コレステロールは栄養素なので、体に良いはずです。
しかし、動脈硬化を引き起こし、死に至る可能性もある。
この事実は、
「いくら良いものでも余ると意味が無くなる」
ということを示唆しています。
ノウハウ=栄養
私たちスモールビジネスで言えば、知識やノウハウが当てはまります。
書籍やセミナーでたくさん勉強すれば、当然知識は増えていきます。
しかしながら、実践をしなければ、何も変わりません。
知識だけたくさん持っていても、意味がない
コピーライティングを血眼になって習得する。
ところが、ランディングページを作って集客しなければ、意味がありません。
そして、当然売上には繋がりません。
勉強するのは、気持ちが良いけど…
知識やノウハウを集めるのは、自分の成長が感じられるので、気持ちの良いことです。
だからこそ、注意が必要です。
「アウトプットして実践する」というステップまで届かない限り、成果はでませんからね。
知識・ノウハウも、余ると危険
知識も詰め込みすぎると、脳内に余ります。
余ってしまうと、それが足かせとなって、行動ができなくなります。
選択肢が多すぎて、挙句何をするべきかわからなくなるわけです。
ある程度食べたら、適度な運動をする。
知識を学んだら、すぐさま実践する。
その循環が心要なのです。
アウトプット前提のインプット
知識を学んで余らせないためにも、アウトプット前提のインプットをしていきたいですね。
「いつ使うかわからないけど、とりあえず学んでおく」
という学習を避けておけば、長期的に見ると、健康な商売ができそうですね。
学んだら、すぐ作る
ネット集客で言えば、以下のような癖付けをしましょう。
- ブログについて学んだら、すぐさまブログを更新してみる
- メルマガについて学んだら、すぐさまメルマガを発行してみる
- ランディングページについて学んだら、すぐさまランディングページを作る
- ステップメールを学んだら、すぐさまステップメールを組んでみる
インプットとアウトプットが、セットになっていることが大切です。
これが、ウェブ集客を成功させる最大のポイントです。
善玉なインプット、学習をしていきましょう。
(参考:ノウハウコレクターのあなたへ | 本やセミナー学習より大切なこと)
編集後記
アウトプット前提の情報収集が、一番身になります。
ノウハウを習得したら、「自分のビジネスのどの部分で使うのか」をきっちり確認したいですね。
常に「これは自分の商売のあの部分で活用しよう」という着眼点が必要です。
手法やノウハウを学んだら、きちんと繋げていきましょう。