ランディングページは、集客する上で必須のツールです。
そんな訳で、大半の人が、コピーライティングを学びます。
テンプレートに当てはめて、セールスレターをしたためます。
そして、告知を開始。
あれ、反応がない…
渾身のランディングページをリリースするも、お申込みが入らない。
こんなケースを、よく聞きます。
おかしいですよね。しっかり作ったのに。
申込みが来ない原因は?
原因として多いのが、テンプレートにこだわりすぎている、ということです。
「よし、このテンプレを使えば、きっと私も」
と、期待を胸にランディングページを作る。
ところがその際に、テンプレートを埋めることが目的になってしまう人が多いんです。
ランディングページを読む人の気持ちが、見えにくくなってしまうんですね。
「読む人」のことを第一に
ランディングページを作る目的。
それは、申込みを得ることです。(自己満足ではありませんよね?)
でも、いざ作る側になると、大切なことを忘れがちです。
その時は、「読む人」の側で、考えてみましょう。
選ぶ側、購入者側になった途端、見えてくることがあります。
お客さんに選ばれるには?
ここを考える事例として、美容室の話をします。
「どの美容室がいいかな~」
ランチをした女性友達から、聞かれた質問です。
「自分で決めなさい」
正直、これが私の回答です。
とは言え、私はこういう類の話が好きなので、沢山語り合いました(笑)。
美容室の選び方
その友達の美容室の選び方は、こんな流れでした。
- スマホで検索する
- ホットペッパーなどの情報サイトを見る
- 口コミをチェックする
- 自分の好みに照らし合わせてお店を選ぶ
まぁ、一般的な探し方ですよね。
どこがいいかわからない…
ところが、彼女は非常に悩んでいました。
引きも切らずに、美容室のウェブページが出てくる。
「結局どこがいいかわからない」という状態になってしまったんです。
そん中、その友達は言います。
「でもね、もう3つには絞ってあるんだ」と。
選ばれし3つの美容室
数多くある美容室の中で、すでに彼女の中では、大方決まっているというのです。
男性の私から見たら、正直どの美容室のページも、同じでした。
頭がこんがらがっている私に、彼女は説明してくれました。
「ほら見て~」と美容室のページを見せながら、自分が選んだ根拠を話し始めました。
選ばれた美容室の共通点
彼女の説明を受けた後、私は3つの美容室のページの共通点に気づきました。
彼女の選んだ美容室のページには、
- こうなれますよ
- こんな人におすすめですよ
という要素が、例外なしに含まれていたのです。
これって、私たちの商売でも同じことが言えます。
美容室のページにあたるのが、商品・サービスを販売するランディングページ。
私たちで言えば、こう考えることができます。
2つの判断基準
実際にその友達は、
- 「こんなイメージになれるんだって」
- 「私はこのタイプだから、これがいいと思う」
というように、その2つを判断基準を持っていました。
未来像と適性
つまり、ページに書かれていた、
- 具体的未来像
- 自分に本当に合っているか
といった部分に、惹かれたということになります。
これは、ランディングページでも、同じように考えられます。
テクニックよりも大切なこと
コピーライティングというと、様々なテクニックがあります。
しかし、そのテクニックを全部使えばいいかというと、そんなことはありません。
極論、お客様に行動してもらえなければ、意味がありません。
あらゆる技を使う前に、最低限の部分は抑えましょう。
自分のランディングページは大丈夫?
ご自身のランディングページには、
- 具体的未来像
- 自分に本当に合っているか
の2つは書かれていますか?
簡単なのは、「お客さんの声」を見せること
- 具体的な未来像として、既存のお客さんの声を集める
- 適性を理解してもらうために、ターゲットと似た人の推薦の声を集める
こうすることで、お客様が勝手にイメージしてくれるようになります。
2つの要素、お忘れなく。
(参考:ランディングページとは|ホームページとの違いから丁寧に解説)
編集後記
女性の意見を取り入れることは、何かの突破口になることもありそうですね。
具体的な未来像を見せるために有効なのは、成功ストーリーや既存客の事例について伝えることです。
「こんなお客さんが、こうなりました」
というストーリーを入れることで、自然とベネフィットを感じてくれます。
何か、ストーリーを思い浮かべてみましょう。