さて、これらの経済誌。あなたは、購読しているだろうか。
ちなみに私は、購読していない。
サラリーマンの時は購読していた気がするが、今は一つも購読していない。
雑誌や新聞、購読してる?
「他の人は、どうなんだろう?」
と思って、スモールビジネスオーナーの知り合い十数人に聞いてみた。
すると、ビックリ。みんな、購読していなかった。
もちろん、知り合いといっても、10代や20代じゃない。
30代や40代、50代の、スモールビジネスオーナーたちだ。
私や私の知り合いが、「なまけ者」なのだろうか。
判明した事実
みんなサラリーマン時代は、購読していたみたいだ。
でも起業してからは、
「雑誌どころか、新聞すら購読していない人が多数派」
という事実が判明した。
もちろん、声を大にして自慢するようなことじゃない。
なぜ、購読しなくなる?
「雑誌や新聞なんて、購読する必要はない」
なんて、声高に主張したいわけでもない。
雑誌や新聞も、いいものだろう。
ただ、この事実は「おもしろい」と思った。
サラリーマンの時は、雑誌や新聞を購読していた。
にも関わらず、なぜ起業すると、購読しなくなるのだろう?
歯切れよく結論
「そんな暇は、無い」
細かいことを抜きにして、歯切れよく結論をいってしまえば、この一言だろう。
もちろん、まったく読まないというわけじゃない。
「読まない」のではなく、「購読しない」ということだ。
コンビニで立ち読みくらいは、するかもしれない。
どこから情報収集をしてる?
とはいえ、情報収集はスモールビジネスオーナーにとって、大切な仕事の一つでもある。
学習することをやめてしまえば、ゆるやかに衰退していくのは目に見えている。
知り合いのスモールビジネスオーナー達も、情報収集は怠っていない。
ただ、雑誌や新聞からは、情報収集をしていないというだけだ。
じゃあ、どこから情報収集をしているのか?
現場は、宝
それは、「現場」。
- 自らのお客さんとの、会話
- 事例を共有する、セミナーや勉強会
- 飲み会の、スモールビジネス仲間との会話
- …etc
などの情報には、現場感が色濃く出る。
そういうところで聞く話こそ、貴重な情報の宝庫なのだ。
地に足
現場は、宝。
- 自らのお客さんとの、会話
- 事例を共有する、セミナーや勉強会
- 飲み会の、スモールビジネス仲間との会話
- …etc
をして、丁寧に情報をまとめる。
そうしていたら、雑誌や新聞を読む時間が無くなるのも、うなづける。
現場を大切に
だから、魅力的な人は、
- 「フワッとした」話
- じゃなくて、
- 「地に足付いた」話
が、できるのだろう。
現場を差し置いてまで、必要な情報は、そう多くはない。
あらためて、現場を大切にしていきたいものだ。
編集後記
スモールビジネスオーナーの大半が、新聞や雑誌を購読していないことには驚いた。
(我々の周りだけかもしれないが)
現場の情報をまとめて新しいアイデアを実践すれば、直に販売向上に結びつく。
「せまい世間の情報しか、手に入らない」
と危機感を感じるかもしれないが、それでもいいんじゃないだろうか。
上っ面のひろい情報に触れたところで、頭でっかちになるだけかもしれない。
せまい世間だろうが、
「そこから、どれだけの教訓や知見を得られるか」
も、大切なんじゃないだろうか。
「頭の良い人たちの、思考や意見」も良いが、
「自らが経験してわかった、思考や意見」も、大切にしていきたいものだ。
(参考:お客さんの声の集め方 | 起業1年生でもできる簡単な3つの方法)