キーワード選定なしのウェブ集客術

  1. 「キーワード選定が難しくて、よくわからない・・・」
  2. 「キーワードを意識すると、変な文章やタイトルになっちゃう・・・」
  3. 「そうなると、検索エンジンから集客できなくなっちゃう・・・」

今回は、このような悩みを抱えているスモールビジネスオーナーに向けてお送りする。「キーワードは選定するな」という話から、「キーワードよりも大切な共感ウェブライティング術」について。

ウチもウェブ集客をし始めたころは、キーワードを意識して「タイトルを決める」「文章を書く」といったことをやっていた。でもキーワードばかりを意識すると、不自然な文章になったり、あざといタイトルになったりする。まさしく、そんな状態だった。

何よりも、キーワードを意識すると「つまらない」。なぜか書く文章も、書くこと自体も圧倒的につまらなくなる。義務感でいっぱいになる。業務で仕方なしにやってるなら別だけど、我々スモールビジネスは「どうせやるなら楽しみたい」。「好きこそものの上手なれ」の体現者だ。

つまらないことなんて無いに越したことはない。安易にべき論に逃げなくていい。キーワードを捨てることがその解決の糸口になる。今回は、そんな「キーワード選定なしのウェブ集客術」についてお伝えする。

では、さっそく、内容に入っていこう。まずは、「キーワードは選定するな」という話から。

キーワードは選定するな

ウェブ集客において、「キーワード選定が大切」ということはよく聞くだろう。

グーグル検索、ユーチューブ検索、リスティング広告。これらにおいてキーワードはとても大切だ。「キーワードを正しく選ぶことができれば、集客できる」というのがウェブ業界の常識といえる。

だが、実はウェブ集客で大切なのはキーワードだけじゃない。というよりも、キーワードを気にし過ぎると集客できなくなる危険がある。(何よりも、つまらない)

よく言われている「キーワードによるウェブ集客のノウハウ」は、検索に引っかかるようなキーワードで記事を書くこと、キーワードを組み合わせて記事や動画のタイトルを設定すること、販売に結びつくようなキーワードで広告出稿すること。

このようなことがいわれている。だから、みんなキーワードを重視して記事を書いたり、動画を作ったり、広告を出稿したりする。すると、ブログ記事でいうと不自然な文章になってしまったり、キーワードの繰り返しになってしまったりする。

特に初心者ほどそうだ。キーワードを意識しながら自然な文章を書くなんて、よっぽど文章力がある人じゃなきゃできない。何よりも、「みんなと同じことをやってしまう」のが一番の問題だ。

キーワードを選定する際には、大抵の場合キーワードツールを使う。すると、みんな同じようなキーワードを設定することになる。だって、誰が使っても同じ結果をキーワードツールは表示するから。

結果的に、どこかで見たことのあるようなタイトルの記事や動画が乱立するわけだ。もちろん集客できないわけではないが、そのような取り組みをしている限り、結局のところ「量」を追求したところが勝つという結果になる。

不毛な争いになってしまうわけだ。じゃあ、どうすればいいのだろう?

キーワードを捨てる

勇気を持って、「キーワードを捨てる」という選択肢を選ぶということだ。

実は現在のウェブ集客においては、必ずしもキーワードだけが大切ではなくなってきている。一番の要因は「ソーシャルメディアの台頭」。フェイスブックやツイッターをはじめとしたソーシャルメディアでは、そもそもキーワード検索という概念があまりない。

それよりも、「共感」や「親しみやすさ」、「個性」といったキーワード以外の部分が大切となる。あなたもそうだと思うが、ニュースフィードに流れてくる記事を読むかどうか、写真にいいねするかどうかは、キーワードでは選ばないんじゃないだろうか。

「なんかおもしろそう。」で読むかどうか、あるいは「いいね」や「シェア」をするかを判断するだろう。わざわざ検索ボックスでキーワードを検索して、「いいね」や「シェア」をするコンテンツを探す人なんて超少数派だ。

つまり、SNS時代のウェブライティングにおいては、キーワードを捨てても支障はない、ということになる。そもそもウェブからの集客経路は「検索エンジン」だけじゃない。

キーワードを重視し過ぎてしまう思考の危険性は、集客を検索エンジン(SEO)一本、「検索エンジン様様」にしてしまうことにある。ウェブから集客する手段なんて、他にいくらでもある。検索エンジンなんて、それらの一つの手段にしか過ぎない。

フェイスブックでシェアするため、ツイッターでコミュニケーションを生むため、ユーチューブ動画のスクリプト代わりにするため、記事の広告を出稿するため。

パッと思いつくものを4つあげたが、検索エンジン(SEO)以外でもブログ記事の活用方法はたくさんある。(というか、SEOだけで集客できてるトコロなんて超少数派だ)

ブログ記事はコミュニケーションのきっかけだから、検索エンジン(SEO)だけで役割を発揮するわけじゃない。繰り返すが、SNS時代のウェブライティングにおいては、キーワードを捨てても支障はない。

スモールビジネスにとってありがたい

この状況は、我々のようなスモールビジネスにとっては、とてもありがたい環境になってきているといえる。キーワードを重視した「量」の勝負だと、どうしてもスタッフなどを多く抱える大企業の方が強い。社員や外注ライターを総動員されたら、とうてい太刀打ちできない。

でも、キーワードを重視した勝負じゃなくて、「共感」や「親しみやすさ」、「個性」の勝負であれば「量」の勝負にはならない。むしろ、スモールビジネスの方に軍配が上がる。ここを上手に利用するわけだ。「弱み」なんてすぐに「強み」に変わる。

つまり、SNSが台頭する現代の商売において大切なのは、キーワード選定スキルといった小手先のテクニックじゃない。「共感」や「親しみやすさ」、「個性」を伝えることのできる「本物」の情報発信力が大切なのだ。

情報発信力とは、つまるところ、「書く力」と「話す力」。特にウェブにおいては、「書く力」が大切になる。ブログ、SNS、メルマガ、ランディングページ。すべてはウェブ上において文字で表現される。

その「書く力」を身につけるにあたっても、小手先のテクニックを求めないことをオススメする。小手先のテクニックっていうのは、たとえば「句読点の打ち方」とか「助詞の使い方」とかのことだ。

そんなもんやっても、習字と一緒で「個性のない文章」になるのがオチだ。じゃあ、どうすれば本物の「書く力」が身につくのか?

20歳の自分に受けさせたい文章講義

一番は「書くこと」だが、結論がこれじゃ元も子もないだろう。そこで、いつもおすすめしている書籍を紹介したいと思う。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」古賀 史健

この本では、小手先のテクニックではなく、本物の「書く力」が身につく。一読をおすすめする。

編集後記

検索エンジン(SEO)からの集客でキーワードが大切なことは変わらない。だけど集客方法は、検索エンジンだけじゃない、ウェブからの集客方法なんていくらでもある、ブログ記事はコミュニケーションのきっかけということを覚えておくと良い。

さらに、『SEOに頼らないブログの攻略法』で解説の通り、スモールビジネスのウェブ集客に大量のアクセスなんていらないということも抑えておこう。

今後もSNSやまた違ったウェブサービスやツールが出てくる。大切なのは、今回のことは「SNSが特別」ということじゃないということ。匿名から実名へ、一方向から双方向へ、ノウハウから共感へ。

何よりも「不自然」から「自然」へ。これらの大きな流れを把握することが何よりも大切だ。そもそも人間が検索キーワードを意識しながら文章を書くなんて、不自然極まりないのだ。

個性を感じてもらえる文章を書くためには、小手先のテクニックでは難しい。紹介した書籍を一読することをオススメする。

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