ウェブ集客において、
「キーワード選定が、大切」
ということは、よく聞くだろう。
- グーグル検索
- ユーチューブ検索
- リスティング広告…
これらにおいて、検索キーワードは、とても大切だ。
「検索キーワードを正しく選ぶことができれば、集客できる」
というのが、ウェブ集客の常識といえる。
だが実は、ウェブ集客で大切なのは、検索キーワードだけじゃない。
検索キーワードによる、ウェブ集客のノウハウ
というよりも、検索キーワードを気にし過ぎると、集客できなくなる危険がある。
一般的な、「検索キーワードによる、ウェブ集客のノウハウ」では、
- 検索に引っかかるようなキーワードで、記事を書くこと
- 検索キーワードを組み合わせて、タイトルを決めること
- 販売に結びつくような検索キーワードを、設定すること
このようなことが、いわれている。
キーワードを重視し過ぎると、起こる問題
だからみんな、検索キーワードを重視して、
- 記事を書いたり、
- タイトルを決めたり、
- 動画を作ったり、
する。そうなると、ある問題が起こる。
たとえば、ブログ記事でいうと、
- 不自然な文章に、なってしまったり、
- 検索キーワードの繰り返しに、なってしまったり、
する。特に初心者ほど、そうだ。
「みんなと同じ」になってしまう
「検索キーワードを意識しながら、自然な文章を書く」
なんて、よっぽど文章力がある人じゃなきゃできない。
それに、「みんなと同じ」になってしまうのも、大きな問題だ。
検索キーワードを選定する際には、大抵の場合、キーワードツールを使うことになる。
「どこかで見たことある」記事や動画が乱立する理由
すると、みんなと同じような検索キーワードを、設定するようになる。
だって、誰が使っても同じ結果を、検索キーワードツールは表示するのだから。
結果的に、どこかで見たことのあるような、記事や動画が乱立するわけだ。
もちろん、それでも集客できないわけではない。
「量」を追求する=不毛な争い
だが、そのような取り組みをしている限り。
結局のところ、「量」を追求したところが勝つということになる。
不毛な争いに、なってしまうわけだ。
できることなら、不毛な争いなどしないに越したことはない。
じゃあ、どうすればいいのだろうか?
検索キーワードを、捨てる
勇気を持って、
「検索キーワードを、捨てる」
という選択肢を選ぶ、ということである。
実は現在のウェブ集客においては、必ずしも、
「検索キーワードだけが、大切」
ではなくなってきている。
ソーシャルメディアの台頭
- フェイスブック
- ツイッター
- インスタグラム
をはじめとしたSNSでは、キーワードよりも、
- 「共感」
- 「親しみやすさ」
- 「個性」
といった部分の方が、大切となる。
そもそもウェブからの集客経路は、「検索エンジン」だけじゃない。
ウェブからの集客経路は、「検索エンジン」だけじゃない
検索キーワードを重視し過ぎてしまう思考の危険性は、
- 検索エンジン(SEO)一本
- 「検索エンジンさまさま」
- 「グーグルさまさま」
にしてしまうことにある。
ウェブから集客する手段なんて、他にいくらでもある。
検索エンジンなんて、それらの一つの手段にしか過ぎない。
ブログ記事の役割
ブログ記事だって、そうだ。
- フェイスブックで、シェアするため
- ツイッターで、コミュニケーションを生むため
- ユーチューブ動画の、スクリプト代わりにするため
- 記事の広告を、出稿するため…
パッと思いつくものをあげた。
検索エンジン(SEO)以外でも、ブログ記事の活用方法は、たくさんある。
SEOだけで集客できているところなんて、超少数
というか、実際のところ、検索エンジン(SEO)だけで集客できている。
そんなところなんて、我々の知る限り、超少数である。(ごくごく、一部)
ブログ記事は、コミュニケーションのきっかけである。
検索エンジン(SEO)だけで、役割を発揮するわけじゃない。
スモールビジネスにとってありがたい
検索キーワードを捨てても、大した支障はない。
このような状況は、我々のようなスモールビジネスにとっては、とてもありがたい。
「検索キーワードを重視した「量」の勝負(=不毛な争い)」
だと、どうしてもスタッフなどを多く抱えるトコロの方が強い。
社員や外注ライターを総動員されたら、とうてい太刀打ちできない。
「量」の勝負=不毛な争いをしない
だが、検索キーワードを重視した「量」の勝負(=不毛な争い)ではなく、
- 「共感」
- 「親しみやすさ」
- 「個性」
の勝負であれば、むしろ、スモールビジネスの方に軍配が上がる。
スモールビジネスに軍配が上がる
ここを、上手に利用するわけだ。
「弱み」なんてすぐに、「強み」に変わる。
つまり、ソーシャルメディアが台頭する現代の商売において大切なこと。
それは、キーワード選定スキルといった、小手先のテクニックじゃない。
- 「共感」
- 「親しみやすさ」
- 「個性」
を伝えることのできる、「本物」の情報発信力が大切なのだ。
「書く力」と「話す力」
スモールビジネスで、汎用性のある情報発信力といえば、「書く力」と「話す力」。
(もちろん、他にも情報発信手段はある。)
中でもまずは、「書く力」(≒考える力)が、大切になる。
(話すときは、それをスクリプト代わりにして、話すこともできる。)
「書くこと」
その「書く力」を身につけるにあたっても、小手先を求めないことをオススメする。
じゃあ、どうすれば小手先ではない、「書く力」が身につくのか?
一番は、実際に「書くこと」だ。
書いていこう。
編集後記
検索エンジン(SEO)からの集客で、検索キーワードが大切なことは変わらない。
だけど、
- 集客方法は、検索エンジンだけじゃない
- ウェブからの集客方法なんて、いくらでもある
- SEOだけで集客できているところなんて、超少数
- ブログ記事は、コミュニケーションのきっかけ
ということを、頭に入れておくことをおすすめする。
(参考:メディアは手段に過ぎない ブログ・メルマガは終わったのか?)