メニュー
このは屋
スモールビジネス特化の学び舎
スモールビジネス特化の学び舎。商売と生活と文化を結び付ける生涯学習カルチャーセンター。初心者のスモールビジネスオーナーに向けて、パソコン教室、各種ワークショップ等、カルチャーセンターを運営。ネットから集客する方法、オンラインで商売する方法、労働集約型から知識集約型へ移行する方法、サブスクリプションで収益を安定させる方法…etc。鼻歌まじりの商売と生涯を、ワンストップで、トータルにサポートしている。

【アクセス至上主義とは】ブログ集客の重要点は大艦巨砲主義に学ぼう

このは屋
このは屋
スモールビジネス特化の学び舎 このは屋です。

第二次世界大戦(太平洋戦争)で、最も有名な戦艦といえば、何でしょうか?

間違いなく、「大和」でしょう。

宇宙戦艦ヤマト」という、アニメもありますね。

年配層だけでなく、若年層にまで、その名が広く知れ渡っています。

(といっても、平成・令和世代の若者には、なじみがないかもしれません。)

目次

戦艦大和とは

この戦艦大和、沈まない船「不沈艦」といわれました。

建造期間は、およそ2年10ヶ月。

当時のお金で、約1億4,000万円もの費用をかけて、建造されました。

大和が建造されたときの日本の思想は、「大艦巨砲主義」と呼ばれるものでした。

大艦巨砲主義とは

大艦巨砲主義とは、とてつもなく簡単にいうと、

「より大きく、より強い、戦艦があれば、戦争に勝てる」

といった思想のことです。

あわせて読みたい

日露戦争〜太平洋戦争まで

この思想は、

  • 日露戦争の日本海海戦で
  • 東郷平八郎率いる日本海軍が
  • ロシアのバルチック艦隊を撃破してから
  • 第二次世界大戦(太平洋戦争)まで

ずっと、信じられてきたものです。

戦艦 → 航空機

ですが、現実は異なっていたのです。

太平洋戦争の主力戦力は、航空機でした。

大和は戦艦同士の戦いではなく、航空機によって沈没させられています。

「大艦巨砲主義」という「前提」

大活躍を期待されて、就役した大和。

結果的には、その実力を発揮できず、海に沈んでいきました。

その豪華な設備から、「大和ホテル」などと揶揄されながら。

当時は、「大艦巨砲主義」という「前提」がありました。

「前提」が変われば、「結果」も変わる

その「前提」があったからこそ、年月と費用をかけて建造された戦艦。

そんな戦艦も、「前提」が崩れてしまえば、無用の長物となってしまうということです。

「前提」が変われば、「結果」も変わる。

これは、ウェブ集客でも同じことがいえます。

「アクセス至上主義」とは

ウェブ集客における、「大艦巨砲主義」。

それが何にあたるかというと、「アクセス至上主義」です。

この思想の前提は、

「より沢山のアクセス、より多くのPVがあれば、うまくいく」

ということです。

  • 大艦巨砲主義=より大きく、より強い、戦艦があれば、戦争に勝てる
  • アクセス至上主義=より沢山のアクセス、より多くのPVがあれば、うまくいく

です。

現実は、異なる?

ですが例によって、現実は違います。

どれだけたくさんのアクセスがあっても、簡単には、「うまく」いきません。

アクセスアップに取り組む前に、やるべきことがあるのです。

特に、スモールビジネスの場合は。

アクセスの「垂れ流し」

  1. ブログやYouTubeに訪れる
  2. メールアドレスを登録する
  3. ステップメールで情報が届く
  4. 商品・サービス案内ページをみる
  5. 購入する(or メルマガで別商品購入)

というウェブ集客導線を、キッチリと設計していない。

そうなると、せっかくのアクセスも、「垂れ流し」になってしまいます。

そもそも、沢山のアクセスを集めること自体が難しいのです。

アクセスに固執する?

アクセスアップに固執する。

ということは、

  • 戦艦で、戦うことばかりに固執して
  • 新しい選択肢(航空機)が、みえていない

そんな状況と、よく似ています。

アクセスばかりを追い求めない

「前提」が変われば、「結果」も変わります。

アクセスばかりを、追い求めない。

そして、目的から今一度考え直してみることをおすすめします。

ウェブ集客については、書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。

編集後記

アクセス集めに取り組むことが、悪いとは言えません。

アクセスを集めているサイトを、ひがむ訳でもありません。

ただ、アクセス集めばかりに、頭がいってしまう。

そうなると、ウェブ集客に取り組むのが嫌になってしまう時があります。

ゴールがあまりにも遠くて、進歩が実感できないと、つまらなくなってしまうからです。

我々も、そう感じる時がありましたし、今でもあります。

そんなときには、今回の話を思い出してみてください。

あわせて読みたい
【Web導線設計とは】遊戯王カードの封印されしエクゾディアに学ぼう あなたは、遊戯王カードを知っているでしょうか? 我々と同じ世代なら、遊戯王カードをプレイしていたでしょう。 上の世代であれば、お子さんがハマっていたかもしれま...
あわせて読みたい
【メディアミックス戦略とは】ポケモンのビジネスモデルに学ぼう ポケモンの、ビジネスモデルの話をしましょう。 ポケモンといえば、もともとはゲームボーイが始まりです。 赤と緑のパッケージで、「ポケモン赤」「ポケモン緑」なんて...
あわせて読みたい
【ブログで集客できない?】江戸時代の寺子屋の教科書・教育法に学ぼう 【ブログで集客できない?】江戸時代の寺子屋の教育方法に学ぼう

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次