これまで多くの講師の、セミナーをサポートしてきました。
我々の前身は、「セミナー支援業」です。
集客を代行したり、撮影を請け負ったりしていました。
集客できて「いる」人と、できて「いない」人の違い
携わってきたセミナーは、年間およそ100〜200。
たくさんのセミナー講師と会っていると、
「セミナーに集客できている人と、できていない人」
の違いが、自然と見えてきます。
セミナー集客できて「いる」人の共通点
結論。
安定的に、セミナー集客できている人。
そういう人は、「見込客リスト」を普段から集めています。
もちろん、他にも両者の違いはあります。
ですが、最もインパクトの大きいものを1つ挙げるとすれば、この1点に尽きます。
見込客リストとは
見込客リストとは、簡単にいえば、メールアドレスのことです。
安定的にセミナー集客できている人は、このメールアドレスを普段から集めています。
そして、
- 定期的にメールマガジンを配信して、
- 接触頻度を保ちつつ、
- セミナーを開催するときには、その告知
をします。
集客できないどころか、キャンセル待ち
日々のメルマガで、信頼関係が構築できています。
ですので、セミナーに集客できないということはありません。
むしろ、キャンセル待ちが発生しているくらいです。
セミナー集客できて「いない」人の共通点
反対に、安定的にセミナー集客できていない人。
そういう人は、見込客リストを集めていないことが少なくありません。
たいていの場合、セミナーを開催すると決まってから、集客活動を始めます。
よくある集客方法
たとえば、
- セミナー告知サイトに、登録する
- チラシを、交流会や懇親会で配る
- ソーシャルメディアで、イベント招待を送る
といった、活動です。
もちろん、これらの集客手段でも、セミナーに集客することはできます。
でも問題は、「継続できない」ということです。
セミナー開催の目的を忘れていない?
- コンサルタント
- 士業・講師
- …etc
といった、専門性の高い商売をしている人たちがいます。
その場合に、よくあるビジネスモデルがあります。
フロントエンドセミナーからの、バックエンド商品販売です。
フロントエンドセミナーからの、バックエンド商品
- フロントエンドセミナーを、開催する(低単価)
- 1対1の、個別コンサルティングを受注する(高単価)
- 1対多の、グループコンサル・講座を開催する(中単価)
この流れが、成果の出やすいビジネスモデルといえます。
(もちろん、他にもビジネスモデルはあります。)
我々の生徒さんや会員さんも、このモデルで成果が出ています。
フロントエンドセミナーが、起点
キモは、フロントエンドセミナーの開催です。
ここに人を集められなければ、商品を販売することができません。
- コンサルティング契約
- グループコンサル
- 養成講座、塾
- …etc
すべての商品は、フロントエンドセミナーが起点となります。
つまり、フロントエンドセミナーは、「継続的に開催すること」が前提なわけです。
「継続性がある」が前提
ビジネスモデルから逆算して、分かったことがありますね。
それは、「継続的なフロントセミナーの開催が、前提である」ということです。
そうしたら、そのセミナーへの集客方法も、同様です。
つまり、「継続性のあるもの」を採用しなければなりません。
言うまでもありませんね。
継続性の無い集客方法
- 告知サイト登録
- チラシ配布
- イベント招待
といった集客方法は、継続的に取り組むことができません。
そのため、メインの集客方法には、なり得ないのです。
ビジネスモデルが、成立しないからです。
この問題を解決するためには、どうすれば良いのでしょうか?
見込客リストを集めること1点に尽きる
そのために必要な活動が、「見込客リスト集め」というわけです。
商品やサービスには、自信がある。
なのに、セミナーに集客できないばかりに、商売がうまく回っていない…。
見込客リストを集めておこう
その原因は、見込客リストの大切さを忘れてしまっているからかもしれません。
日々の小さな活動の積み重ねが、大きな成果の違いとなって表れます。
普段から、コツコツと見込客リストを集めておきましょう。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
見込客リストを普段から集めることは、地味な作業です。
- ブログ記事を更新する
- リスティング広告、Facebook広告を出稿する
- YouTube動画を撮影・アップロードする
などの活動を、継続的に行わなければなりません。
でも、そのおかげで、
- セミナーに、集客することができる
- そして、開催を中止せずに済む
であれば、時間を割いてでも、取り組む価値があるのではないでしょうか。
毎回毎回、セミナーを開催するたびに、
- 告知サイトへの登録
- チラシの配布
- ソーシャルメディアでのイベント招待
といった方法をおこなうよりは、よっぽど良いのではないでしょうか。