セミナーは、書籍や雑誌と同じように、情報収集に役立ちますね。
とはいえ、これまでのセミナーには、
「場所・空間が、制限される」という問題が、ありました。
今回は、「自主セミナーのオンライン開催のすすめ」をご紹介します。
自主セミナーとは
そもそも、自主セミナーとは、
「自社(自分)が主催となって、開催されるセミナー」
のことです。
講演、研修、セミナー…
ひとくちに、セミナーといっても、
- 講演
- 研修
- セミナー
- ワークショップ
- 勉強会
- 実践会
- …etc
様々なものが、あります。
主催が、商工会議所や各種団体、企業などのものもあります。
そんな中、自社(自分)が主催となって開催されるセミナーが、自主セミナーです。
これまでのセミナー開催の問題点
これまでのセミナーの問題点は、
「場所・空間が、制限される」
ということです。
場所・空間の制限
- 講演
- 研修
- セミナー
- ワークショップ
- 勉強会
- 実践会
- …etc
いずれも、そうです。
北海道や沖縄に住んでいる人は、東京や大阪のセミナーには参加しにくかった。(場所)
30名しか収容できない会場には、30名しか参加することができなかった。(空間)
これからのセミナー開催
これからのセミナーは、オンライン開催も検討してみましょう。
メジャーなツールで、十分にオンラインセミナーを実践することができます。
自主セミナーなら、すぐに実践できる
主催が自社(自分)以外なら、できないこともあるかもしれません。
ですが、自主セミナーなら、すぐに実践できるでしょう。
オンラインセミナーとは、「オンライン」上の「セミナー」のことです。
2つを合わせて、「オンラインセミナー」と呼びます。
- ウェブセミナー
- ウェビナー
- ネットセミナー
も、ほとんど同じような意味です。
スモールビジネスにおすすめ
この、オンラインセミナー。つまり、セミナーの、オンライン開催。
スモールビジネスに、おすすめです。
- YouTubeなどの録画した動画
- オフラインで開催されるセミナー
両者と比較することで、オンラインセミナーをよく理解することができます。
(1)YouTubeなどの録画した動画との比較
YouTubeなどの録画した動画は、好きなときに見れます。
反面、まとまった時間を取って見るという場合には向いていません。
強制力が、働かないからです。
オンラインセミナーは「生配信」
その点、オンラインセミナーは「生配信」となります。
ですので、1時間以上など、まとまった動画視聴に向いています。
より理解できるように、動画視聴の背景から、確認していきましょう。
動画視聴の背景
あなたも、ご存知かと思います。
2011年頃から、YouTubeを活用した動画マーケティングが盛んになってきました。
きっかけは、広告収入を得ることのできる「パートナープログラム」。
これが、2011年4月から、一般公開されたことです。
そこから加速度的に、YouTubeに動画を投稿するユーザーが増えました。
Youtuberの登場
そして、「Youtuber」と呼ばれる人が、現れてきました。
この流れは、現在も続いていますね。
一般視聴者向けの、エンタメコンテンツの動画投稿者だけではありません。
ビジネス向けの、実業コンテンツの動画投稿者も増えてきています。
多くは、5~15分程度の短い時間の動画となります。
動画の良いところ
YouTubeの良いところは、
- 好きな時間に
- 好きな場所で
- 好きなだけ
動画を見ることが、できるところです。
その反面、1時間を超える、まとまった時間の動画視聴には向いていません。
動画とオンラインセミナー
オンラインセミナーは、オンライン上のセミナーです。
セミナーですので、ある程度の時間を取って配信されます。
- 視聴者にとっては、まとまった時間で参加できる
- 配信者にとっては、離脱されることなく参加してもらえる
というメリットが、あります。
特に、「離脱されることなく」という点がポイントになります。
オンラインセミナーの良いところ
YouTubeにも、セミナー動画をアップロードすることができます。
ですが、多くは途中で再生を停止されてしまいます。
「YouTube視聴者の利用意図」と「長い動画」は、そもそもミスマッチなのです。
ですので、1時間を超える、まとまった時間の動画視聴。
その実践には、オンラインセミナーが向いているわけです。
(2)オフラインで開催されるセミナーとの比較
つづいて、オフラインセミナーとの比較です。
オフラインセミナーの弱み
オフラインで開催されるセミナーの弱点は、「参加者が限られる」ということです。
これは、「集客が難しい」などといった理由からではありません。
前述のように、単純に、「会場の席が限られる」という理由からです。
また、その場にいなければ、話を聞けないということもあります。
オンラインセミナーの強み
その点、オンラインセミナーは、オンライン上での映像配信となります。
原則、参加者に上限は、ありません。
席を用意する必要が無ければ、わざわざそこまで足を運ぶ必要もありません。
視聴者は、家やオフィスに居ながらにして、セミナーを受けることができます。
開催者にとっての大きなメリット
また開催者は、会場を取る必要がありません。
これは、とても大きなメリットです。
セミナーを開催にするにあたっては、会場を取るというのは大きなハードルになるからです。
そのことが原因で、セミナーを開催できなかったりするのが現実です。
会場を取る必要が無ければ、会場のキャンセル料も発生しません。
ですので、グッと開催ハードルが下がります。
オンラインセミナーの実践
このように、オンラインセミナーは、
- まとまった時間を取ってもらえる
- 参加者の上限がない
という、大きく2つのメリットがあります。
さて、オンラインセミナーの有効性は、理解できたかと思います。
問題は、「どうやって実践するか?」でしょう。
オンラインセミナー実践ツール
前述のように、難しく考える必要は、ありません。
メジャーなツールで、十分にオンラインセミナーを実践することができます。
オンラインセミナーに関する本も、出版されています。
また、ツールに関する本も、出版されています。
講師と参加者の距離が、遠くなる?
オンライン開催というと、
「講師と参加者の距離が、遠くなる感覚」
が、あるかもしれません。
むしろオンライン開催の方が距離が近い?
ところが、私たちの体感としては、むしろオンライン開催の方が距離が近く感じます。
- パソコンのカメラから、講師までの距離
- 机に座る自分から、講師までの距離
は、圧倒的に前者の方が、近いからかもしれません
セミナーのオンライン開催、おすすめです。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
今回は、「自主セミナーのオンライン開催のすすめ」をご紹介しました。
我々は、オンライン開催にしたことで、
- 北海道からも、
- 沖縄からも、
- 海外からも、
セミナーに、参加して頂けるようになりました。
参加者のみなさんとの距離が近くなって、より良い声を頂けるようになりました。
- 妊娠中の人
- 移動が困難な人
- 子育て中の人
にもセミナーに、参加して頂けるようになりました。
セミナーのオンライン開催、おすすめです。

