Facebook動画広告のススメ | 費用対効果と成功事例を生み出す考え方

「スモールビジネスでは、動画広告は集客に結びつかない」と考えているかもしれない。

だが、そんなことはない。実は役割の定義次第で、十分に動画広告は威力を発揮する。逆にいうと、きちんと役割定義をしないと、ただの「費用の垂れ流し」になってしまう。

「動画広告なんて、意味ない」とやってみる前から否定するのではなく、「どうすれば活用できるのか?」と前向きに考えるあなたに参考にして頂ければと思う。

広告からの1発受注は難しい&コストがかかる

スモールビジネスにおけるマーケティングの基本は、2ステップマーケティングだ。

神田昌典氏がピンク本でおなじみの「あなたの会社が90日で儲かる」で解説してから、ずっと王道の方法である。

この本の発売日が1999年ということなので、約20年前のノウハウということになる。(元々はアメリカのダイレクトマーケティングが発祥なので、実際はもっと前から不変のノウハウだ)

2ステップマーケティングを簡単にいえば、「まずは情報提供してから、販売しましょう」ということ。いわゆるフリー戦略を考えると、わかりやすいだろう。ウチでいつも伝えている、スモールビジネスのウェブマーケティングの基本「集客・育成・販売・維持」と同じだ。具体的にいえば、以下のようなステップになる。

  1. ブログ記事やユーチューブ動画を更新する
  2. 無料でPDFや動画をプレゼントする
  3. ステップメールや動画で情報提供する
  4. 低価格の商品やサービスを販売する
  5. 高価格の商品やサービスを販売する

セミナーやワークショップを通して、多くのスモールビジネスオーナーを見てきた。商売がうまく回っていて、業績の良い人のほとんどは上記のモデルだ。実はこの流れ、つまり「2ステップマーケティング」は広告運用にも当てはめることができる。

単価の「安い」広告と「高い」広告を使い分ける

ウェブ広告といっても、たくさんの広告がある。

あなたはそれらの広告を、役割毎に分けているだろうか。「役割分担」。これが今回のテーマとなる。それぞれの広告には長所と短所がある。

  1. 単価の安い広告:多人数にアプローチできる。でも、短期的な成果には結びつかない。
  2. 単価の高い広告:多人数にアプローチできない。でも、すぐに成果を出すことができる。

大切なことは、むやみに単価を安くしようとすることではなく、これらの広告を使い分けるということだ。

Facebook広告を例にとって、具体的にみてみよう。Facebook広告には色々な種類があるが、動画広告は比較的単価の安い広告だ。少しずつ高騰しているが、リリース開始当初は、1クリックあたり5円ほどで運用することができた。

反対に通常のバナー広告は、相対的に単価の高い広告である。どれだけ上手に運用したとしても、1クリック単価は20円程度。通常は50円~500円くらいで、間違っても1円台にはならない。

このそれぞれの特徴を、上手に活かすというわけだ。1つの例となるが、

  1. 単価の安い動画広告で、効率的にたくさんのユーザーを集める
  2. 集まったユーザーに、リマーケティングタグを踏んでもらう
  3. タグを踏んだユーザーに絞って、バナー広告を出稿する

上記のようなステップを踏むことで、効率的にアプローチすることができる。つまり費用対効果を最大化して、集客することができるということだ。もう一度、見てほしい。

  1. 単価の安い動画広告で、効率的にたくさんのユーザーを集める
  2. 集まったユーザーに、リマーケティングタグを踏んでもらう
  3. タグを踏んだユーザーに絞って、バナー広告を出稿する

つまり、バナー広告1発の1ステップで成約させるのではない。一度タグを踏んでもらって、2ステップで成約させるのを前提にするということである。

そもそも、1ステップマーケティングから2ステップマーケティングに移行したのは、なぜだか知っているだろうか。その通り。1ステップでは、コストが掛かり過ぎてしまうからだ。確度の低い人も高い人も、同じようにコストをかけてしまっていたのだから当然である。

ウェブ広告も同じ流れで、1ステップでは高騰するクリック単価を回収できなくなってきている。だから、広告も単価の安い広告と高い広告を使い分けて、2ステップで運用していくのが今後の主流になってくる。というか、もうすでになっている。

動画広告は成約に直接結びつかないということで敬遠している人が多いのだが、しっかりと役割を与えてあげれば、とても役に立つ広告となる。たくさんの広告媒体があって、今後もどんどん増えてくるだろう。すべての広告を一緒くたに扱うのではなく、役割分担して考えていこう。

編集後記

  1. 単価の安い動画広告で、効率的にたくさんのユーザーを集める
  2. 集まったユーザーに、リマーケティングタグを踏んでもらう
  3. タグを踏んだユーザーに絞って、バナー広告を出稿する

肝心なのは、「リマーケティングタグを踏んでもらう」ということを、「見込客の、見込客を集める」と考えるということだ。

Facebook広告、リスティング広告、ディスプレイ広告、動画広告。ウェブ広告すべてに共通なのは、「リマーケティングユーザーの成約率が、一番高い」ということである。

すぐに成果が出ないからといって、焦る必要はない。着々と、リマーケティングユーザーは集まっているのだから。

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