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【オンラインセミナー】参加者の集中力を上げる3つのアイディア

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スモールビジネス特化の学び舎 このは屋です。

中学生や高校生の時を思い出してください。

  • 寝る
  • ゲームをする
  • 他の科目の勉強する

授業中、こんな経験ありませんでしたか?

学級委員長や生徒会長でないかぎり、一度はやったことあるはずです。

目次

昼飯後の授業

特に、お昼ごはんを食べた後の授業。

授業なんて聞いていられません。

睡魔が最高潮に達しているのですから。

試験間近の授業

それから、試験が間近に迫った授業。

集中なんてできません。

準備が間に合っていない、他の科目の勉強に専念したいんですから。

今思うと、先生も大変だったなと思います。

一生懸命授業をしているのに、寝ている輩、机の下でコソコソ何かをやっている輩がいるわけですから。

気が抜けない授業

しかし一方で、

  • 寝る
  • ゲームをする
  • 他の科目の勉強する

これらができない授業もありました。

それは、指される授業です。

「この問題分かる人いるか〜」

ことあるごとに指名されて、発表を求められる授業。

「この問題分かる人いるか〜。じゃ、○○君!」

指された瞬間、スポットライト(クラス全員の注目)は、「先生」から「自分」に当たります。

指されるから、ちゃんと聞く

こんな授業は、たまったもんじゃありません。片時も気が抜けない授業です。

このような授業では、普段サボっている生徒でも、集中して聞いていました。

もちろん私も。

ずっと生徒に背を向けて、板書しているだけの「一方通行」の授業とは、生徒の反応が全く異なります。

人間は弱い生き物

人間は弱い生き物です。

サボりたくもなるし、他に何か誘惑があれば、すぐに気が散ります。

今回このような話をしたのは、昔を懐かしむためではありません。

スモールビジネスに思いっきり関係のある話だからです。

オンラインセミナーも同じ

  • 寝る
  • ゲームをする
  • 他の科目の勉強する

この現象に、ピタリと当てはまることがあります。

それは、オンラインセミナーです。

セミナーはオンラインが当たり前

  • どこからでも参加できる
  • 交通費不要
  • 会場の予約不要
  • 人数の心配も不要

会場型のセミナーよりも、圧倒的に効率的であり、自由度も高い。

オンラインセミナーは、あっという間に主流になりました。

オンラインセミナーの問題点

しかしながら、私たちのお客さんから、こんな相談も受けます。

「オンラインセミナーの参加者は集中力がない」とのこと。

実際にリアルで会う、会場型セミナーであれば、最後まで集中して聞いてくれている。

でも、オンラインになった途端…。

このように悩む方が、非常に多いのです。

考えてみれば、当然ですよね。

会場型セミナーなら、集中してくれるけど…

特に自宅から参加している場合なんて、誘惑がたくさんあります。

ここが、会場型セミナーと大きく異なる部分です。

参加者自身に、よほどの自律心がなければ、集中してもらうことは難しいでしょう。

成果をバンバン出す人たち

一方で、オンラインセミナーでも、しっかり成果を出している方もいます。

会場型のセミナーと同じくらい、あるいはそれ以上の成果を出しているケースも耳にします。

実際に私たちも、セミナーはオンラインのみで開催しています。

オンラインのほうがむしろ、結果がいいからです。

何が違うのでしょうか。

経験上、明確に言えることがあります。

会場型セミナーとの違いを理解し、工夫をする

「オンラインセミナーの参加者は集中力がない」

このように嘆く方の多くは、オンラインセミナーの特徴を理解していません。

オンラインセミナーの特徴は、誘惑が多いことです。

誘惑が多い=サボれる環境

これは、看過できないポイントです。

そしてその対策を、なおざりにしてはいけません。

どんなに内容の濃いセミナーを作っても、集中して聞いてくれる人がいなければ、始まりません。

ついついセミナーの中身に目が行きがちですが、環境整備が優先です。

セミナー主催者の大切な仕事

「参加者の態度を変える」ことも、主催者の大切な仕事です。

「参加者の態度を変えるなんて難しい」と思うかもしれません。

でも、案外簡単。

セミナーのルールを作ればいいのです。

ルールを作れば、環境は整備される

セミナーの主役は、あなた。

自分で、ルールを決めていいのです。

招かれるパーティーに、ドレスコードがあるのと同じで、規定を作ってしまいましょう。

ルール作りには、3つのポイントがあります。

3つのポイント

それは、

  1. 顔出しを強制にする
  2. 積極的に参加者と交流する
  3. グループワークを作る

です。

顔出しを強制にする

オンラインセミナーには、ビデオ会議ソフトが使われます。

そうなると、カメラを「オフ」にして、顔を出さない参加者もいます。

顔を出さないということは、他のことができてしまいます。
(セミナーを聞きながら、スマホをいじるなど)

だから、カメラは必ず「オン」にしてもらいます。

会場型のセミナーで、仮面をかぶって受講しませんよね。

大人として(人間として?)当然のことです。

積極的に参加者と交流する

指される授業と同じです。

一方通行では、参加者の集中力は低下します。

ことあるごとに、参加者を名指しして、質問しましょう。

  • 「○○について、どう思いました?」
  • 「〜さんの場合は、どんな感じですか?」

当たり障りのない、気軽な質問でOKです。

質問の内容ではなく、交流することが重要です。

質問をこまめに行えば、参加者は集中せざる負えません。

グループワークを作る

ビデオ会議ソフトによっては、部屋分け機能があります。

2人ペア、3人グループ…のような部屋を作ります。

そこで、ある議題について、意見交換してもらうのです。

他の参加者の目もありますから、集中せざる負えません。

集中しないと、「痛み」が生じる場を作る

以上、3つのポイントをお伝えしました。

オンラインセミナーで大切なことは、集中しないと、「痛み」が生じる場を作ることです。

  • 質問に答えられないと、みんなの前で恥をかく
  • 的を得た事を言わないと、その場の空気が悪くなる
  • 他の参加者もいるし、気の利いた発言をしたい

このような、羞恥心や虚栄心を働かせます。

顔を出して、名前も公開している以上、誠実に振る舞おうとするわけです。

こういった人間心理を理解した上で、オンラインセミナーを組み立てましょう。

参考にしてみるのも、良いかもしれませんね。

編集後記

「オンラインセミナーの参加者は集中力がない」のは、参加者のせいではありません。

もちろん、主催者が悪いわけでもありません。

ただ、主催者にできることがあります。

集中しないと、「痛み」が生じる場を作る。

「場」があることで、「内容」が機能する。

ぜひ、「場作り」を優先させましょう。

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