余暇の時間は、どうお過ごしですか?
私はここ最近、アニメを観ています。
風呂、晩ご飯を済ませて、ネットでアニメを見る。
ここ最近の日課です。
アニメ鑑賞
アニメはいいですね。
立派な日本の文化ということもありますが、何より、様々な世界を知ることができます。
1人の人間が、体験できることなんて、限られています。
そういう意味では、漫画やアニメで違う世界に触れられることは、ありがたいことです。
- ちはやふる
- 3月のライオン
- キングダム
- 進撃の巨人
- 君の膵臓を食べたい
- …etc
ここ数カ月間、ざっと、こんな作品を観ていました。
間接照明の中で、黒豆茶を飲みながら、作品の世界に没入する。
得も言われぬ、至福の時間です。
「あれ、これ実写版もあるの?」
いつものように、夜の時間を堪能し、アニメを観終えました。
すると、そのアニメの関連作品が表示されます。
(定額動画配信サービスを利用しています)
そこには、いま自分が観たアニメの、実写版が表示されていました。
「実写版もあるんだ〜」
と、興味本位で、マイリスト(お気に入り)に登録しました。
数日後、私が実写版を観たことは、言うまでもありません。
「お、漫画もあるのか!」
すると数日後、新たな発見がありました。
なんと、漫画版もあったのです。
というよりも、原作は漫画だった、ということですね。
個人的に、漫画を読むタイプではないのですが、思わず読んでしまいました。
本屋での出会い
何気なく本屋を散策していると、前夜に観たアニメの小説版がありました。
というよりも、原作は小説だった、ということですね。
思わず手に取り、読むかどうかはともかく、レジを通していました。
全てはアニメから始まった
- アニメがきっかけで、実写版にも興味が湧いた
- アニメがきっかけで、普段は読まない漫画を読んだ
- アニメがきっかけで、小説を購入した
すべての始まりは、アニメでした。
「アニメで観たから、漫画は読まなくていいや」ってこともあります。
好奇心で他媒体もチェックしたくなる
しかし一方で、ハマった作品については、
- 「漫画だと、あのシーンはどう描かれているのだろう」
- 「実写だと、あのシーンはどうやって再現されているんだろう」
と気になることも、しばしばあります。
ヒットすれば、あらゆる形で広まる
考えてみれば、ある程度人気が出た作品は、
- アニメ
- 実写版
- 漫画
- ドラマ
- 小説
と、あらゆる形で商品化されます。
「あ、それ漫画で読んだことある」
自分が観て面白かった作品について、友人と話していたときのことです。
「すごい面白いアニメあってさ〜」と勧めると、「あ、それ実写版で観た」とのこと。
また、ある友人は、「漫画で読んだよ〜」と言っていました。
形は違えど、みんなその作品を知っている
なんだか、不思議な感じがしました。
アニメは観ていないのに、作品のあらすじは知っているからです。
アニメ、実写版映画、漫画、小説…
色々な形があるから、知ってもらえる。
「アニメ版を作ってくれてありがとう!」
アニメを通して、素敵な作品に出会うと、最近はこのように思います。
そしてここには、ネット集客において、重要なヒントがあります。
ネット集客のために、何を行っている?
ネット集客も、このアニメの例と全く同じです。
スモールビジネスを営んでいれば、情報発信をしていますよね。
その際に、何を使うでしょうか。
- ブログ
- メルマガ
- Twitter(X)
- YouTube
- Podcast
- …etc
たくさんのメディアがありますね。
得意なことに取り組むのはOK
- 「私は、文章を書くのが好きだから、ブログ」
- 「私は、話すのが得意だから、YouTube」
- 「私は、よく写真を撮るから、Instagram」
人には、得手不得手があります。
自分の好き、得意なことに注力することは、賢明な判断です。
しかし、心に留めておくことがあります。
それは、先述した、アニメの話。
1つのメディアだと、チャンスが減る
- 漫画を読まない人にも、アニメがあれば、知ってもらえる
- アニメを見ない人にも、実写版があれば、知ってもらえる
- 小説を読まない人にも、映画があれば、知ってもらえる
あなたがもし、1つのメディアでしか、情報発信を行っていないと、どうでしょう。
もったいない、と思いませんか?
知られる「きっかけ」を逃す?
文字を読むのが苦手な人には、ブログやメルマガは見られません。
動画を見る習慣がない人には、YouTubeは見られません。
これでは、せっかくの情報が、知られる「きっかけ」を逃しています。
ブログがダメで、YouTubeが良い、という優劣の問題ではありません。
タイプ、好みの問題です。
好みは千差万別
ほとんどの場合、知るきっかけとなるのは、自分が日頃から接しているメディアです。
小説を読むのは、気が重いけど、映画なら頻繁に観る。
人の好みは、千差万別です。
だからこそ、様々な形態のメディアを用意しておくことが大切です。
お客さんの選択肢を増やす
多様なメディアを用意することで、お客さんの、知る「きっかけ」が増えます。
そしてそのやり方は、思いのほか、簡単です。
- 本は読むが、動画は見ないお客さんには、電子書籍
- 動画は見るが、本は読まないお客さんには、YouTube
- 教材よりも、直接話を聞きたい人は、セミナー
- 本や動画を見る時間がない人には、Podcast
好みに合わせて、メディアを用意しておく。
選択肢を増やしておけば、出会いも増える
内容はそのままで、形(メディア)だけ、変えれば良いのです。
こうすることで、お客さんは、好きなものを選べます。
お客さん側の選択肢が増えれば、これまで出会えなかったお客さんと、出会うことができます。
選択肢が増えれば、「きっかけ」が作れるんです。
情報発信については、以下のような書籍を参考にしても良いでしょう。
1つの「きっかけ」から広がる
- アニメをきっかけに、漫画を読む
- アニメをきっかけに、実写版映画を観る
- アニメをきっかけに、小説を読む
1つの「きっかけ」があれば、他の形態の作品にも、興味を持ってくれます。
ネット集客も同じです。
複数のメディアで発信していれば、それを全部チェックしてくれるファンが生まれるのです。
編集後記
漫画を描く、アニメを作る、映画を作る…
作者や監督が、魂込めて作った作品。
スモールビジネスのあなたが発信する情報は、これらと同等の価値があります。
尊いもの、なのです。
そんな尊いものを、単発で終わらせては、もったいない。
1つ作ったら、形を変えて、他のメディアで再度リリース。
発信者として、実に味わい深い営みです。