先日、あるお客さんから、
「よく、毎日情報発信できますね」
と言われました。
確かに私たちは、毎日情報発信を行っています。
当たり前のように毎日配信
メルマガに限らず、
- ブログ
- YouTube
- Podcast
- …
あらゆるメディアで、情報を発信しています。
「よく、毎日情報発信できますね」
その様子を見ていて、疑問を抱いたのでしょう。
続けるための”コツ”は?
そのお客さんは、
- やるべきことはわかっている
- でも、なかなか継続できない
- その繰り返しで、なかなか前に進まない
と悩んでいました。
あなたは、心当たり、ありますか?
コツコツ続ける仕事
- ブログ記事
- メルマガ
- YouTube動画
ネット集客を行っていると、最低限、継続が必要な取り組みがあります。
一発ドカンの手法ではなく、コツコツ積み上げ型の仕事ですね。
毎日続く理由
私たちが、継続のために、心がけていることはシンプルです。
それは、「ルーティーン化」することです。
やる必要のあることは、全てルーティーン化。
決めてしまうことで、あれこれ考えず、まずやります。
モチベーションにも左右されません。
淡々とやるだけですから。
ルーティーンを決めても続かない?
でも中には、「ルーティーンを決めても、続かない」という人もいます。
仕方ありません。
人間というのは、意志の弱い生き物です。
- 「痩せるぞ」と、意気軒昂たる思いで契約した、スポーツジム
- 「忙しいから行けない」と、幽霊会員に
ネット集客に関する取り組みも同じです。
- 「ブログを毎日書くぞ」と決意
- 「今週は忙しいからできないや」と中断
人間だもの、仕方ありません。
自分にとっての優先順位
やると決めても、やれない。
もしかすると、それは自分にとって、大したことではないのかもしれません。
それなら、続かなくても構いません。
しかし、
- 切羽詰まっている
- やらないと、いずれ困る
のであれば、続ける必要がありますね。
できないなら、違う対策を
ルーティーン化しても続かない。
人によっては、
- 「そんなもん、知ったこっちゃない」
- 「甘えるな!」
と、一蹴してしまうかもしれません。
しかし、できないのであれば、真剣に対策を考えなければなりません。
ルーティーンを続けるための工夫
私たちが、毎日発信できている理由。
それは、単なる「ルーティーン化」ではありません。
ルーティーンを決める際に、以下を行います。
- 「次」にやることを決める
- ルーティーンに”複数の意義”を持たせる
この2つをベースに、ルーティーンを決めます。
「習慣」については、書籍を参考にしても良いかもしれません。
「とにかく、ブログを書いて集客だ…」
集客したいから、ブログを書く。
こう考えて、多くの方は、ブログ記事更新をルーティーンにします。
- なんとか、記事更新を続ける
- でも、成果につながらない
- 継続がストップ&放置
- 次の手法を模索
こんなことを繰り返していては、一生集客できません。
1つに頼るなんて、危険
そもそも、1つの手法で集客を安定させるなんて、難易度が高過ぎます。
一部の、センスのある人の、為せる技です。
ネット集客を学んでいれば、当たり前ですよね。
「今」に集中すると、継続できない
「このままブログを続けていれば、お客さんが集まる」
こう信じて、今やるべきブログに集中する。
耳障りは、良いですよね。
しかし、こうなると、先ほどのような結果を招きます。
継続する秘訣は、「次」に集中する
ルーティーンを継続させるためには、「次に何するか」という視点が必要です。
頑張って書いたブログ記事の、次なる活用方法を考えるのです。
継続できない方の多くは、頑張った先の「次」にやることを、決めていないことが多いんですね。
- コツコツと、ルーティーンに取り組む
- そして、それをどう活用するか
という、「次」を、常に決めておくことが必要になります。
「次」を考えた上で決める
この考え方でいくと、以下のようになります。
- 「次」の取り組みとして、Podcastを半年後には始めたい
- 週1回ペースで1年続けたい
- そうなると、48ネタは必要
- でも、話すネタがない
- よし、ブログとネタを連動させよう
- そうなると、ブログは最低●●記事必要だ
- じゃ、週に●●記事は書こう
こうすることで、「今」ではなく、「次」が起点になります。
次にやることが決まっていれば、人は動きやすいんです。
「とにかくブログを書いて、お客さんが来るのを祈る」
こういった、”精神力”に頼るよりも、よっぽど建設的だとは思いませんか?
ルーティーンに複数の意義を持たせる
さらに、継続しやすくする工夫があります。
それは、ルーティーンに”複数の意義”を持たせることです。
先ほどの例で言えば、ブログ記事は、後々Podcastのネタとして利用されます。
このように、1つの作業に複数の意義を持たせるのです。
ゆくゆくは、●●で使う
ブログ記事なら、
- ゆくゆくは、メルマガで使う
- ゆくゆくは、YouTubeで使う
- ゆくゆくは、ニュースレターで使う
と考えることで、「ブログを書く」という作業の、意義が変わります。
そうすれば、自分も納得できるでしょう。
続ける環境は自分で作る
人間の意志は弱いのです。ついつい、サボりたくなります。
でも、それだと埒が明きません。
- 「次」にやることを決める
- ルーティーンに”複数の意義”を持たせる
これを徹底すれば、続ける環境を作ることができます。
- 「自分がやりたいのは〜だ」
- 「なのに、こんなところで、くたばってられるか」
- 「よし、淡々とやっていこう」
と、思いとどまることができます。
こんなところで、くたばってられるか
スポーツでも同じです。
県予選で精一杯なチームと、全国大会を狙っているチームでは、練習に取り組む姿勢が違います。
全国を狙うチームにとって、県予選は、通過点に過ぎません。
例え苦しい時でも、
- 「おれが見据えているのは、全国出場だ」
- 「なのに、こんなところで、くたばってられるか」
- 「よし、淡々とやっていこう」
と自分を見つめ直せます。
編集後記
今取り組んでいる作業は、単なる通過点。
このルーティーンは、次にやることの布石に過ぎない。
「今」よりも、「次」。
良い意味での、「心ここに在らず」で取り組んで行きましょう。