人前で話すのって、難しいですよね。
スモールビジネスであれば、最も身近なのが、セミナーでしょう。
セミナーで長時間、人の注意を引き続けるのは、至難の業。
「面白いな」と思ってもらえなければ、参加者は集中してくれません。
でも我々は、芸人ではありません。
どうすれば…
平凡な話を、面白くする方法
しかし、ある方法を取り入れることで、
- 「平凡な話」が
- 「面白い話」に
生まれ変わります。
今回は、すぐに使えるテクニックをお伝えします。
エピソードを交えて話す
それは、「エピソード」を話すということです。
セミナー等で話す時には、
「◯◯が大切なんです」という意見表明をしますよね。
この部分が、あなたの持つノウハウだったりします。
意見+エピソード
この意見表明の部分に、エピソードを含ませる。
これだけで、話は一気に面白くなります。
- 「◯◯が大切なんです」
- 「実は先日、こんなことがありました」
このように、意見の後にエピソードを持ってきます。
伝えたいことは同じことでも、エピソードを交えることで、説得力も増すんですね。
コツは「具体性」×「ストーリー」
エピソードを話す際のポイントは、
- 「具体性」
- 「ストーリー」
です。
「先日カフェで、友達と話していて〜」
これでは、あまり情景が浮かびません。
そこで、具体性を足します。
具体性を加える
「渋谷のスタバで、大学の友人の麻美っていう子と話していた時なんだけど…」
このように、
- 具体的場所
- 人物名
を、話しの中に入れます。
情景が浮かぶように
必要であれば、時間や季節の情報も含ませると良いですね。
「その日は確か大雪で、あたり一面銀世界で〜」
というように。
聞き手の頭に、情景が鮮明に浮かび上がるかどうか。
ここが、ポイントで。
相手の頭に映像が浮かべば、しめたものです。
1エピソード=1メッセージ
エピーソードトークの目的はなんでしょう。
もちろん、話を面白くすることでもあります。
しかし、もう1つ大きな役割があります。
それは、「メッセージを残す」ということです。
示唆を与える
エピーソードを聞き終わった後に、
「あぁ〜◯◯って、だから大切なんだね」と思ってもらう。
エピソードには、なんらかの「示唆」を、含ませておきましょう。
話し方について学べる良書も出ています。
参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
お笑い芸人さんの話を聞いていると、
「エピソードトーク」が大半ですよね。
人は昔から、物語を聞いて、育ってきました。
だから、物語を聞くと「面白い」と感じるんでしょうね。
- 意見
- エピソード
- 意見のまとめ
このように話す癖をつけておくと、説得力のある話ができるようになります。
エピソードトークは、知人や家族との雑談でも練習ができますよね。
セミナーなどの人前で話す機会に、ぜひご活用ください。