先日突然、母親から電話がありました。
「ホームページ作れる?」と。
いきなりどうしたのかと、びっくりしました。
詳細を聞くと、どうやら近々起業するとのこと。
私の実家は、父が鮮魚店を営んでいます。
そのため、もともと商家だったもですが…
とうとう、母親までも商売人になるとのこと。
母のサロン開業
私の実家は、茨城県の、ど田舎にあります。
ちょうど先日、実家に帰る機会があったので、母親と詳しく起業について話しました。
母親は、自宅でシワ取りのサロンを開業するとのこと。
それにあたり、集客の方法をいろいろ巡らせていました。
いつだって、集客は課題ですよね。
父親も、新規事業を始める?
母親と新しい商売について話していると、父親が横から口を挟んできました。
「実はオレも、新しく古民家カフェをやろうと思ってる」
鮮魚店に加えて、なんやら新しい商売を始めるのだそうです。
いとこも、商売を始める?
それだけではありません。
昔から仲良くしていた、いとこも、メダカの販売ビジネスを始める。
そんな噂が立っていました。
何やら、身の回りでは、起業ブームが起きていました(笑)。
誰でも起業できる時代
母親や父親の話を聞いていると、改めて起業ついて考えさせられました。
もちろん、まだ起業のハードルはあると思います。
ただ、初期コストがさほどかからない、商売の立ち上げ方もあるのも事実です。
そうした起業のスタイルを選んでいけば、誰でも起業できる時代なんだなと改めて思いました。
結局、いちばん大切なこと
家族団欒での起業話の後に、帰りの電車で私自身も改めて考えました。
いろんな形態の商売を考えた末に、たどりついた結論があります。
それは、結局大切なのは、「販売」だということです。
いくら計画を練っても、商品・サービスが売れなければ話になりません。
DMM会長の言葉
DMMの亀山会長も、
- 「結局どんな商売も、仕入れて、宣伝して、売るだけだよ」
- 「これだけ覚えておけば食いっぱぐれる事はない」
と言っていました。まさにその通りだと思います。
結局はちゃんと売れるかどうか。
ここに尽きますね。
うまくいくビジネス3つの条件
家族の会話の中では、そこそこリスキーな商売も上がっていました。
何がリスキーかと言うと、初期投資です。
堀江貴文さんも、うまくいくビジネスの条件として、
- 在庫を持たない
- 定期的に収入が入ってくる
- イニシャルコストが小さく始められる
の3つをあげていました。
起業を手軽に考えるためにも、この3つは押さえておきたいですね。
3つを抑えて手堅く起業する
これから起業する人も、現在商売をやられている方も、もう一度考えてみたいポイントです。
すべて満たしていなくても、どれか当てはまるようにはしたいですね。
これらを意識したら、後は売っていくだけです。
先ほどもお伝えしましたが、売れなければ商売は暗礁に乗り上げることになります。
起業については、書籍を参考にしても良いかもしれません。
商品・サービスが決まらない
しかし、 中には、
- 売るもの
- 提供するもの
これらが、がはっきりと定まっていない方もいるでしょう。
商品・サービスがない場合は、販売するにも、できません。
まずは、売るものを決めましょう。
売るもののアイディアの出し方
ここからは、
- 今から起業する人
- すでに起業して商品サービスがはっきり定まらない人
- 商品ラインナップを増やしたい人
これらに当てはまる人に、ぜひ参考にしてください。
そして、アイディアを出してください。
4つの方法
商品アイディア出すときに使える、考え方は以下の4つがあります。
- ものを売る
- 知識を売る
- 場を売る
- スキルを売る
1つずつ見ていきます。
1.ものを売る
これは単純です。
有形のものを販売します。
食品、化粧品、雑貨、書籍などです。
これについては、ほとんどが在庫を抱えてしまう方が多いので、注意が必要です。
2.知識を売る
初期投資がかからない形態の代表ですね。
自分が培ってきた専門分野の知識を、困ってる人に届けます。
本もその一つですが、最初はハードルが高いので、電子書籍などがいいですね。
さらには、
- セミナー
- 勉強会
- ワークショップ
- …etc
などを開催すると、商売としては広がりを見せます。
3.場を売る
レンタルスペースや、貸し会議室などが代表格です。
自分の資産の中で、有効活用できていない余った場所がある。
そんなときは、「貸し出したりできないか」の視点で検討しましょう。
場所をシェアするイメージです。
4.スキルを売る
自分の得意分野のスキルを商品・サービスとして提供します。
例えばホームページが作れるのであれば、ウェブ制作という商売が成り立ちます。
人の話を聞くのが得意であれば、カウンセリングのスキルが売れます。
ココナラやタイムチケットといったサービスもあります。
特定分野のスキルの価値は、これからもどんどん上がっていくでしょう。
アイディアを出して、早速売る
以上の4つをもとに自分の商品・サービスを考えていきましょう。
今既に行っている商売があるのであれば、何か付加できないかを考えてみて下さい。
今まで、ものを売っていた人であれば、そこに知識の要素付け加えられないか。
知識のコンテンツを作って販売することで、拡張性がありますし、単価も上げることもできます。
さらにはスキルを、困ってる人に提供するモデルも考えられますね。
今まで1つしか商品が、2つ3つと増えていくという事は、当然売り上げも上がります。
編集後記
これからは体験が重視されます。
単純に物にお金を消費するのではなく、そこで生まれる体験に価値を感じてその対価を払ってくれます。
ものを売るという視点以外にも展開方法は様々です。
ものベースではなく、体験、知識を提供できないかと考えると視野は広がります。
と同時に、手堅い起業もできますよ。
- ものを売る
- 知識を売る
- 場を売る
- スキルを売る
もう一度、自分の商売に置き換えて考えてみてください。
何か新たな商品・サービスができませんか。