会員制ビジネスはとても魅力的ですよね。
なぜ魅力的かと言えば、継続課金モデルだからです。
営業やセールスはとても大切な業務ですが、大変なものでもあります。
しかし長期的にビジネスをされていくのであれば、ぜひ取り入れたいモデルです。
特に一人型ビジネス、スモールビジネスの方にはおすすめなんです。
大企業のように薄利多売のビジネスモデルでは、小規模事業は勝てませんからね。
スモールビジネスで大切なのは、お客様との関係性です。
規模が小さいからこそ、お客さんと濃密な関係を築けます。
そして末永く、一人ひとりのお客さんと取引が継続できます。
会員制ビジネスを成功させるポイント
スモールビジネスでも昨今、会員制ビジネスを取り入れるところが多くなってきています。
しかし多くの場合あることになります。
それはなかなか人が集まらない、人集めても継続してもらえないということです。
このようなことを、漠然と考えている人が結構多いんですね。
そして特に工夫もせずに、「やっぱり会員制ビジネスは難しいよね」と挫折してしまう方も多いのも事実です。
スモールビジネスにとって、会員制は最適なのに、非常にもったいないことです。
ではどのようにすれば会員制ビジネスがうまくいくのでしょうか?
答えは、分解して考えると言うことです。
ある2つの数字を徹底的に考えることで成績が改善します。
1つ目の数字:会員制への成約率
1つ目は会員制自体への成約率です。
会員制ビジネスをセールスしたときに、おおよそ何%の人が買ってくれるかということを継続しておきます。
ここへの成約率が悪いと、そもそもの会員が集まりませんから、スタートすらできません。
初めは、死に物狂いで集めるしかありません。
ブログ、Facebook広告、メルマガといったメディアを有効活用して、きちんと集客を行います。
いきなり会員制の集客が難しい場合は、まずはお試しという形で、とりあえず入会してもらえます。(割引価格で)
どんな手法をとるにせよ、まず入ってもらうことが重要です。
2つ目の数字:会員制の継続率
次に大切なのが、会員制にどれくらい在籍してくれるかと言うことです。
どのくらい継続してくれるかということです。
いくら新規の会員を集めても、みんながみんな辞めていってしまっては、商売として成り立ちません。
きっちりと、流出を食い止める施策をうたなければいけません。
これのシンプルな解決策は、交流をすることです。
もちろん商品やサービスの質を上げることも大切ですが、それよりも大切なのが会員との交流です。
定期的な接触が、会員の継続を促します。
何も直接対面で会う必要はありません。ソーシャルメディアを使った交流でもOKです。
「この2つの数字を上げるにはどうしたらいいか」
の視点で考えてみてください。
「穴を塞いでから集客」が理想的
会員制への成約率、会員制の継続率についてお伝えしましたが、どちらが優先でしょうか?
それは、会員制の継続率でしょう。
いくら集めても、会員の全員が初月で退会してしまっては意味がありません。
続けてもらうための施策を考えてから、集客に力を入れましょう。
編集後記
とにかく物事は分解して考えます。
会員制ビジネスも同じです。会員制ビジネスで売り上げを上げるためにはどうしたらいいのか。
きちんと売り上げにつながる2つの数字を理解して、それを上げるための施策やアイデアを考えてみて下さい。
そして後はそれをテストするだけです。
基本を忠実に行ってきましょう。