ビジネスモデルには、大きく2つの種類があります。
- フロー型ビジネスモデル
- ストック型ビジネスモデル
の2つです。
フロー型ビジネスモデル
フロー型ビジネスモデルとは、「お客さんが流れる」商売のことです。
(フローとは、「流れる」という意味です。)
要するに、お客さんとの付き合いが、
- 基本的に、一回限り
- 「売っては流れて、売っては流れて」を繰り返す
- ビジネスモデル
ということです。
フロー型ビジネスモデルの例
- ウェブ制作会社のホームページ制作
- 美容室のカット、カラー
- 税理士の確定申告代行
などが、当てはまります。
もちろん、リピートは、あるかもしれません。
ですが、契約などをするわけではないので、収入が安定しません。
それに対して…
ストック型ビジネスモデル
ストック型ビジネスモデルとは、「お客さんを蓄える」商売のことです。
(ストックとは、「蓄える」という意味です。)
要するに、お客さんとの付き合いが、
- 基本的に、何回も続く
- 「積み上げ型」の
- ビジネスモデル
ということです。
ストック型ビジネスモデルの例
- 携帯電話の代金
- スポーツジムの月会費
- 不動産の賃貸料金
などが当てはまります。
リピートが前提なので、一回販売すれば、あとは安定的に収入が得られます。
ですので…
「毎月、売上が心配…」
ストック型ビジネスモデルは、「毎月、売上が心配…」ということがありません。
なぜなら、
- 月初めには、その月の売上がほぼ確定している
- 仮に、一切、新しい顧客を獲得できなかった
- だとしても、一定の売上が確保されている
からです。
積み上げ型で、売上を上げていくことができる
加えて、積み上げ型で、売上を上げていくことができます。
少しずつで良いから、毎月着実にお客さんを獲得していく。
そうすることで、3年後や5年後には、確実に売上が上がっていることが予想できます。
3年後や5年後には、確実に売上が上がっている?
その点、フロー型ビジネスモデル。
こちらは、3年後や5年後に、確実に売上が上がっているかは分かりません。
少なくとも、ストック型ビジネスモデルよりは、予想ができません。
なぜなら、積み上げ型では、無いからです。
売っては流れるので、ずっと新規集客をしなければなりません。
事業が、続いてるかどうか
もしかすると、3年後や5年後には、新規集客ができなくなっているかもしれません。
- 「売上が、上がってるかどうか」
- ではなく
- 「事業が、続いてるかどうか」
という話になってくる可能性が、あります。
家族を養っていけない?
極端な言い方ですが、
「ストック型ビジネスモデルじゃないと、将来的に家族を養っていくことができない」
とすら、言えるかもしれません。
- 「でも、携帯電話やスポーツジムなんて始めることができない…」
- 「スモールビジネスには、現実的じゃない…」
- 「どうすれば、良いのだろう…」
スモールビジネスには、現実的では無い
- 携帯電話
- スポーツジム
- …etc
といった、ビジネスモデル。
これらは、スモールビジネスにとっては、現実的では無いかもしれません。
どちらかというと、「スモール」ビジネスというか、「ビッグ」ビジネスですよね。
スモールビジネスに最適なストック型ビジネスモデル
- じゃあ、何がスモールビジネスに向いているのか?
- スモールビジネスに最適なストック型ビジネスモデルは、何なのか?
その選択肢の一つが、「会員制ビジネス」になります。
会員制ビジネスであれば、高額な投資資金は必要ありません。
会員制ビジネスの始め方
極端な話、月額課金の決済サービスを導入する。
そうすれば、誰でも簡単に、会員制ビジネスを始めることができます。
- 時間と共に
- 売上が上がることが予想できる
- 積み上げ型のストック型ビジネスモデル
「会員制ビジネス」であれば、将来的に家族を養っていくこともできるでしょう。
書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
ストック型ビジネスモデルを、自分の商売に取り入れていく。
これに、早過ぎるということはありません。
「会員制ビジネス」を始めることを、選択肢に入れてみてください。