ウェブ集客には、「導線設計」が必要です。
我々のセミナーやワークショップで、そう言い続けてきました。
- ブログを書いているのに、集客につながらない
- SNSでフォロワーが増えても、仕事につながらない
- ランディングページを作ったのに、申込みが来ない
このような悩みを抱えてている方の多くは、「導線」がありません。
家で例えると…
例えば、家で考えてみましょう。
あなたが、引っ越しをするとします。
新居に引っ越す際、荷物を移動しますね。
何もない殺風景の部屋に、生活に必要な雑貨や家具を置いていきます。
イメージしながら、家具を配置する
部屋のタイプによって、配置方法は変わりますが、
- 「このソファーはここかな」
- 「机はここにしよう」
などど、イメージしながら、配置していきます。
好き勝手置いてはいけない
この時に、好き勝手置いてしまってはいけません。
- 洗濯をする・干す・しまう
- 買い物から帰ってきて物をしまう
- 料理をする
という実生活のイメージを頭で考えながら、配置していく必要があります。
家事動線
これは、業界では、「家事動線」と言うそうです。
主婦の方とお話すると、よく出てくるキーワードでもあります。
- 元々与えられている間取りに対して、
- どのようにすれば快適な生活を送れるか
これを考え、工夫して、家事動線を作ります。
これは、ウェブ集客でも、似た話です。
ウェブ集客2つの「ドウセン」
ウェブ集客には、2つのドウセンがあります。
- 導線
- 動線
です。
こ2つの違いはなんでしょうか。
家における「ドウセン」
家の話で言えば、
- 導線:最低限の設備
- 動線:家具やインテリア
このように、考えてみましょう。
トイレがないのに、間接照明?
最低限の設備がなければ、インテリアどころではありません。
例えば、、、
- キッチンがないのに、コーヒーメーカー
- トイレがないのに、間接照明
- お風呂がないのに、空気清浄機
- …etc
最低限vs余計なもの
最低限の設備がないのに、「なくてもいいもの」を買ってしまっている。
滑稽な話に聞こえますか。
ところがどっこい。
ウェブ集客となると、やってしまう人が多いんです。
最低限の見極め
ウェブからお客さんを獲得するには、
- 最低限必要なもの
- なくてもいいもの
ここの見極めが、とっても重要です。
この選球眼がないと、時間とお金を余計に使ってしまうことになります。
最低限必要なもの
ウェブ集客で言えば、
- ブログ(ホームページ)
- メールマガジン
- ランディングページ
このあたりは、必ず必要です。
ウェブ集客3種の神器と言っても良いでしょう。
ダイレクトマーケティング関連の書籍を読むと、さらに理解が深まります。
一度、読んでみても良いかもしれませんね。
最新、トレンド手法は無駄
先述した「最低限」がないのに、
- 最新SNS
- マーケティングオートメーション
- ウェブセミナー
- 音声配信
- ライブ配信
- ショート動画
- サブスクリプション
- …etc
に手を出しても、無駄です。
トレンドに振り回されていると、ウェブ集客は、とてもやりづらくなります。
最低限がなければ、続かない
間接照明やコーヒーメーカーで、一時的に気分が盛り上がります。
しかし、トイレもお風呂もがない家だったら、不便で引っ越したくなりますよね。
決して、長続きはしません。
最低限が揃っていなければ、成果が出ないのはもちろん。
持続性がないんですね。
最低限を揃えて、余計なものを揃える
家とウェブ集客は、全く同じです。
- 導線:最低限の設備
- 動線:家具やインテリア
このルールを破ると、苦労します。
流行りの手法やテクニックに走る前に、最低限の設備をと整えましょう。
編集後記
何事にも、取り組む順番があります。
そしてこの順番というのは、後の結果に大きな影響を及ぼします。
正しい順番でウェブ集客の仕組みを作っていきましょう。
