セミナーを、商売に活用する方は、多いですよね。
一方で、
- セミナーを開催したけど、商品の販売につながらない
- セミナー後、個別面談を実施したけど、セールスが決まらない
- セミナー後、説明会を実施しても、売れない
このような悩みをお持ちの方も、いるようです。
今回は、そういった方に向けて、コツをお伝えします。
モノが売れるセミナー
我々は以前、年間100以上のセミナー撮影・運営に携わっていました。
今思えば、贅沢な仕事でしたね(笑)。
それだけ、膨大な量のセミナーを間近で見ていると、
「成功するセミナーの共通点」が、嫌でも見えてきます。
成功するセミナー2つの共通点
うまくいくセミナーの共通点。
それは、「構造」にありました。
うまくいくセミナーは、「構造」が、気持ち悪いくらい練られているんです。
関係性構築
そして、その構造の大枠を作っている概念の1つに、
「関係性構築」
があります。
これ、めっちゃ大切です。
「売り込まない営業」の根幹
ここ最近、
- 「売り込まない」
- 「営業いらず」
とかいう文言のキャンペーンが多いですね。
書籍も、出版されています。
その根幹を形成しているのが、「関係性構築」なんです。
では、どのように関係性構築を行うのか。
抽象的なので、ここから具体的な話をしますね。
専門家として、認識してもらう
関係性構築とは、参加者があなたを、「専門家」として認識することです。
「売り手」ではなく、「専門家」です。
例えば、医師から薬を処方された際、「売り込まれている」とは思いませんよね。
理由は、単純。
医者というのは、完全なる「専門家」だからです。
専門家ポジションを作れるか
この人の話を聞かないと、不利益を被る。
参加者が、このように判断すれば、素直に言うことを聞いてくれます。
セミナー中に、専門家ポジションを作ることができれば、自然と売れるんです。
むしろ、向こうからお願いされることも、何度もありました。
じゃ、どうやってやるか。
専門家になるための方法
いくつか方法はあるんですが、今回は1つ紹介します。
それは、「プロフィール」です。
いかにして、自己紹介をするかが大切です。
自己紹介は、セミナーの冒頭で行います。
ここで、何を話すかがとても重要なんです。
専門家になるための、プロフィールの作り方
プロフィールの作り方の手順は、以下。
- 現在の取り組みについて
- 過去の苦労体験について
- 勉強・研究した話
- 自分の実績
- お客さんの実績
この順番で話します。
このテンプレートに従い、自己紹介することで、
参加者はあなたを、「専門家」と認識してくれます。
話す順番は変えない
上記の5つの流れで、順番を変えてはいけません。
セミナーで大切なのは、「構造」ですからね。
1つのパーツを変えると、全体に関わってきます。
そのまま、話してみましょう。
特に大切な部分
このテンプレートで大切なのは、
「過去の苦労体験について」
の部分です。
ここで、共感をしてもらうわけです。
たくさん勉強した経験
そして、その苦労の中で、
「勉強した話」を話すことで、専門家ポジションが作りやすくなります。
- 読んだ本
- 参加したセミナー
- 購入した動画教材
- 購入した音声教材
- 参加したスクール
- 入会したオンラインサロン
- …etc
試したことを、細かくすべて伝えましょう。
勉強した量=共感や尊敬
たくさん勉強したことを伝えると…
- 「あ、この人、こんなに試行錯誤したんだ」
- 「かなりの量の勉強をしたんだな…」
- 「それだったら、この人は信頼できる」
聞き手は、このように感じるはずです。
ぜひ、この順番で自己紹介を作って見て下さい。
編集後記
「何を話すか」よりも、「誰が話すか」が極めて重要です。
セミナーを真剣に聞いてもらうためにも、自己紹介を綿密に練ってみましょう。
ポイントは、
- 過去の苦労
- 勉強・試行錯誤した経験
です。
ぜひお試しください。