「キーワード選定」の壁は、スモールビジネスでウェブ集客に取り組んでいれば、一度はぶつかる壁ですよね。
1.自社のブログにアクセスを集めて2.アクセス者を見込み客化して・・・
といういわゆるコンテンツマーケティングを行っている方は多いです。
そのアクセスを集めるという部分において、キーワードがある程度重要になってくるわけです。
巷で開かれているセミナーや販売されている書籍でも、「ブログを書きましょう」「キーワードを攻略しましょう」という説明をされています。
そして多くの場合、Googleの提供する「キーワードプランナー使いましょう」と説明を受けます。
ぶっちゃけキーワードプランナーって・・・
キーワードプランナーを使用したことはありますか?
私もこれまでブログを書く際やYoutubeでタイトルを設定する際に使っていましたが、正直使いづらいです(笑)。
GoogleAdWordsが提供しているので確かに膨大かつ精密なデータが参照できそうな気がしますが、ウェブ集客の実践となると使いにくいんですね。
さらに、昨年には仕様変更があったためキーワードプランナーは、より使いにくくなりました。
キーワードプランナーを私たちが使う目的として、
1.検索ボリュームの把握
2.複合キーワードの調査
です。
検索ボリュームは、1ヶ月でそのキーワードがどれだけ検索されているのか?ということです。
複合キーワードとは、その言葉と一緒に検索されている言葉ですね。
例えば、「ブログ 集客 方法」でれば、ブログというキーワードに対して、「集客 方法」が複合キーワードということになります。
この2だけなんですが、キーワードプランナーでこれを調べようとすると、どこをみたらいいのか迷ってしまいます。
逆に上記の2つが分かれば、別にキーワードプランナーは必要ありません。
そこで今日は、スモールビジネスの方がもっと簡単に利用できるキーワードツールを紹介します。
複合キーワードが一目でわかる「keysearch Beta」
キーワードプランナーを使う目的の1つとして、複合キーワードの調査があることは先程お伝えしました。
しかし、キーワードプランナーで表示される複合キーワードには、記事を書く側としては使いにくいんです。例えば「ブログ」というキーワードで調べてみましょう。
上図のように、「ブログ」について調べてみると、「掲示板」「コミュニティ」といった、記事を書く側からしたら参照しづらいキーワードが含まれています。
さらに、検索ボリュームも1000〜1万と、とてもアバウトですよね(笑)。
これで確信をもってブログ記事を書ければ、それはそれで問題ありませんが、実際にやってみると非常に書きにくいです。
では、何を使えばいいか。そこでオススメしたいのが「keysearch Beta」というツールです。
例えば、「ブログ」というキーワードであれば、
「ブログ 書き方 初心者」
というように、階層的に表示されます。
こんな便利なツール見たことがありません。
keysearch Betaを使った記事テーマの決め方
「keysearch Beta」の便利な点についてはもうご理解いただけたかと思います。
次にそのkeysearch Betaを使った記事テーマの決め方について見ていきます。
まずは、keysearch Betaに攻略したいキーワードを入力します。
すると、キーワードに沿って複合キーワードが階層的に表示されるので、その中からおおよそのテーマを決めます。
次に、その選んだキーワードで実際にGoogle検索してみます。
すると、ライバルサイトが表示されます。
「ブログ 書き方 初心者」で検索すれば、そのテーマについて書かれた記事が表示されます。
ライバル記事を実際に確認し、情報を加える、わかりやすくするなど工夫をして記事を書いていきます。
しかし、勘の鋭い方はここで1つの疑問が浮上するかと思います。
それは、検索ボリュームについてです。
keysearch Betaでは確かに、検索ボリュームを確認する項目はありませんからね。
SEOの勝負から土俵をズらす
検索ボリュームを意識する目的としては、大量のアクセスを集めるというものがあります。
しかし、スモールビジネスのウェブ集客では大量のアクセスは不要です。
キーワードをガンガン攻略して、1ヶ月に5万、10万アクセス以上集めるという土俵では、大手に勝てません。
広告費や人員を投入されたら太刀打ちできませんからね。
では、私たちスモールビジネスはどのように戦えばいいのか?
その答えは、新規アクセスもリピートを重視するということです。
一度アクセスしてもらった人に、何度もアクセスしてもらうやり方ですね。
この方向性であれば大手にも太刀打ちできます。
よく言われているロングテール戦略も生きてくるわけですね。
具体的には、ソーシャルメディアを活用したり、ブックマーク、RSSに登録してもらうなどです。
(この辺は長くなるのでまた別の機会にお話しますね)
ですので、スモールビジネスの場合は、皆が喜ぶ大人気キーワードよりも、困っている人のかゆいところに手が届く、ロングテールキーワードを攻略したほうが話が早いわけです。
そうなれば、検索ボリュームはさほど気にせずとも大丈夫なんです。
でも、そもそもkeysearch Betaで表示されているキーワード達はある程度検索されているから表示されているので、keysearch Betaで表示された時点でボリュームは担保できてるんですけどね。
キーワード選定の際には、「keysearch Beta」をぜひ使ってみて下さいね。