見込み客を集めることは、集客の原則です。
まずは無料で試してもらい、価値を感じてもらう。
徐々に信頼を獲得し、その後で、有料商品を提案する。
いきなり有料の商品を売ることは、容易ではありません。
この鉄則を忠実に守れているでしょうか。
無料オファー作らなきゃ…
セミナーやワークショップで、生徒さんとお話していると、
「とりあえず、無料オファー作らなきゃ…」
こんなセリフを、よく聞きます。
無料オファーとは、随分前から存在する手法です。
「連絡先(リスト)」をもらう
要するに、
- 無料で何かをプレゼントする
- その代わりに、連絡先を貰う
という方法ですね。
あらゆる場所で使われている
実は、あらゆるところで、無料オファーは使われています。
- 化粧品
- 健康食品
- 雑誌
- ソフトウェア
- …etc
周りを見渡せば、多くの商売で活用されてることに気づくでしょう。
この方法は、ダイレクトマーケティングとも呼ばれます。
このあたりは、書籍を参考にしてみても、良いかも知れません。
「顧客リストは命!」と、多くの人が挙って無料オファーをはじめました。
無料オファーをやってみよう!
無料オファーの重要性がわかると、
- 「とりあえず無料オファーを作ろう」
- 「まぁ無料でこれをあげてみよう」
と、とにかくやってみる人がいます。
皆さん、専門家です。
無料とはいえ、非常に価値の高いオファーであることがほとんど。
「間に合わせ」の無料オファーには注意
しかし、ここで注意が必要です。
無料オファーを渡した段階では、まだ見込み客は価値を感じていません。
提供者側が「とりあえず〜」という感覚で、プレゼントする。
そうすると、貰う側も、「とりあえず貰っておこう」という反応をします。
とりあえず貰った見込み客は、確実に無料オファーのことを忘れます。
無料オファーは忘れさられる
そして、「見込み客から真の顧客化」は実現しづらくなるんですね。
なぜなら、無料オファーを申込んだだけで、価値は感じていないからです。
価値を感じなければ、購入にはつながらないでしょう。
それでは、単なるボランティア。
ウェブ集客を実践する以上、しっかりと売上に結び付けなければなりません。
ではどうするか。
価値を感じてもらうには?
答えは、シンプルです。
「無料オファーを申し込んだ人に、価値を感じてもらう」
これがポイントです。
そして価値を感じてもらうには、
「使ってもらうこと」
が重要になります。
「使ってもらうこと」がポイント
無料オファーを申し込んで終了。これでは、いけません。
そうではなく、「確実に活用してもらう」必要があります。
これは、どんな無料オファーの形態であろうと、一緒です。
「使ってもらう無料オファー」が最大のポイントなんですね。
そこで、今回は最も作りやすく、活用しやすい無料オファー紹介します。
使ってもらえる無料オファーとは?
「使ってもらう無料オファー」
と聞いても、ピンと来ていないかもしれません。
無料オファーと言えば、
- 小冊子
- 資料請求
- 動画講座
- メール講座
- …etc
が一般的です。
おすすめの無料オファーは…
しかし、「使ってもらう」に注力すると、もう少し工夫が必要になります。
そこで…おすすめしたいのが、「チェックリスト」です。
「え、そんな簡単なモノでいいの?」
と、思う方もいるかもしれません。
大丈夫です。
チェックリストなら、使ってもらえる
無料オファーの目的は、使ってもらうこと。
チェックリストは、実用性が高いツールです。
チェックするということは、頻繁に手が届く範囲に、置いておく必要があります。
「これだけやればいい」
というチェックリストを作ってあげれば、活用する側もありがたいです。
メールや動画もプラスすると良し
さらに、メールやチェックリストの使い方を、アドバイスするものありです。
補足的な情報を加えた、動画を送るもの効果的ですね。
- チェックリスト+メールでフォロー
- チェックリスト+動画でフォロー
こうすることで、もっと使ってもらいやすくなります。
自分には使えない?
中には、チェックリストと聞いて、
「自分の業界では使えないよ…」
と感じる方もいるかもしれません。
大丈夫。ご安心ください。
チェックリスは、汎用性が高いツール
実は…
切り口を考えることで、チェックリストは、非常に汎用性の高いものになるんです。
チェックリストは、いろいろな使い道があります。
今回はその中から、3つほどテンプレートをご紹介しますね。
チェックリストテンプレート3選
チェックリストを、侮ってはいけません。
思いの外、活用パターンがあります。
以下3つのテンプレートを、自身の商売で活用してください。
1.手順を並べる
何かに取り組む際の、正しい順番を羅列してあげます。
- 節税の手続きの全手順
- 起業するために、やるべきことリスト
- ウェブ集客攻略の7ステップ
とくに初心者には、ありがたがられるチェックリストです。
2.アイディアを並べる
アイディアの種となるものを並べることで、新たな気づきを与えてあげます。
- 飲食店販促アイディアリスト
- 治療院のための、チラシ成功事例集
- ランディングページ改善アイディア33
「これは手に入れておきたい!」という収集欲をくすぐります。
3.問題点を並べる
問題点を列挙し、課題を顕在化してもらいます。
- 糖尿病症状チェックリスト
- ヘルニアセルフチェックリスト
- ウェブマーケティングの診断項目50
以上、3つのテンプレートになります。
ぜひ、どれか1つでも、当てはめて使ってみてください。
チェックリストについての書籍を参考にしてみても、良いかもしれません。
編集後記
無料オファーとはいえ、有料級の価値にするのは前提です。
「え、こんなん無料でいいの?」
と、言ってもらえることが理想的。
ぜひ、ブログの記事の下や、広告でのリスト取りの際に活用してみて下さい。
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この記事への反響
チェックリストは考えたことなかったです!勉強になるなあ/
無料オファーに最適!チェックリストの作り方テンプレートを特別公開 https://t.co/TAYiVixEod @konohayaChから— 谷口孔陛(たにぐちこうへい) (@khtax16) 2016年12月21日