ネット集客において、「キーワード」は基本です。
- ブログ集客
- リスティング広告
- YouTube集客
いずれも基点となるのは、キーワードです。
キーワード選定
ネット集客に取り組む際には、必ず一番はじめにキーワードを選定しますね。
「キーワード選定の方法」といった記事や本も、よく見かけるでしょう。
このキーワード選定を、あなたはどのようにおこなっているでしょうか?
一般的な手順
一般的には、以下のような手順でしょうか。
- 「攻略するキーワード」を、決める
- キーワードツールで、「関連キーワード」をピックアップする
- 「検索ボリューム」が多い順番に並び替える
- 上から順番に、記事を更新する
ただし、日々スモールビジネスオーナーと現場で接していると、気付きます。
キーワード選定している人は少ない?
実際のところ、このようにキーワードを選定している人は、多くないということです。
キーワードを意識せず、とりあえずブログ記事を書いている人が、大半なのです。
やっているとしても、検索エンジンで、サジェストキーワードを確認しているくらい。
前述の手順は、そもそもパソコン初心者には、ハードルが高すぎるのです。
キーワード選定していない?
実際のところ、ほとんどの人は、キーワード選定をしていません。
これが、スモールビジネスの現場の実情です。
でも、いずれにしても、同じようなものです。
結局、見ているのは?
- 関連キーワードをピックアップする
- キーワードを並び替える
結局のところ見ているのは、「検索ボリューム」です。
誤解を恐れずに言えば、検索ボリュームを見る必要はありません。
なぜか。
ビッグキーワードとスモールキーワード
その説明をする前に、まずキーワードの種類を把握しておく必要があります。
キーワードには、
- ビッグキーワード
- スモールキーワード
があります。
ビッグキーワードとは
ビッグキーワードとは、たとえば、スモールビジネスでいうと、
- 「治療院」
- 「エステサロン」
- 「パン教室」
- …etc
といったものです。
要するに、「キーワード」1語のものです。
スモールキーワードとは
スモールキーワードとは、たとえば、
- 「治療院 おすすめ」
- 「エステサロン 人気」
- 「パン教室 個人」
- …etc
といったものです。
要するに、「キーワード + 複合キーワード」のものです。
スモール → ミドル
ですが、このスモールキーワードは、実はスモールでは無いのですね。
実際に、先程のキーワードを検索エンジンに入力してみると、
- 「治療院 おすすめ 肩こり」
- 「エステサロン 人気 施術」
- 「パン教室 個人 東京」
と、さらに複合キーワードが、候補として表示されます。
つまり、ビッグとスモールの間に、ミドルがあると考えた方が良いということです。
検索力とキーワード選定力の向上
- 情報受信者は、検索能力が上がっている
- 情報発信者も、キーワード選定能力が上がっている
- そもそも、情報自体が増えている
このような背景から、「スモール」キーワードを攻略する必要が出てきているのです。
ビッグとミドルとスモール
整理すると、
ビッグキーワードは、
- 「治療院」
- 「エステサロン」
- 「パン教室」
- …etc
ミドルキーワードは、
- 「治療院 おすすめ」
- 「エステサロン 人気」
- 「パン教室 個人」
- …etc
スモールキーワードは、
- 「治療院 おすすめ 肩こり」
- 「エステサロン 人気 施術」
- 「パン教室 個人 東京」
- …etc
ということです。
「検索ボリューム」を見る必要が無い理由
さて、話を戻しましょう。
なぜ、検索ボリュームを見る必要が無いのか。
ここで、スモールビジネスオーナーの、あなたに考えて頂きたいことがあります。
ビッグキーワードとミドルキーワードとスモールキーワード。
それぞれを眺めてみて、どのキーワードが、商売に結び付きそうでしょうか?
どのキーワードが、商売に結び付きそう?
たとえば、あなたが治療院オーナーだとして、
- 「治療院」
と検索する人が、ご自身の治療院に訪れそうでしょうか?
…。
ちょっと、考えにくいですよね。
少なくとも、
- 「治療院 おすすめ 肩こり」
と比較すると、訪れる可能性が少なそうです。
商売に結び付くかどうか
つまり、
- 「検索ボリューム」の多い順=ビッグ > ミドル > スモール
- 商売に結び付く順=スモール > ミドル > ビッグ
ということです。
そもそも、「検索ボリューム」を狙うというのは、広告収益モデルのやり方です。
広告収益を狙うなら、できるだけボリュームが多い方が良いでしょう。
我々は、スモールビジネス
ですが、我々スモールビジネスは、そうではありませんね。
実業の商売に結び付くかどうかが、重要なはずです。
であれば、商売に結び付きやすいスモールキーワードを攻略した方が良い。
では、どうやって、スモールキーワードを攻略すれば良いのでしょうか?
スモールキーワードの攻略方法
スモールキーワードの攻略方法としては、
- 検索エンジンのサジェストを参考にする
- キーワードツールの関連キーワードを参考にする
- キーワードマップを作る(マインドマップ等で)
- キーワードマップツールを使う
といった方法が、あります。
ご自身のやりやすい方法で、実践すると良いでしょう。
商売に結び付きやすいスモールキーワードを攻略する
もちろん、大切なのは、検索ボリュームを狙わないということです。
商売に結び付きやすい「スモールキーワード」を攻略することを忘れないことです。
我々スモールビジネスは、商売に結び付きやすいキーワードの攻略がおすすめです。
ネット集客については、書籍を参考にしてみても、良いかもしれませんね。
編集後記
我々は、スモールビジネスです。
- 検索ボリュームを狙わないこと
- 商売に結びつきやすいキーワードを攻略していくこと
忘れずに、実践していきたいものですね。
