「無料なのに良質」
これはもはや当たり前になってきています。
私は今年の5月くらいからウクレレを始めました。
以前は全く興味を持ちませんでした。
ウクレレと言えば、真っ先に浮かぶのがドリフターズのスター、高木ブーさん。
ですので、若者が手を出す楽器というイメージではありませんでした。(ブーさんごめんなさい)
しかし、ウクレレの醸し出す音色に魅了され今ではもう虜です(笑)
私はアコースティックギターをやっていた経験があるので、ウクレレにはそこまで苦戦はしませんでした。
しかし、はじめて触る楽器ですし、ギターに比べ弦の本数や、そもそもの大きさが違います。
最初演奏してみた時は、「小さっ」と思いなかなか上達しませんでした。
でも依怙地な私は、なんとしてでもウクレレが弾けるようになりたいと思い、猛練習をしました。
そして、無事に現在そこそこの腕にはなりました。
そして、ふと自分のウクレレの練習方法を振り返ってみました。
私が、ウクレレの練習に用いたのはたった1つ。
Youtubeだけです。
通常であれば、音楽スクールに通ったりと定額でお金を払うとか、DVD教材等を購入するかもしれません。
しかし、私はYoutubeオンリーでした。つまり、無料です。
無料のYoutube動画でもきちんと基礎から応用まで解説されていました。
私自身、無料でもかなりの腕まで上達することができたのです。
ここで思うことは、やはりコンテンツは無料が当たり前ということです。
数年前から、コンテンツ価値はゼロになるということは言われてきました。間違いなく、その趨勢は今後加速します。
「わざわざお金を出さなくても高品質なものが手に入る」
その片鱗はもうスモールビジネス界隈でも顕著ですよね。
判断のスキップと2ステップコンテンツ戦略
以前に比べて、明らかに情報の発信者が増えました。
Youtuberやブロガーをはじめ、自分の意見や世界観をメディアを通して容易に発信できるのです。
絶対的に正とされていたマスメディアの情報に疑いをもち、信頼の所在は個人メディアへと移り変わっています。
スモールビジネスを行っていれば日々、ブログやYoutubeで情報を発信している方も多いはずです。
その情報は1つの立派なコンテンツとしてウェブ上に存在します。
それらは、無料コンテンツであるにも関わらず有料級の情報であることも往々にしております。
書籍にお金を出して得ていた知識が無料でウェブ上で閲覧できる環境になりました。
そうなると、ユーザーの目は肥えてきます。
・コンテンツは高品質
・価格は無料
とう観念が植え付けれるということです。
この環境下で、コンテンツを上手く活用して商売をするにはどうしたらいいのでしょうか?
そのヒントとなるのが、判断のスキップです。
人は、選びたいという欲があると同時に多すぎると選ぶのが面倒くさいという感じます。
その選択のストレスをできるだけ和らげるのです。
判断をする手間を可能な限り省略させてあげる
これがポイントになります。
そしてそれは、2ステップコンテンツ戦略で実現できます。
2ステップとは
- 情報を翻訳する
- レベル別コンテンツを用意する
です。
まずは、世の中の情報をわかりやすく翻訳してあげます。
田舎のおばあちゃんでも分かるように、説明してあげるということです。
そして次に、初心者、中級者、上級者というレベルごとに満足できるコンテンツを用意してあげるということです。
初心者が、成長してあなたの元を離れないように次に攻略すべきハードルを設定して、それを助けるコンテンツを提供します。
わかりやすく情報を伝えて、判断基準を育てた後に各レベルにあったコンテンツを提供できる仕組みがあれば万全です。
コンテンツを使って商売をされている方は考えてみてくださいね^^
編集後記
今回は『ブログ YouTubeの良質なコンテンツの作り方ってこういうこと』についてお伝えさせて頂きました。
ベネッセが意識していることは「生まれてから死ぬまで、人生にずっと寄り添う商品を提供すること」だそうです。
これもまさに長期的目線でのコンテンツ戦略ですね^^