SMAP解散。
我々世代であれば、芸能史に残るビッグイベントでしょう。
そんなSMAP解散騒動の折に、明石家さんまさんの発言が話題になりました。
「俺は木村派や〜」
明石家さんまさんが、
「俺は木村派や〜」
と、とある番組で言っていたのです。
こうした有名人の言論は、何かと話題に上がりますよね。
なぜここまで盛り上がるのでしょう。
情報発信の秘訣
ゴシップ系や芸能ネタだから話題になる。
これは間違いありませんが、それだけで片付けてはいけません。
もちろん、SMAPほどの知名度があれば、何をしても話題になります。
髪を染めたというだけで、恐らく翌日のLINEニュースに載るでしょう。
しかし…
SMAPの解散問題には、有効的な情報発信の秘訣が隠れているのです。
みんな「裏」が好き
さんまさんが、「俺は木村派や〜」と言ったことで、翌日のニュースは騒ぎました。
多くの人が、この発言の意味を咀嚼し予想を膨らませる。
芸能界の裏の世界を、垣間見ようとしているのです。
「あの芸能人、実はね…」なんていう情報が、みんな大好物。
本当のところ、どうなの?
つまり、「本当のところ、どうなの?」が気になるんです。
もっと言えば、さらにそれを、人に教えてあげたいわけです。
「あの芸能人、実はね…」という情報が、会話の潤滑油になったりしますからね。
裏を見せられないか
ここで一度立ち止まって、
何か「裏」を見せられるネタはないか、考えてみましょう。
業界では話題になっているけど、真相が不明なことはないでしょうか。
「あれ、実はですね…」と、あなたの見解を伝えられるネタを出してみましょう。
情報の賞味期限
情報の賞味期限は、
『噂が、「7割」事実に変わってきた頃合い』
だと、私は思っています。
事実として定着してしまったら、賞味期限は、まもなく切れるでしょう。
噂が、話題を呼ぶ
芸能人関係のニュースも、噂が真実味が増してくると、一気に盛り上がります。
真実味がない噂の時は、「どうせまた嘘でしょう〜」と勘ぐります。
逆に事実化してしまうと、「やっぱそうだったんだね」と幾分冷めてしまいます。
「どうやらあの噂、事実らしいわよ〜」
のタイミングが、注目の絶頂期ということです。
スモールビジネスでも使える
実は、スモールビジネスオーナーにも、この方法が使えます。
集客を行う上では、情報発信が大切。
こんなこと、わざわざ言うことではないと思います。
しかし、世の中は情報過多。
普通の情報では興味を持ってもらうことが不可能です。
注目してもらう2つの裏技
ではどのように、自社の情報に注目してもらうのか。
そんな時に有効な裏技が、2つあります。
- 裏側を見せる
- 情報をまとめる
上記2つを意識することで、興味を持ってもらいやすくなるんです。
(1)裏側を見せる
先に出た、「ホントの所はどうなのよ〜」というニーズ。
あなたの業界で、教えてあげられるネタはないでしょうか。
- 最近のトレンド
- メディアで話題のキーワード
- 事件や事故になったこと
「あれって、実のところ…」と専門家視点で、教えてあげましょう。
(2)情報をまとめる
裏側について説明したら、情報をまとめてあげましょう。
情報で錯乱した世の中を、あなたがわかりやすく整理してあげるのです。
- 手順を教える
- 5つのポイントにまとめる
- ◯◯と△△の比較をする
- …etc
これで情報発信の差別化は十分です。
販促でも使える
ちなみに、このやり方。
販促・プロモーションでも活用できます。
「裏側」を暴く!みたいな仕掛け方で、注目を引くこともできるでしょう。
こうしたプロモーションについては、書籍を参考にしても良いかもしれませんね。
編集後記
情報過多の時代では、
- 情報をまとめて、
- わかりやすく伝える
という能力が求められますね。
話題になっているニュースがあったら、専門家視点で解説をする。
その癖をつけておくだけで、興味を持ってもらいやすい情報発信ができますよ。