集客アイデア | 新規集客は無料媒体よりも有料メディアを使おう

「今の時代は、難しいものを”面白くない”って、すぐ切り捨ててしまっているような気がするんです。」

(サッポロ生ビール黒ラベル「大人エレベーター』シリーズ 第25弾 より引用)

ミュージシャンの山口一郎がそう語ると、静かに妻夫木聡はうなづいた。サッポロビールの名物企画CM「大人EV」の1シーンである。このCMシリーズがなかなか面白い。ボーっと見ていると、たまにハッとさせられる。

冒頭の一言いかがだろうか?正直、わたしは山口一郎を知らなかったのだが、この一言には考えさせられるものがあった。「その通りだな~」と思ったのだ。同時に祖父から言われた言葉を思い出した。わたしの祖父は事業家だ。今は引退しているが、会社は創業40年を超える。

  • 3年以内に倒産する会社が35%
  • 5年以内に倒産する会社が85%
  • 30年以上続く会社は1万社に2社しかない

といわれている中で、40年続く会社をつくった祖父をとても尊敬している。(父と母のことはそれ以上に尊敬しているのだが)。そんな祖父から昔話を聞いている時に、こんなことを言われた。「難しい物に触れ続けなさい。それがお前を成長させてくれるから。」

これは祖父の経験からの言葉だった。70年以上前に地方から上京して、第二次世界大戦に参加した祖父は、終戦後に大学に入学する。貧しくてろくなものも買えなかったので、夜中に懐中電灯を付けながら本を読んだという。

そんな中、あるとき祖父は「哲学」の本を読んだ。何が書いているのかサッパリわからなかったらしい。でも、この経験が後に役に立ったと語っている。「わからなくてもいい。わかろうと努力すること自体に意味があるんだ。」と語ってくれた祖父の言葉がとても印象に残っている。

「今の時代は、難しいものを”面白くない”って、すぐ切り捨ててしまっているような気がするんです。」

(サッポロ生ビール黒ラベル「大人エレベーター』シリーズ 第25弾 より引用)

山口一郎と妻夫木聡の対談から、祖父の言葉を重ね合わせた。

有料集客を”難しい”って、すぐ切り捨ててしまう

商売でも同じではないだろうか。ウェブ集客の話が得意なので、その話をさせて頂ければと思う。ウェブ集客において、一般的に「簡単」だと考えられているのは「無料集客」だ。たとえば、

  • ブログ集客
  • ユーチューブ集客
  • ソーシャルメディア集客

など。要するに、費用がかからない集客のことである。それに対して、一般的に「難しい」と考えられているのが「有料集客」だ。

  • 検索連動型広告
  • ディスプレイ広告
  • フェイスブック広告

など。ダイレクトにお金がかかるので、「難しい」と考えられているようだ。どこに主眼を置くかによるが、シンプルに「集客する」ということであれば、実は、「無料集客」よりも「有料集客」の方が、圧倒的に簡単だ。

仮に私が、もし知り合いのセミナー講師に「今週末のセミナーに集客をしたい!」と言われたとしよう。そのとき、「無料集客」しかできないのであれば、はっきり言って、できることは何もない。(おそらく手は尽くした上での相談のはずだからだ)

だが、「有料集客」を使って良いのであれば、ほぼ確実に集客することができるだろう。収支度外視でいいなら、テレビCMでも打てばいいからだ。これなら絶対に集まるだろう。

極端ではあるが、わかりやすさを伝える場合はある程度の極端さが必要だ。つまり、「集客できない」という人は実は、集客できないのではない。「無料で」集客できないだけだ。費用をかければ、誰だって集客することができる。

たしかに、広告出稿にあたっては、収支の設計や広告の出稿方法など多少難しいと感じられるところがあるかもしれない。だが、それを乗り越えた後には「集客できる」という未来が待っている。

商売における問題の大半は「集客」である。この問題を解決できるのであれば、時間をかけてでも取り組む価値があるのではないだろうか。有料集客を「難しい」って、すぐ切り捨ててしまうのはもったいない。無料集客に加えて有料集客も選択肢に入れてみることをおすすめする。

編集後記

よく「事業が軌道に載ってから広告を始める」という人がいる。

確かにそういった使い方もあるが、広告の使い方はそれだけではない。むしろ本当は、スタートアップほど、広告が有効なのだ。

だって、無料集客の方が有料集客よりも難しいのだから。

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