ウェブマーケティングを軌道にのせる方法。
それは、「魚を覚える」のではなく、「魚の釣り方」を覚えることです。
スモールビジネスオーナーの中には、ウェブマーケティングを知り尽くしている方もいます。
ウェブツールを使いこなし、一人でガンガン進めていける方もいます。
しかし、それはほんの一部です。
知識はあっても、実践ができない
ほとんどの方は、知識やノウハウは持っていても、実践ができていません。
「おれは結構できるよ」
とお思いの方は、だいぶ上位層です。
大多数は、ウェブマーケティングの実践ができません。
手法は知っているけど、形にできない
- ブログ
- メルマガ
- ステップメール
- ランディングページ
- プロダクトローンチ
- ウェブセミナー
これら、名前や有用性は知っている。
でも、肝心の実装はできないわけです。
ウェブマーケティングで必要なスキル
ウェブでの集客を実現する方法。
それは、「知っている」状態から、「形にできる」状態にしなければなりません。
前述の通り、多くの人は実践できていません。
初心者こそ、チャンス
であれば、ここにウェブ初心者にもチャンスがあります。
ウェブに詳しい人だけが、どんどん成果を出す世の中。
これは、少し前の話です。
現在は、誰でもウェブを使いこなせるツールが整い始めました。
ウェブに強い人しか実践できない時代から、ウェブ初心者でも、実践できる時代に変わったわけです。
代表的なものとして、ペライチというランディングページ制作ツールがあります。(詳しくは調べてみてください)
ツールが簡単にしてくれる
- ブログ
- メルマガ
- ランディングページ
- ステップメール
- ネットショップ
- 予約システム
- 決済サービス
- …
といった、ウェブ集客に必須のツールを揃えるのに、特別な知識は不要です。
ツールが、簡単にしてくれています。
となると、どこで差がつくのでしょうか。
集客の明暗の分かれ目
それは、しっかりと全体の仕組みが作れるかということです。
ツールが出てきて、部分については、みんな揃えられるようになりました。
でも、部分的に頑張っても、集客はうまくいきません。
魚を覚えるか、魚の釣り方を覚えるか
冒頭の比喩に話を戻します。
「魚を覚える」のではなく、「魚の釣り方」を覚える。
ウェブマーケティングで当てはめれば、
- 魚 = 部分のテクニック
- 釣り方 = 全体の仕組み
ということになります。
老子の言葉
老子の言葉にも、こうあります。
「人に魚を与えれば1日で食べてしまうが、釣りを覚えれば一生食べていける」
魚があれば、一時的には腹を満たせるが、それ以降は満たされない。
魚の釣り方を覚えれば、自分の手で一生腹を満たせる。
部分ではなく、全体のスキル
ブログやソーシャルメディア等の、ノウハウを学ぶ。
しかし、全体設計が整っていなければ、売上には結びつきません。
ブログを書いてアクセスを集めても、その後の流れが構築されていなければ、アクセスは水泡に帰しますね。
個々のテクニックに走ることは刺激的で、楽しいことです。
ですが、全体設計ができていなければ、結局のところ、成果は出ません。
全体の導線を構築する
このは屋では、常に全体設計(導線設計)を意識しています。
- ブログをやるからには…
- メルマガをやるからには…
- ランディングページを用意するからには…
全てが、1つの線で繋がって初めて意味が出てくるのです。
ここの導線設計力があれば、何をやってもうまくいきます。
一生食えるスキルを見極める
ブログのノウハウだけを持っていても、ブログがなくなったら、死んでしまいます。
導線の設計スキルがあれば、ブログがなくなっても、ご飯を食べていけるわけです。
ぜひ、魚の釣り方を先に身につけていきましょう。
手法やテクニックが稼がせてくれるわけではありません。
仕組み作りというスキルが、本当の稼ぐチカラになります。
(参考:ウェブサイトの導線設計 | ユーザーをコンバージョンさせるには?)
編集後記
このは屋では常に、再現性というものを意識しています。
ノウハウや手法は、寿命が長いからこそ、価値があります。
一年後に使えるかどうかわからないテクニックに心血注ぐよりも、一生使える力を身につけていけるといいですね。
この記事への反響
魚の釣り方、共感しました!
ウェブ初心者の下克上!ウェブ集客に本当に必要な3つのツールとは? https://t.co/b4ttAuCOWm @konohayaChより
— 小平 義則 (@kohira_innocord) 2016年10月3日