このは屋 AIエージェント実践シリーズ 2026.06.25

    ローカルLLMは初心者にオススメできるのか?実際に試して分かったこと

    ローカルLLMについて、ここまでいろいろ試してきました。 LM Studio Ollama公式GUIアプリ Gemma Qwen DeepSee...

    記事を読む 読了目安 7 分 / AI時代の自作と内製化
    ローカルLLMは初心者にオススメできるのか?実際に試して分かったこと
    AI × DIY × Small Business 読んで終わりではなく、自分の商売に戻す。

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    ThemeAIエージェント実践シリーズ
    Updated2026年6月25日
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    ローカルLLMについて、ここまでいろいろ試してきました。

    • LM Studio
    • Ollama公式GUIアプリ
    • Gemma
    • Qwen
    • DeepSeek
    • Ministral
    • …etc

    実際に動かしてみると、便利な場面はありますが、誰にでもオススメできるものではないことが分かりました。

    今回は、実際に試した結果を踏まえて、ローカルLLMは、おすすめできるのかを整理します。

    目次
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    このは屋
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    結論:最初のおすすめは、ローカルLLMではありません

    最初に結論です。

    AIを仕事に使い始めたい人に、私たちが最初からローカルLLMをおすすめすることはありません。

    まずおすすめしたいのは、クラウドAIです。

    たとえば、

    • ChatGPT
    • Gemini
    • Claude

    といったものです。

    また、AIエージェントを試すなら、

    • Hermes DesktopとGoogle AI Studioの組み合わせ

    が始めやすいと感じています。

    理由は、シンプルです。

    • 始めるまでが、比較的分かりやすい
    • 日本語の文章づくりで、使いやすい
    • 調べものや文章整理を、すぐ試せる
    • パソコンの性能を、細かく考えなくても始めやすい

    ローカルLLMは、その次の選択肢です。

    • AIを自分のパソコンの中で、動かしてみたい。
    • 複数のモデルを、比較したい。
    • クラウドAI以外の選択肢も、持っておきたい。

    そんな人には、試す意味があるでしょう。

    ローカルLLMは、クラウドAIの代わりではない

    ここは、大切なところです。

    ローカルLLMとクラウドAIは、どちらか一方を選ぶものではありません。

    役割が、少し違います。

    使いたいこと向いている選択肢
    まずAIで文章やアイデアを作りたいクラウドAI(ChatGPT・Claude・Gemini等)
    AIエージェントを試したいHermes Desktop+Google AI Studio
    複数のAIモデルを試したいLM Studio・Ollama
    AIを自分のパソコン内で動かしてみたいローカルLLM
    文章の下書きや構成案を作りたいクラウドAIまたはGemma4など

    ローカルLLMは、クラウドAIを置き換えるものではありません。

    AIの選択肢を増やすための、もう1つの方法です。

    1. まずは、クラウドAIから始める。
    2. 必要を感じたら、ローカルLLMも試す。

    この順番が、無理のない進め方だと思います。

    実際に試して見えた、ローカルLLMの良さ

    ローカルLLMを試してみて、良かったこともあります。

    自分のパソコンでAIを動かす感覚が分かる

    ローカルLLMでは、AIモデルを自分のパソコンに入れて動かします。

    クラウド上のサービスを使うのとは、少し違う感覚があります。

    モデルごとに、

    • 文章の雰囲気が違う。
    • 返答の速さも違う。
    • 得意な仕事も違う。

    こうした違いを、自分で確かめられるのは面白いところです。

    モデルごとの個性を比較できる

    LM Studioでは、Gemma、Qwen、DeepSeek、Ministralなどを試しました。

    Ollama公式GUIアプリでは、Gemma4、Qwen3 4B、Qwen3.6などを試しました。

    同じ質問をしても、モデルによって結果が変わります。

    • 文章を整えるのが比較的得意なモデル
    • 構成案を作るのが得意なモデル
    • 日本語が少し不自然なモデル
    • 言葉を表面的に受け取ってしまうモデル

    実際に試してみると、「AI」と一括りにはできないことが分かります。

    下書きやアイデア出しには使える場面がある

    今回試した中では、Ollama公式GUIアプリ上のGemma4に、可能性を感じました。

    • 文章を整理する。
    • 記事の構成を考える。
    • ショート動画の切り口を出す。

    こうした下準備では、使える場面がありました。

    ただし、完成原稿をそのまま公開するための道具ではありません。

    あくまで、人間の編集者を助ける下書き担当です。

    一方で、初心者にとっての壁もある

    ローカルLLMには、やはり難しいところもあります。

    パソコンの環境によって結果が変わる

    今回、LM Studioは、Parallels Desktop上のWindowsで試しました。(Intel Macのため)

    一方、Ollama公式GUIアプリは、Mac上で直接動かしました。

    同じローカルLLMでも、動かす場所が違います。

    そのため、速度を単純には比べられません。

    • パソコンの性能
    • メモリ
    • OS
    • 設定

    こうした条件で、使い心地は変わります。

    クラウドAIなら、あまり意識しなくてよいことです。

    モデル名だけでは、使いやすさが分からない

    • Gemma
    • Qwen
    • DeepSeek

    名前をよく見かけるモデルでも、実際に使いやすいとは限りません。

    たとえば、Qwen3 4Bは、比較的軽く動きました。

    ただし、「鼻歌まじりの商売」という言葉を、文字通り鼻歌を歌う企画として扱う場面がありました。

    言葉を拾うことと、考え方を理解することは別です。

    また、元文章にない数字や事実を追加することもありました。

    AIの出力は、やはり必ず、人間が確認する必要があります。

    プロンプトを整える必要がある

    ローカルLLMでは、特にプロンプトが大切だと感じました。

    「分かりやすくしてください」だけでは、こちらが頼んでいない説明を足してしまうことがあります。

    そこで、次のような条件を具体的に書くと、出力が改善しました。

    • 出力は1案だけにする
    • 元文章にない数字や事実を追加しない
    • 絵文字を使わない
    • あおる表現を使わない
    • 一文を短くする
    • 初心者向けに書く

    AIは、空気を読むより、条件を読む方が得意です。

    ローカルLLMを仕事で使うなら、モデル選びだけでなく、依頼の仕方も育てていく必要があります。

    初心者におすすめするなら?

    現時点で、私たちが初心者の方におすすめする順番は次の通りです。

    1. まずはChatGPT、Gemini、ClaudeなどのクラウドAIを試す
    2. AIエージェントを試したいなら、Hermes DesktopとGoogle AI Studioを使う
    3. ローカルLLMに興味が出た人だけ、Ollama公式GUIアプリやLM Studioを試す
    4. ローカルLLMは、完成原稿ではなく、下書きや構成案に使う
    5. 公開前は、人間が必ず確認する

    最初から、ローカルLLMを使いこなそうとしなくて大丈夫です。

    AIの活用は、難しい環境を作ることが目的ではありません。

    自分の商売や仕事を、少し軽くすることが目的です。

    ローカルLLMが向いていそうな人

    ローカルLLMは、次のような人には向いているかもしれません。

    • AIモデルごとの違いを実際に試してみたい人
    • パソコンやツールの設定を試すことが苦にならない人
    • クラウドAI以外の選択肢も知っておきたい人
    • 文章の下書きや構成づくりを補助してほしい人
    • AIをDIY(自作)で使いこなしていきたい人

    逆に、次のような人は、まずクラウドAIから始めた方が良さそうです。

    • 今すぐ文章づくりやリサーチに使いたい人
    • パソコンの設定に時間をかけたくない人
    • AIの出力をそのまま使える完成原稿に近づけたい人
    • モデルやパソコン性能の違いを考えたくない人

    まとめ

    • ローカルLLMは、誰にでも最初からおすすめするものではありません
    • まずはクラウドAIやHermes Desktop+Google AI Studioから始める方が分かりやすいです
    • ローカルLLMは、AIモデルを比較したい人や、自分のパソコンでAIを試したい人に向いています
    • Ollama公式GUIアプリ上のGemma4は、文章整理や企画の下書きに可能性がありました
    • ただし、完成原稿をそのまま公開する使い方には向きません
    • モデル選びだけでなく、プロンプト設計と人間の確認が必要です

    ローカルLLMは、初心者の方に、いきなりオススメできるものではありません。

    ですが、AIを自分たちの仕事に合わせて育てていくための、面白い選択肢です。

    1. まずは小さく試す。
    2. 使えるところだけ使う。
    3. 難しければ、クラウドAIに戻る。

    それで十分です。

    無理なく、鼻歌まじりで続けられる形を探していきましょう。

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