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スモールビジネス特化の学び舎
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セミナー集客のキモは1つの方法で10人じゃなく、1人を10個の方法で集めること

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スモールビジネス特化の学び舎 このは屋です。
  1. 「セミナーの集客に困っているんです…」
  2. 「セミナーに来てくれさえすれば、受注できるんですけど…」
  3. 「どうすれば継続的に集客できるようになるんでしょうか?」

こんな風にセミナー集客で悩んでいる人は多い。

実際にウチのセミナーやワークショップなどでも、お客さんからセミナー集客について聞かれることが多い。

スモールビジネスの顧客獲得において、セミナーによる営業活動が有効ということを知って、実際に取り組んでみたはいいけど、集客ができずに断念してしまう。

セミナー営業を始めることで、せっかくペコペコせずに「先生」というポジションを築いて、値下げ要望などをしない理想的なお客さんと仕事をすることを志したのに、集客できないせいで諦めてしまってはもったいない。

「参加者の前で話すのが恥ずかしい」という気持ちは何とか乗り越えることができたのに…。

ということで今回は、継続的にセミナーに集客できる方法についてシェアしていきたいと思う。ウチが実際に、セミナーやワークショップを毎月10〜20回開催して、継続的に集客している方法。

あ、ちなみに1回のセミナーに500人とか1000人とかを集める方法じゃないので悪しからず。

目次

集客に関する2つの重大な間違い

セミナー集客に限らず、集客というテーマには2つの重大な間違いがある。集客という課題は、たいていの場合、この2つの間違いを犯してしまっているせいで、解決することができない。

その2つとは、

  1. 無料の方法だけで集客しようとする
  2. 1つの方法だけで集客しようとする

の2つ。

この2つが集客に関する2つの重大な間違いで、この2つさえクリアすることができれば、集客というテーマから解放されるようになる。

それぞれを解説していこう。まず、「無料の方法だけで集客しようとする」間違いというのは…

無料の方法だけで集客しようとする

ネット集客が一番わかりやすいのだけど、集客に悩んでいる人というのは「無料」の方法だけで集客しようとしている場合が多い。

アメブロ、フェイスブック、インスタグラム、メールマガジン、ポータルサイト、ツイッター、ユーチューブ…。

すべて無料で取り組むことができる。そして、これら無料の方法だけで集客しようとする。だから、なかなか集客することができない。

少し考えてみればわかることだけど、無料で取り組めるということは、それだけ敷居が低いということ。誰でも取り組むことができる。

起業したてで右も左もわからないビギナーの人でも取り組めるし、何なら起業準備中のサラリーマンだってやってる。

だから、無料の集客方法というのはライバルが多いし、レッドオーシャン。その中で頭一つ出るためには、相応の努力が必要だし、一朝一夕でできるもんじゃない。

それに本当に集客できるようになるかわからない。いくらブログ記事やユーチューブ動画を更新しても、アクセスが集まるようになるかはわからない。(正確にいうと、高い技術が必要)

もちろん無料の集客方法が悪いというわけじゃない。ただ、成果を出せるようになるまでには時間がかかる。

それに対して、有料の集客方法ならどうか。有料の集客方法というのは、一番わかりやすいのが、GoogleやYahooが提供しているリスティング広告やディスプレイ広告のこと。

他にも、メルマガ広告、フェイスブック広告、ツイッター広告、インスタグラム広告、ポータルサイト広告などがある。(オフラインでいえば、DM、FAXDM、チラシ、ニュースレターなど)

これらのいわゆる有料集客の特徴は、「お金さえ払えば短期間で確実にアクセスを集めることができる」ということ。

ブログを100記事更新するとかユーチューブ動画を100本アップロードするとかとは根本的に性質が違う。

そして、何よりもライバルが少ない。例えば、あなたのフェイスブックで表示される広告は毎回同じ人、同じところじゃないだろうか。(あるいは、DM、FAXDM、ニュースレター何通来てる?)

試しに自分と同じようなビジネスをしているライバルの広告出稿元を数えてみるといい。多くても、5個〜10個くらいだろう。

おそらく30や50もないはず。でも、無料の集客方法はどうか。30や50じゃ効かない。少なくとも100はあるだろうし、場合によっては200以上ある。

ライバルが少ないところで勝負した方が成果が出るというのは、商売の鉄則で基本中の基本。だから、有料の集客方法は集客することができる。

まとめると、集客できない人というのは、実は集客できないわけじゃない。「無料で」集客することができないだけで、有料の方法をやれば集客できるようになる。

そもそも無料集客の方が有料集客よりも断然難しい。なんで業界で有名なところが広告を出しているのか。それだけ無料集客が難しいからに他ならない。

つまり、「まずは無料の集客方法をやって、集客できるようになったら、有料の集客に取り組む」というのは、実は間違い。(というか、順番が違う)

「有料の集客方法で集客している間に無料の集客方法を育てておく」というのが正しい順番。

さて、有料の集客方法に関する壁を乗り越えたところで、続いての「1つの方法だけで集客しようとする」という間違いについて確認していこう。

1つの方法だけで集客しようとする

「私は1つの方法で100人集める方法は知らないが、1人を集める方法を100通り知っている」と言ったのは、アメリカかどこかの高名なマーケター。(誰だったか忘れた^^;)

このセリフに集約されるように、1つの方法で大人数を集客するよりも、少人数を何通りかの方法で集客する方法を取ったほうがいい。

それは、そもそも1つの集客方法だけで大人数を集客することが難しいということが1つ。もう1つは、1つの集客方法に頼ると、その方法が何らかの原因で機能しなくなった場合にビジネスが立ち行かなくなってしまうから。

ウチもセミナーやワークショップの集客には、1つの集客方法だけじゃなく、何通りかの集客方法をおこなっている。フェイスブック広告が比較的得意だけど、それだけに頼ることはしていない。

フェイスブック広告の単価が上がってしまって機能しなくなることが考えられるし、そもそもフェイスブック自体いつサービス終了するかもわからないから。

フェイスブックが終わっても全然いいし何も困らないけど、フェイスブックが終わって、集客できないようになって、売上を上げられなくなって、家族を養えなくなったら困る。

だから、1つの方法だけで集客するのは避けたい。

そもそもだけど、スモールビジネスが集客したい人数なんて、そんなに多くないんじゃないだろうか。毎月10〜20の新規客を獲得することができれば、それで十分じゃないだろうか。

毎月たくさんの新規客を獲得することに労力を使うよりも、1度来てくれたお客さんに何回もリピートしてもらうことを重視した方が良いのは言うまでもない。(そういうビジネスモデルを作るべきだ)

セミナー集客なら、なおさらそうじゃないか。情報提供型じゃなく、顧客獲得型のバックエンド商品の販売が前提のセミナーの場合、そんなにたくさんの参加者は必要ない。

1回のセミナーに5人も集めれば十分。もっといえば、1人だけでもいい。月に3回開催するとしたら、多くても15人くらい集めることができればいい。

だったら、集客方法も100通りもいらない。1人集める方法を15通り知っていればいい。前述ですでに触れた集客方法だけでも15通り以上ある。

【無料ネット集客】アメブロ、フェイスブック、インスタグラム、メールマガジン、ポータルサイト、ツイッター、ユーチューブ。

【有料ネット集客】リスティング広告、ディスプレイ広告、メルマガ広告、フェイスブック広告、ツイッター広告、インスタグラム広告、ポータルサイト広告。

【オフライン集客】DM、FAXDM、チラシ、ニュースレター。

これらに加えて、紹介、口コミ、交流会、セミナー参加などをおこなえば、継続的に集客することができる。

肝心なのは、(1)無料の集客方法だけやらない。(2)1つの集客方法だけやらない。ということ。

有料の集客方法を毛嫌いせず、1つの集客方法に固執しないで、日々集客活動をおこなえば、継続的に集客することができる。

難しく考える必要も完璧主義に陥る必要もない。1つの集客方法で1人だけ集客できればいいのだから。

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