- 今更だけど、WordPressってどんなサービス?
- WordPressを導入しようか悩んでいる。
- アメブロ、Wix、noteと何が違うの?
今回は、このような悩みを抱えているスモールビジネスオーナーに向けての内容です。
前半は「WordPressとは一体どういったものなのか」を、後半は「WordPressを導入するメリット」について解説します。
ネットを見渡せばWordPressだらけ
ここ数年、ネットサーフィンをしていると、WordPressで作られたサイトを頻繁に目にします。
もはや、ブログといえばWordPressです。
「メディアを作るならWordPressがいい。特に商売を目的としているのであればなおさら」
こう解説している方も、かなり多い。
ですが、それでも知らない方・導入に迷っている方が意外と多いです。
WordPressはメリットが多い
なぜここまで、WordPressで作成されたサイトが多いのか?
それは無料ブログにはない、数々のメリットがあるからです。
今回は導入をオススメする5つのメリットを解説していきたいと思います。
皆さんのこれからのサイト運営の判断基準としてほしいです。
WordPressて、そもそもなに?
WordPressというと、ウェブに少しでもかじっている方なら名前くらいは聞いたことがあると思います。
今や世界的に見てもWordPressのシェアは圧倒的です。
このWordPressとは、Webページを作成する専門知識を知らなくとも簡単に
・ウェブページの編集
・ブログ記事の投稿
ができるブログシステムです。
以下、Wikipediaからの抜粋になります。
WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している(後述のプラグインよりSQLiteでの使用も可能)。単なるブログではなくCMSとしてもしばしば利用されている。
引用:Wikipedia
これは仕組みの解説なので、専門用語が多いので難しい感じになっているので、少し簡単に解説します。
実際のWordPressの操作とかは非常に簡単です。
サーバーにWordPressをインストールすることで、普段使っているブラウザ※で、ブログの編集が簡易的に出来るようになります。
※GoogleChrome、Firefox、Internet Explorer…etc。
イメージとしては、ウェブ上の土地(サーバー)に家(WordPress)を立てるような感覚です。
で、その家の中を自由に家具を配置してレイアウトしたり、自分の趣味空間を作るといった感じでしょうか。
それで、もしもWordPressのようなシステム(CMSといいます。)が存在していなかったらをどうなっていたかというと、、、。
昔は専門的な知識が必須だった
少し前までは、
- HTML・CSSというウェブページを構成しているプログラミング言語を習得する
- ブログ記事を更新する度にプログラミングを使い編集
- 編集データをサーバーにアップロードする
この作業を毎回おこなう必要がありました。
※HTML・CSSとは、ウェブサイトの形づくっているものとざっくり覚えていただければと思います。
正直、これは専門知識を熟知していたとしても、かなり面倒な作業です。
昔は、こういった手間を欠けてウェブページを作成していたので、技術の進歩が進んだことがわかっていただけると思います。
しかし、昨今はWordPressのおかげで、ちょっとしたテキスト編集も自分で簡単にできるようになりました。
アメブロでも十分?
「でも、これって無料のアメブロでいいんじゃないの?」と疑問を持つ方も多いです。
それでも、有名ブロガー・経営者がWordPressを利用してサイトを作成するのはなぜでしょうか。
確かに、アメブロでブログ記事は、簡単にそれこそ専門知識がなくともブログが作成できます。
芸能人のブログのような日常生活のシェアといった個人用ブログでなら大変便利なWebサービスです。
しかし、目的が商売での使用となると、はっきり言って向いていません。
商用利用できてもオススメできない
2018年12月25日に商用利用が出来るようになりましたが、問題はそこではないからです。
ブログ記事は、あなたが作成したコンテンツであり、あなたが商売をやっていく以上、資産となるからです。
アメブロの場合、アカウントが削除されたらコンテンツも削除されます。
また、アメブロだとウェブマーケティングを行う上でのカスタマイズがしにくい所があります。
例えば、Facebook広告のタグであるFacebookピクセルが設置できません。
今回は広告の話をすると脱線してしまう為、詳しい説明は省きますが、この設定ができないと、有効的な広告が打てなくなってしまいます。
集客ブログはなぜWordPressがいいのか?
なぜ、アメブロだと商売的には向いていないのかについて、深堀りしていきます。
そもそも、ツールに依存してしまう事自体が、大変危険です。
ツール依存になってしまうと、そのツールの運営会社のルール変更に大きく左右されてしまうからです。
商用利用解禁のルール変更は、嬉しい変更ではあります。
ですが、怖い側面もあり、一部の悪質なユーザーが商用利用を利用した商売を始めるかもしれないです。
そうするとまた新たなルール変更がある可能性があります。
ネットの歴史を振り返ってみても、こんな事は頻繁にありました。
コンテンツは資産なので自分で管理しましょう
一部の悪質な人のせいで、まじめな人が損をする。
そして、自分以外の外部の影響により、ルール変更がある。
こんな事、オフラインでもよくありますよね。
こういった側面があるからツール依存は、安心ではにです。
ブログ記事は、それなりに時間をかけて更新します。
けして、片手間で更新出来るものではないです。
どのキーワードを狙っていくかなど、ブログ記事の内容は戦略的に更新していると思います。
そういったことを踏まえると、コンテンツはあなたの資産。
その資産を、自分で管理しましょう。
アメブロ以外にも、Wixやnoteも同じ理屈で、おすすめできません。
(もちろん、サイト・ブログという点で)
しかし、アメブロ、noteに限っては拡散させるSNSとなら活用できます。
導入をオススメする5つのメリット
前置きが長くなりましたが、WordPressには数々のメリットがありますので、そちらをご紹介していきますね。
ブログ記事更新が簡単に出来る
ブログ記事投稿が簡単に出来ます。
確かに慣れていない方には、すこし操作が難しいように感じるかと思います。
ですが、定期的に操作をしていれば慣れてくるので問題はないです。
自分がPCを買い始めたが当初を思い出してみてください。
毎日、試行錯誤しながら触っていたら、業務はなんとかできるようになりませんでしたか?
ちょっとしたテキストの編集がそれほど時間もかからずに出来るようになりますよ。
導入が簡単にできる
最近のサーバーはどこも「簡単インストール」ができるので、導入が手間ではなりません。
数分でご自身の契約したサーバーにインストールできますよ。
簡単インストールの手順は、ネット上に豊富にあるので迷うことなくWordPressをスタートできます。
SEOに有利
WordPressは、導入した段階のデフォルト状態だとしても、SEOに最適化された仕様になっています。
それに、その後説明するWordPressテーマが秀逸でSEOに最適化されたものが多く存在します。
とはいっても、WordPressを使用している方は年々増えている為、有益なコンテンツ作成は欠かせませんけどね。
テーマ(テンプレート)が豊富
WordPressのデザイン部分を担うテーマ(テンプレート)が豊富な所です。
ありすぎてどれにするか迷うくらいです。
デザイン性や機能面がかなり高いのもWordPressを使うメリットです。
プラグインが豊富
プラグインとは、WordPressに機能を追加できる機能です。
プログラマーが作成しているケースが多いため実用的なものが多いです。
ノンプログラマーでも、プラグインを導入すればカスタマイズが可能になります。
以上、WordPressのメリットを5つ紹介しました。
デメリットもあります
どんなことにも一長一短があるものでデメリットもあります。
1つは、サーバーとドメインを用意する必要がある点です。
サーバーとドメインというとウェブからまったく知らない方からすると、何がなんだかわからないですよね。
まず、言葉は知っていても目に見えないのでイメージがわきません。
しかし、サーバーのドメインの知識はWebの活用する上で欠かせないものですので、死ぬまで役に立つ知識です。
WordPressを導入の段階で覚えておくと次世代CMSが流行りだした際など、長い目でみて役にたちます。
サーバーとドメインについては下記記事を参考にして下さい。
2つ目のデメリットは、セキュリティ管理を自分で行わないといけないという点です。
それについては以下の記事を参考にして下さい。
以上、WordPressについて解説いたしました。
この記事内だけでは解説しきれない部分も多いのでまた別の機会に解説いたします。
少しでも参考になれば幸いです。
編集後記
WordPressのメリットを色々と挙げましたが、編集が自分で簡易的にできるのでトライ・アンド・エラーが少ないサイクルで出来る点ですね。
ブログだけでなく様々な用途があります。
ネット上の情報も豊富なので、すぐに検索リテラシーさえあれば、やりたい事や不明点を調べることができますよ。
あとは以下のような書籍で学べます。