インターネット上で業務をする際に、PC間でデータの受け渡しをすることが多いですよね。
最近では、チャットでのデータファイルを添付し、ファイルの受け渡しをすることが多いです。
このやり取りの中で、時おり発生するのが、文字化けによりファイルの内容がわからなくなるケースです。
そもそも、文字化けとは?
文字化けとは、通常テキストで表示されるところを記号として表示されてしまう現象です。
例えば、テキストファイルで原稿を受け取った場合、文字化けにより内容がわからなかったということがあります。
この文字化け、毎回ある訳ではないですが、現象の原因がわからないと結構焦りますね。
文字化けが発生する理由
文字化けが発生する理由を知っておいた事が解決策を知るより先です。
解決策が後ほど教えますが、それも原因がわからないと応用がきかないので。
PC上で文字を表示させているは、「文字コード」と呼ばれるものがあるからです。
文字コードとは、PC上で文字を表示させる為に作られたもの(番号)です。
通常、PCは0と1でしかデータを扱えず、0と1だけでは文字を表示できません。
そこで、文字コードと呼ばれるものが作られました。
文字コードを揃える
日本では「Shift_JIS」がよく使われていました。
ですが、最近になり「UTF-8」(Unicode)が使われていることが増えてきています。
この分野については、さらに突き詰めていくとギークな世界ですのでこのくらいにして、この文字コードの互換性が文字化けが発生する原因です。
よくWindowで作成したデータをMacで開くと文字化けしていることがあります。
例えば、Windowの「メモ帳」などで作成したテキストデータの文字コードと、そのテキストデータを開いたMacのテキストエディタ「mi」の対応している文字コードが違っていたら、文字化けするといった仕組みです。
どうしたらいいのかはの解決法は意外とシンプルです。
文字コードを揃えればいいんです。
文字化けの解決法
まず、文字化けしたテキストファイルをテキストエディタで開きましょう。
テキストエディタには、「名前を付けて保存」もしくは、複製できるような機能があります。(たいだいメニューのファイルに表示されます。)
そちらをクリックすると、保存ボタン周辺に「文字コード」という項目があります。
そこから、文字コードを変更し、保存してみます。
それで再度、文字コードを変更したデータを開き、正常に表示されるのかを確認する。といった作業です。
現在主流なのは、「UTF-8」なので、まずはこれを試してみてください。
それでもダメなら、1つずつ正しい文字コードを探す為に、総当たりするしかないです。
様々な場面で応用可能
これは、ExcelのCSVファイルも同じです。名前を付けて保存から文字コードの変更をしてみてください。
もしくは、違うテキストエディタで試しに開いてみて確認するといった方法もあります。
Windowsだったら、TeraPadやサクラエディタだったり、最近だとSublime TextやAtomといったテキストエディタがあります。
Macでしたら、標準でついているテキストエディットやmi、そしてMacでもSublime TextやAtomがあります。
個人的には、Sublime Textがオススメです。
スモールビジネスでも今回のような知識が必要
スモールビジネスでも今回のような、ITリテラシーが必要だと考えています。
むしろ、この規模ですと、外注化が難しいので、自分でなんとかしていくしかない為、必然的に必要となります。
(むしろ、IT知識がないと、外注しても使いこなせない。)
時に、サービス提供の中で、ワークシートを配布した際に、
「文字化けしていてみれません。」
という対応もあるかもしれません。
原因がわからず対応できなければ、信頼はガタ落ちです。
なので、そもそもウェブを利用していく場合には、今回の知識は理解しておく必要があります。
いや、今回のに限らず、こういった類のトラブル対処法ですね。
以下の記事も参考になりますので、ご確認ください。
また、以下のような書籍も読んでみてください。