「ウェブ広告を出したいけど、Facebook広告とGoogle広告の違いがわからない、、、。」
今回はこんなお悩みをお持ちのスモールビジネスオーナーに向けて、Facebook広告とGoogle広告の違いについて解説をします。
この2つの広告、どちらを使った方がいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
ウェブ広告は奥が深いので今回はずっと初歩的なこの2つの広告の違いを知ってみましょうか。
2つのウェブ広告の違い
ウェブ広告の有名所は大きく分けると、Facebook広告とGoogle広告ですね。
Google広告は、リスティングとディスプレイ広告の2種類、
Facebook広告も、FacebookとInstagramの2種類になります。
この2つの広告の違いを解説していきますね。
Facebook広告とは?
まず、Facebook広告です。
Facebook広告といえば、みなさんが日頃見ているFacebookのニュースフィードに表示される広告です。
Facebookを見る時の目的は、だいたい友達の投稿だったり、いいね!したFacebookページを何気なく見るためが大半の目的です。
広告を目当てにFacebookを開くことなんて、まずないですよね。
そこで、たまたま気になり広告をクリックすると、いった流れがもっとも自然です。
そういえば自分の中で気になっていた問題、あまり意識してなかった、表面的には表れてなかった自分の中のニーズにハマり広告をクリックしてしまいます。
一方で、前から気になっていたセミナー講師やコンサルタントの広告を確認して、広告をすぐにクリックする。といったユーザーもいる訳です。
Facebook広告では、こういった潜在的なユーザーに対してアプローチすることが可能です。
以下のような書籍で学ぶことができます。
Google広告とは?
Google広告は、複数の種類があります。
有名所だとリスティング広告とディスプレイ広告があります。
ディスプレイ広告は、少し役割的にFacebook広告とかぶるところがありますので、今回はリスティング広告と比較します。
リスティング広告はGoogleの検索結果に広告を出稿します。
みなさん、Googleで疑問点を検索すると思います。
そのGoogleの検索結果の上位に表示されるということですね。
一番上に表示されれば、ユーザーの目につく為、売上が見込めるわけです。
検索エンジンで検索を行う顕在的なユーザーに対して広告を出稿することができます。
その為、時間がかかるブログ記事へのSEO対策をショートカットできます。
上位表示させる時間をお金で買っているようなものですね。
広告を出稿するには、ある程度キーワード選定の知識も必要になります。
これも以下のような書籍で学ぶことができます。
Facebook広告とGoogle広告の違い
まとめると、2つの広告の違いは、
- Facebook広告 → 潜在的なユーザーに対してアプローチする
- Google広告(リスティング広告) → 顕在的なユーザーに対してアプローチする
になります。
Facebook広告は、潜在的なユーザー層なので、自分の欲求に気づいていないユーザーです。
リスティング広告は、顕在的なユーザーで今すぐにその商品・サービスがほしいユーザーや、前向きに検討しているユーザーです。
潜在的なユーザー層の方が圧倒的に多いですね。
どっちの広告を使う?
前提として、基本的にどちらが良い・悪いはないです。
それを踏まえてですが、Facebook広告はリスティング広告に比べ、出稿方法や管理画面がシンプルなのでウェブ広告の初心者向けです。
初心者向けとはいえ、かなり機能が充実しています。
これからウェブマーケティングを実践していきたいという方は、まずはFacebook広告から手を出してみたらいいのではないでしょうか。
リスティング広告は難しい
正直、リスティング広告の方がキーワードを戦略的に選定する必要があるので、難しいです。
また、顕在的なユーザー層を狙っていくので、かなり初心者には難易度が高く、挫折する確率が高い印象です。
ウェブ広告といえば、リスティング広告というイメージが強いですが、元々広告代理店に勤めていたとかではない限り、間違いなくウェブ初心者はやらない方いいです。
どうしても、客層的にはリスティング広告をやる必要がある場合、絶対に外注一択です。
そもそも、スモールビジネスは、潜在層から地道に育てていく事をしないと、成り立たない商売をされている方が、多い傾向にあります。
まずは、無料オファーで集めて、そこから地道に育成していく必要があります。
リスティング広告は、特性上、じっくりと説明しなくてもわかるようなものだとか、緊急性が高い商売でないとコンバージョンにしくいです。
最初は、Facebook広告で十分
Facebook広告だけでも、十分すぎるくらいのマーケティングに活用できます。
まずはFacebook広告をお試しください。
- コンサル、
- セミナー講師、
- 士業、
- コーチング、
- カウンセラー…etc
などの、スモールビジネスでしたら、圧倒的に潜在層の方が母数が多いからですね。
逆にこれらの職種では、「今すぐ●●さんのサポートを受けたいです。」といった切羽詰まっている人は、非常に少ないです。
お客さんには検討期間がある
皆さんが相手にするお客さんには4つの属性があります。
- 今すぐ客
- お悩み客
- まだまだ客
- そのうち客
といった感じで、段階があります。
やはり、多くの人は一旦立ち止まって検討します。
その為、すぐにコンバージョンする事は稀ですし、人によりますが、その人の商売を知ってから数年後にようやくサポートに申し込むなんて事も、多くあります。
ですが、Googleのリスティング広告よりかは、Facebook広告が理想的だと言えます。
広告は仕組みありきでないと無意味
ただ、広告単体で見ると、今回ご紹介したウェブ広告は失敗しやすいです。
「仕組み」という視点も取り入れましょう。
以下の記事で解説しています。
この「仕組み」を作らないと、ウェブ広告はやってはいけません。
広告費が無駄になってしまいます。
もっというと、ビジネスモデルもきちんと設計しておく必要があります。
注意してほしいのが、ウェブ広告はお金をかける分、アクセスは集まりやすいですが、ただ単に広告出稿してはいけません。