- ランディングページをとりあえず自作してみた。
- これを新キャンペーンごとにまた一から作成するのはしんどい、、、。
- 他にも業務があるから時間が限られている、、、。
今回は、このように考えているスモールビジネスオーナーに向けてお送りします。
3年以上ウェブ制作に関わっている私が、効率化のポイントについて解説します。
ウェブ制作はずっと継続していくもの
ウェブ集客の実践は、つねに継続していくものです。
この場合、ランディングページが一番わかりやすいですね。
例えば、ランディングページを制作したとして、そのページがずっと成約し続けてくれる保証はないです。
そもそも、その都度で扱う商品・サービスも変化していきます。
なので、1ページのランディングページを作って、「ハイ、それで終わり!ずっと集客してくれます!」という事はまずないです。
ランディングページは外注する高い
外注を利用して費用がかかるのがランディングページです。
ページを、商品ごとに作成する必要があるからですね。
フロントエンド商品、無料オファー用のランディングページも作る必要があります。
無料オファーも、フロントエンド商品も、複数作ることになります。(窓口を広げる為に)
商品変更や、新商品を作ったら、また作成することになります。
なので、必然的にページを量産する必要があります。
自分で自作するが現実的
なので、ランディングページは、自分で自作した方が現実的です。
ランディングページの制作費用は、ピンきりですが、決して安くないです。
しかし、これを聞いた方は自分で作るのが、好きな人ばかりではないですよね。
そこで、ウェブ制作の効率化する考えた方として、「一度作ったものは複製して再利用する」についてご紹介します。
(一度目は、ウェブサービスを使い、どうにかがんばって作ってもらう必要があります。)
プログラマーは効率化の鬼
本題に入る前にプログラマーの話が参考になるので、解説します。
これを読んでいるあなたは、「プログラマー」という職業をご存知でしょうか?
プログラマーというと、プログラム言語というコンピューターを意図した通りに動作させるアルファベットの文字列を記述し、ウェブのシステムやソフトウェアなどを開発する職業です。
かなりシビアな世界で、アルファベットを1文字でも間違えるとエラーになってしまいます。
そんなプログラマーの中でも、凄腕な方ほど同じコードを 二度記述することがないそうです。
コードを使いまわして効率化
プログラマー達は、一度正常に動いたコードを雛形としてとっておき、似たような作業の際に使い回すそうです。
他、優秀なプログラマーが作ったコードはテンプレート化されているので、それを利用したりします。
一から作業するのは、時間がもったいないですからね。
あとは、必要な箇所だけ再編集すれば、効率的に作業を完了することができます。
実はこの考え方は、ウェブ制作の際にも同じことが言えます。
時間が限られている分、効率化しよう
「一度制作したランディングページと同じ型で、今度は違う商品の案内をしたい」
例えば、ウェブ制作の中でもランディングページを例にすると、こんな事を考える方が多いと思います。
このような場合、一度制作したデータを複製をして使い回しができないか考えると、効率的に作業が進みます。
また一から制作するのも時間がかかります。
スモールビジネスオーナーの皆さんは本業があるので、その分作業にかける時間も限られています。
出来るだけ効率化を考えましょう。
複製をして2度目の作業を効率化
ランディングページであれば、1度制作したものを複製し、案内によってヘッダー画像やテキストを変えて使い回した方が効率的です。
こうすることで、また一からランディングページを制作する必要がなく、二回目以降の作業が早くなります。
ペライチなどのウェブサービスを使って制作した場合は、管理画面上のメニューから複製機能があります。
WordPressでもLP作成用のWordPressテーマ、または固定ページで作成したランディングページであれば「Duplicate Post」というWordPressプラグインを使えば複製機能を追加できます。
DuplicatePostプラグインについては以下の記事をご確認ください。
WordPressプラグイン「Duplicate Post」|ブログ記事・固定ページを複製できるプラグイン
効率化すると他の事に時間を使える
こういった効率化をすれば、
- 他の商品・サービス
- デザイン(ヘッダー画像など)
- コピーライティング
といった事に、集中できるようになりますよね。
ある程度の成約数が見込めるのであれば、画像編集を部分的に外注すればいい訳です。
この場合、画像をどこで使用するかが明確で、すでに成果が確約出来ているので上手い外注の使い方です。
その分、自分は他の事に時間を使えます。
ウェブ集客は「継続」させることを優先させる
多くの方が目先の集客・売上ばかりに目がいきがちです。
例え、集客が安定してきても、それを継続する事を考えなければなりません。
例えば、一発当ててウェブから、すごい売り上げたとします。
しかし、そのまま売り上げが下降してしまったり、安心して運用を辞めてしまったら、ウェブを活用する意味がないです。
ずっと継続していくものだからこそ、工夫する必要があるんです。
再利用の視点を持とう
今回はランディングページを例にして解説しました。
これはブログ記事やメルマガなどのコンテンツでも同じ事ですよ。
他にも、Facebook広告も同じですし、スライド資料も同じです。
どの作業でも、複製して使い回せないか、考えてみましょう。
同じ作業で、また一から作る発想は、逆にウェブ制作のハードルが上がって継続しにくいケースが多いです。
使い回しをすることで、最初のある程度作成したものを使い回せばいいので、効率的です。
編集後記
今回は、「【初心者向け】ウェブ制作のスピードを上げるポイントを解説【プログラマーから学ぶ】」についてお伝えさせて頂きました。
最後にお伝えした再利用の視点を持つことで、メディアミックスも実践しやすくなります。
メディアミックスについては以下の記事をご確認ください。
ウェブは複数のメディアが出てくるので、単体手法に依存しない為にも必要な手法です。