「ウェブ集客ってなんだか複雑だ。よくわからないからプロに全部お願いして作ってもらう!」
今回は、このようにお考えのスモールビジネスオーナーに向けてお送りします。
これからウェブを活用して集客を実現したいと考えている方で、よくわからないからウェブ制作会社に丸投げしている方が多いですが、これは控えめに言ってもオススメ出来ません。
「ウェブ制作を外注したけど成果が出ません。」って方がいるけど、外注で成果を出すのは最終フェーズだと思う。
・自分で作り、成果がでる見込みがあることを確認。より良くしたい。
→外注・自分である程度出来るようになった。単純作業化してきた。
→外注・他の事に時間を使いたい。
→外注— このは屋 (@konohayaCh) April 9, 2019
上記の通り、自分で自作した経験がないと成果物も思うように使いこなすことが出来ないからです。
なので、今回は正しいウェブ制作の外注はまずは自分で作ってからが正解ということについて解説していきます。
まずは、バンドのオリジナル楽曲の制作作業が今回の内容に通ずるので、その話から。
デモ曲からメンバー間の反応を確認
学生でも社会人の方でも趣味でバンド活動をしている方、多いと思います。
バンド活動といえば、メンバーも揃いコピーを重ねていくとオリジナル曲を作るフェーズに入ります。
私は作詞・作曲はまったくできませんが、友人がよくオリジナル楽曲を作成している様子をみていました。
オリジナル楽曲を作る時、バンドメンバーの中から一人がデモを作りメンバーに共有します。
このデモの段階で完成度の高いものは作りません。曲の大体のイメージが伝わればいいので完成度はけして高くないです。
作曲していた友人は、このデモを数曲作り、それをメンバーに共有していたのです。そして、デモ曲の中からメンバー内の多数決で良いと思った曲を選別。
そのデモを元に曲のイメージを膨らませ、各楽器をつけていきます。
それをブラッシュアップしていき、オリジナル曲を完成させるのが定石でした。
この工程を何度も重ねているうちに、バンドのオリジナル曲が出来上がる訳です。
作曲が出来る友人は上記工程でオリジナル曲を作成していたのです。
まずは、デモを複数作り、その中からメンバー間で反応が良かったデモを核にして、各楽器をつけてより良くしていく、といった流れです。
そして、これはウェブ制作でも同じことが言えます。
はじめから外注に違和感がある
「ウェブを活用していきたいけど、よくわからないから外注をしていてすべて業者にまかせています」
という方が多いですが、なんかこれに違和感があるんですよね。
よくわからないものを外注して、その成果物を使いこなせるはずがないですし、ましてや良し悪しなんて判断できないです。
そして、言葉を選ばずに言うと、大体こういった方は成果を出してないのが現状です。
先程したバンドの楽曲作成を思い出して下さい。
まずは楽曲の核となるデモを自分で作成して、メンバー間で反応が良いものを本格的にオリジナル楽曲として作成していくという流れです。
これと考え方は同じで、自分のウェブ集客の核と仕組みは自分で作成し、反応が良いものをより良くしていきたいから外注。これが正しい順番です。
反応があるかもわからないものに、とりあえず大金を出すのって怖いですよね。ランディングページなんかが当てはまります。
ウェブ集客の核とは、「集客 > 育成 > 販売 > 維持」の原則に従って仕組みを自分で作ってみるとか。
自分でコピーライティングなどの文章術を学んで、文章を構築してみるとか。
そこからなんとか成約が取れて、これはいけるかもという確信が持てた状態で、しかもそこまで出来るようになる経験値がないと外注を思うように使いこなすことは難しいです。
じゃあ、そこまでどうやってやるのか、これは詳しい専門家からセミナーなり実際にサービスを受けてウェブ集客の全体像を学ぶか、積極的にウェブの情報収集を地道にしていくしかないです。
まとめ
今回は、「ウェブ制作のとりあえず外注はNG| まずは自分で作ってみるのススメ」について解説しました。
ウェブ上の情報収集は、出来るだけ最新の情報を得た方がいいです。Google検索で最新の情報を得る方法は以下より。
▼ウェブがよくわからないから外注は危険
・成果物を使いこなせない
・外注しても反応があるかわからない
・最終的に放置している人が多いウェブ集客の核と仕組みは自分で作成し、反応が良いものをより良くしていきたいから外注。
上手くウェブを運営している人ほど、仕組みは自分で作ってますよ。 pic.twitter.com/KgoZX7QEGZ
— このは屋 (@konohayaCh) April 30, 2019