セミナーを開こうと思ってテーマを決めても、当日の90分をどう使うかまで考えると、手が止まることがあります。
伝えたいことはいくつかある。でも、実際に構成を作ろうとすると、別のことまで決める必要が出てきます。
たとえば、次のようなことです。
- 導入には何分使う?
- 本編は、どう分ける?
- ワークやQ&Aは、どこへ入れる?
- まとめには、何分残す?
- 最後に個別相談を案内するなら、どうつなげる?
話したい内容だけ先に増やしてしまうと、あとから90分へ収めるのも大変です。
そこで今回は、セミナーの話す順番と時間配分を整理する無料ウェブアプリ「セミナー企画・構成メーカー」を、実際に使ってみます。
セミナーのテーマや主な参加者など7項目を入力・選択すると、企画の軸、タイトル案、当日の流れ、本編3パート、時間配分、準備チェックリストなどを確認できるアプリです。
今回は操作説明用の具体例として、「はじめてのネット集客導線づくり」をテーマに、オンライン・90分・最後は個別相談という条件で試します。
この条件から、どんなタイトル案、当日の流れ、本編3パート、90分の時間配分が表示されるのか?
最後の個別相談や準備項目まで含めて、実際に表示された結果を順番に見ていきましょう。
セミナー企画・構成メーカーを使ってみます
セミナー企画・構成メーカーは、セミナーの「何を、どの順番で、何分くらい話すか」を整理する無料ウェブアプリです。
入力・選択するのは、次の7項目です。
- セミナーのテーマ
- 主な参加者
- 参加者の悩み
- セミナー後に持ち帰ってほしいこと
- 開催形式
- 予定時間
- 最後に案内したいもの
入力すると、企画の軸やタイトル案だけでなく、導入、本編、ワーク・Q&A、まとめ、次の一歩まで含めた当日の構成と時間配分を確認できます。
操作時間の目安は約3分です。
結果を見るためのメール登録は必要なく、結果画面と画面上のAIプロンプトまで登録なしで利用できます。
詳しい機能や使い方は、別の記事で紹介しています。
無料アプリ「セミナー企画・構成メーカー」とは?使い方と分かることを紹介

今回は機能を一つずつ説明するのではなく、具体例を入力して結果を見てみましょう。
今回は「はじめてのネット集客導線づくり」で試します
今回入力する内容はこちらです。
- セミナーのテーマ
はじめてのネット集客導線づくり - 主な参加者
ネット集客を自分で整えたい小規模事業者 - 参加者の悩み
情報が多すぎて、何から手をつければよいか分からない - セミナー後に持ち帰ってほしいこと
自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる - 開催形式
オンライン - 予定時間
90分 - 最後に案内したいもの
個別相談
この7項目が、結果画面のどこへ反映されるのかを確認していきます。
7項目を入力して、結果を表示します
操作は、画面の上から7項目を順番に入力・選択していきます。
テーマ、参加者、悩み、持ち帰ってほしいことを入力する。
開催形式は「オンライン」。
予定時間は「90分」。
最後に案内したいものは「個別相談」を選びます。
入力が終わったら、結果を表示します。
実際の操作は、こちらの動画でご覧いただけます。
では、表示された内容を見ていきましょう。
企画の軸と、タイトル案3つが表示されました
最初に確認できるのが、「企画の軸」です。
今回表示された内容は、次のとおりです。
- テーマ:はじめてのネット集客導線づくり
- 主な参加者:ネット集客を自分で整えたい小規模事業者
- 参加者の悩み:情報が多すぎて、何から手をつければよいか分からない
- 持ち帰ってほしいこと:自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる
- 開催形式:オンライン
- 予定時間:90分
- 最後に案内したいもの:個別相談
入力した7項目が、セミナー企画の前提として並びました。
その下に表示されたタイトル案は、次の3つです。
- はじめてのネット集客導線づくりセミナー
- ネット集客を自分で整えたい小規模事業者のためのはじめてのネット集客導線づくり
- 自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる90分セミナー
テーマそのものを使った案。
主な参加者とテーマを組み合わせた案。
持ち帰ってほしいことと予定時間を反映した案。
一つを正解として決めるのではなく、入力した企画をもとに3方向の候補を確認できます。
当日の流れは、7つに分かれました
続いて、当日の全体構成です。
今回表示された流れは、次の7つです。
- 導入
- 本編1
- 本編2
- 本編3
- ワーク・Q&A
- まとめ
- 次の一歩
それぞれ、次の内容が表示されました。
導入
参加者の悩みを受け止め、今日扱う範囲と持ち帰りを共有します。
本編1
現在地とつまずきを整理し、参加者が自分ごととして考えられる状態を作ります。
本編2
解決の全体像を示し、複雑に見えるテーマを少ない手順へ分けます。
本編3
参加者がセミナー後に取り組む次の一歩を決めます。
ワーク・Q&A
小さな記入や確認の時間を入れ、疑問を整理します。
まとめ
学んだこと、決めたこと、次にやることを短く振り返ります。
次の一歩
個別に相談したい人へ、相談で扱えることと申し込み前に確認してほしいことを落ち着いて案内します。
「何を話すか?」だけではなく、導入から最後の案内までを、一続きの流れとして確認できました。
本編は「現在地 → 全体像 → 次の一歩」の3パートです
次に、本編3パートを見てみます。
PART 1.現在地とつまずきを整理する
参加者が抱えている「情報が多すぎて、何から手をつければよいか分からない」を、責めずに整理する
PART 2.解決の全体像をつかむ
はじめてのネット集客導線づくりの全体像を、専門用語を減らして説明する
PART 3.次の一歩を決める
セミナー後に「自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる」へ近づく行動を一つ決める
ここを見ると、最初に入力した内容と本編のつながりが分かります。
- 参加者の悩み → PART 1
- セミナーのテーマ → PART 2
- 持ち帰ってほしいこと → PART 3
という形で反映されました。
単に本編を3つに分けるのではなく、それぞれで何を扱うのかまで確認できます。
90分は「8+18+18+18+14+9+5分」になりました
今回選んだ予定時間は90分です。
表示された時間配分はこちらです。
- 導入:8分
- 本編1「現在地とつまずきを整理する」:18分
- 本編2「解決の全体像をつかむ」:18分
- 本編3「次の一歩を決める」:18分
- ワーク・Q&A:14分
- まとめ:9分
- 次の一歩:5分
合計90分です。
テーマだけを決めて話す内容を書き始めると、
「本編にどれくらい使える?」
「Q&Aの時間は残る?」
「最後の案内には何分使える?」
と、あとから迷うことがあります。
今回の結果では、内容を細かく作る前に、それぞれの持ち時間まで確認できました。
本編3パートは各18分。
ワーク・Q&Aは14分。
まとめは9分。
最後の一歩は5分です。
時間まで見えると、各パートに何をどこまで入れるかを考えやすくなるでしょう。
最後の5分は、個別相談への案内になりました
今回は「最後に案内したいもの」で、個別相談を選びました。
そのため、最後の案内・次の一歩には、
「個別に相談したい人へ、相談で扱えることと申し込み前に確認してほしいことを落ち着いて案内します。」
と表示されました。
強く売り込むための文章ではなく、
- 相談で何を扱えるのか
- 申し込み前に何を確認してほしいのか
を落ち着いて案内する流れです。
時間配分では、ここに5分が割り当てられています。
「最後に個別相談を案内する」だけでなく、当日の流れのどこへ、何分置くのかまで確認できました。
開催前に確認する6つも出てきました
結果画面には、準備チェックリストも表示されます。
今回の内容はこちらです。
- 参加者の悩みを、冒頭でそのまま扱える言葉に整える
- 各パートで話す要点を3つ以内に絞る
- ワークまたは質問を1つ用意する
- 時間配分どおりに進めるため、削ってよい話を決める
- 最後に個別相談へ自然につながる案内文を用意する
- 実績、数値、事例は確認できるものだけを使う
当日の骨組みが表示されても、それだけで準備が終わるわけではありません。
次は、
- 各パートで何を話すか
- どんなワークを入れるか
- 時間を超えそうなら何を削るか
- 個別相談へどうつなげるか
を具体化していきます。
今回の90分という条件と特につながっているのが、
「削ってよい話を決める」
という項目です。
時間内へ収めるには、追加する話だけでなく、削れる話も決めておく必要があります。
AIプロンプトで、各パートの中身を具体化できます
結果画面には、この構成を自分のAIへ渡すためのプロンプトも表示されます。
セミナー企画・構成メーカーの中でAIが回答するわけではありません。
表示されたプロンプトをコピーして、自分が使っているChatGPT、Claude、Geminiなどへ貼り付けます。
今回入力した7項目に加えて、
- タイトル案3つ
- 当日の全体構成
- 本編3パート
- 時間配分
- 最後の案内
- 準備チェックリスト
もプロンプトへ反映されています。
その内容をもとに、
- セミナー全体の目的と到達点
- 各パートで話す要点
- 具体例候補
- ワーク・質問案
- 想定Q&A
- 最後の案内の流れ
- 開催前の準備チェックリスト
- 実行順チェックリスト
をAIと整理できます。
不足情報がある場合は、制作前に最大5問まで質問するようにしています。
一方で、入力していない事実、数字、実績、顧客像を作らないことも前提です。
全文台本や、PowerPoint、スライド、PDFなどを自動で作るためのものでもありません。
まずアプリで骨組みを作る。
その骨組みを使って、必要なところをAIと具体化する。
そんな順番です。
今回の操作例で確認できたのは、「時間まで決めると骨組みが見える」こと
今回、
- テーマ:はじめてのネット集客導線づくり
- 主な参加者:ネット集客を自分で整えたい小規模事業者
- 参加者の悩み:情報が多すぎて、何から手をつければよいか分からない
- 持ち帰ってほしいこと:自分に必要な集客導線と、次にやることが分かる
- 開催形式:オンライン
- 予定時間:90分
- 最後の案内:個別相談
という条件で試しました。
この7項目から、
- タイトル案3つ
- 導入から次の一歩までの当日構成
- 本編3パート
- 90分の時間配分
- 個別相談への最後の案内
- 開催前の準備チェックリスト
- 内容を具体化するAIプロンプト
までつながりました。
特に分かりやすいのは、
「何を話すか?」
だけでなく、
「どこに、何分使うか?」
まで一緒に確認できることです。
セミナーの中身を全部書いてから90分へ押し込むのではなく、まず時間の入った骨組みを作る。
そのあとで、各パートへ必要な内容を足していく。
そんな使い方ができます。
なお、今回の入力は、このは屋がアプリの動作確認やデモで使った操作説明用の具体例です。
実在する顧客の案件や、実際に開催して成果を確認したセミナー事例ではありません。
表示された結果も完成版や唯一の正解ではないので、実際に使う場合は参加者やテーマ、自分が話せる内容に合わせて調整してください。
制作背景と詳しい使い方も紹介しています
今回は、操作説明用の具体例を使って、実際に表示される結果を見てきました。
セミナー企画・構成メーカーについては、別の記事で制作背景と詳しい使い方も紹介しています。
制作背景はこちらです。

詳しい使い方はこちらです。
無料アプリ「セミナー企画・構成メーカー」とは?使い方と分かることを紹介

まず、セミナーの骨組みから作ってみませんか?
セミナーのテーマが決まっても、当日の内容を最初から全部書く必要はありません。
まず、
- テーマを決める
- 主な参加者を整理する
- 参加者の悩みを整理する
- 持ち帰ってほしいことを決める
- 開催形式を選ぶ
- 予定時間を選ぶ
- 最後に何を案内するかを決める
ところから始められます。
そこから、話す順番と時間配分を見る。
必要なら、その骨組みを自分のAIへ渡して中身を具体化する。
いきなり全文台本へ取りかかるより、まず全体の道筋から見てみると、次に準備するものを整理しやすくなるでしょう。
セミナー企画・構成メーカーは、約3分、登録不要で利用できます。
無料アプリはこちらです。
セミナー企画・構成メーカーで、話す順番と時間配分を整理してみてください。
まず「何を、どの順番で、何分くらい話すか」を決める。
そこから、自分のセミナーに合わせて、必要な内容を一つずつ足していきましょう。



