前回は、AIで作ったサイトのスマホ改行を整えた話をしました。
前回の記事はこちらです。
AIで作ったサイトのスマホ改行を整えてみた。日本語表示の調整方法とは?

今回は、WordPressブログとHTMLコーポレートサイトを分けて運用する話です。
今回のリニューアルでは、すべてをWordPressで作り直したわけではありません。
ブログは、これまで通り、WordPressで運営します。
一方で、コーポレートサイトは、静的HTMLサイトとして作りました。
実際のコーポレートサイトはこちらです。
WordPressブログとHTMLサイトを分けて運用してみた
今回、このは屋では、ブログとコーポレートサイトを分けました。
具体的には、次のような形です。
- ブログ、オウンドメディア:WordPress
- コーポレートサイト:静的HTMLサイト
この使い分けは、かなり自然だと感じています。
- WordPressには、WordPressの良さがあります。
- HTMLサイトには、HTMLサイトの良さがあります。
どちらか一方が正解、という話ではありません。
目的に合わせて、使い分けることが大切です。
なぜ、全部WordPressにしなかったのか?
まず、全部WordPressにしなかった理由からお話しします。
WordPressは、とても便利です。
記事を書きやすく、カテゴリー管理もしやすく、検索流入にも向いています。
このサイトも、WordPressで運営しています。
ただ、今回のコーポレートサイトでは、別の目的がありました。
今回のコーポレートサイトで重視したこと
- デザイン性を、高めること
- 余白や文字を、細かく整えること
- WordPressテーマの制約を、受けにくくすること
- 表示を、軽くすること
- AI時代のDIYを、実物で示すこと
- 会社の考え方を、静かに伝えること
こう考えると、今回は静的HTMLサイトの方が合っていました。
ブログのように、頻繁に記事を追加する場所ではないからです。
WordPressブログの役割とは?
WordPressブログの役割は、記事を積み上げることです。
このは屋では、ブログをオウンドメディアとして運営しています。
オウンドメディアとは、自社で持つ情報発信の場所です。
WordPressブログで行うこと
- ノウハウ記事を、公開する
- 実践記を、更新する
- 検索流入を、受ける
- カテゴリーごとに、記事を整理する
- 過去記事を、リライトする
- 読者との接点を、増やす
今回の実践記も、WordPressブログで公開しています。
第1回の記事はこちらです。
AIでコーポレートサイトを自作リニューアルしてみた。WordPressからHTMLサイトへ

こうした連載記事は、WordPressと相性が良いです。
記事を追加しやすく、カテゴリーでまとめやすいからです。
HTMLコーポレートサイトの役割とは?
一方で、HTMLコーポレートサイトの役割は、会社の土台を見せることです。
ブログのように、頻繁に更新する場所ではありません。
- 会社の考え方
- サービスの方向性
- 信頼感
を伝える場所です。
HTMLコーポレートサイトで伝えること
- このは屋が、何を大切にしているか?
- どんな人に、向けたサービスなのか?
- 他のサービスと、何が違うのか?
- どんな理念で、活動しているのか?
- 問い合わせ先や、会社情報は何か?
この役割は、コーポレートサイトが担います。
例えば、次のページです。
ブログは、日々の発信です。
コーポレートサイトは、会社の看板です。
このように分けると、それぞれの役割が分かりやすくなります。
ブログと会社サイトを分けるメリット
ブログと会社サイトを分けると、いくつかメリットがあります。
メリット1:役割が分かりやすくなる
ブログと会社サイトを同じ場所に置くと、役割が混ざることがあります。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、今回のように会社サイトをきちんと見せたい場合は、分けた方が整理しやすいでしょう。
- ブログは、記事を読む場所
- 会社サイトは、会社を知る場所
- テンプレートページは、申し込みをする場所
読者にとっても、目的が分かりやすくなります。
メリット2:デザインを作り込みやすい
コーポレートサイトをHTMLで作ると、デザインを細かく作り込みやすくなります。
今回も、次のような部分を調整しました。
- 余白
- 文字サイズ
- 行間
- スマホでの改行
- フッターの見え方
- フォームの見た目
- OGP画像
- favicon
WordPressテーマに合わせるのではなく、サイトの目的に合わせて作れます。
ここは、HTMLサイトにした大きな理由でした。
メリット3:ブログ更新に集中できる
ブログは、WordPressで更新し続けます。
- 記事を書く
- カテゴリーを管理する
- 過去記事を直す
こうした作業は、WordPressが得意です。
一方で、会社サイトは、頻繁に記事を追加する場所ではありません。
そのため、HTMLサイトとして分けることで、ブログ更新と会社サイト管理を分離できます。
メリット4:内部リンクを設計しやすい
ブログとコーポレートサイトを分けても、リンクでつなげば問題ありません。
むしろ、役割を意識したリンクが作れます。
- ブログ記事から、コーポレートサイトへリンクする
- コーポレートサイトから、WordPressのオウンドメディアへリンクする
- 実践記から、該当する実物ページへリンクする
- 必要に応じて、テンプレート申込ページへリンクする
今回の実践記でも、随所にコーポレートサイトへのリンクを入れています。
読者に実物を見てもらえるうえ、サイト同士のつながりも作れます。
ブログと会社サイトを分ける注意点
一方で、分ける場合には注意点もあります。
注意点1:管理場所が増える
ブログとHTMLサイトを分けると、管理する場所が増えます。
- WordPress管理画面
- HTMLサイトのファイル
- サーバー上の公開ディレクトリ
- 画像やフォントのフォルダ
- sitemap.xmlや.htaccess
どこを更新すれば良いのか、分かるようにしておく必要があります。
注意点2:デザインの統一感を考える
ブログとコーポレートサイトを分けると、デザインが別々になります。
そのため、違和感が出ないように考える必要があります。
- サイト名の見せ方
- 色の印象
- 言葉のトーン
- リンクのつなぎ方
- 読者が迷わない導線
完全に同じデザインにする必要はありません。
ただ、同じ運営元のサイトだと分かる空気感は大切です。
注意点3:URLやサイト名を整理する
今回、少し考えたのがサイト名です。
- WordPress側も「このは屋」です。
- コーポレートサイト側も「このは屋」です。
そのため、検索結果では「このは屋合同会社」と表示されるようにしました。
本文中やヘッダーでは、このは屋のままです。
こうすることで、既存サイトと会社サイトの区別を少しつけています。
注意点4:サイトマップやSearch Consoleを確認する
HTMLサイトを別で公開する場合、検索エンジン向けの設定も確認します。
- sitemap.xmlを、用意する
- robots.txtを、確認する
- Search Consoleで、サイトマップを送信する
- URL検査で、公開状態を確認する
- 構造化データを、テストする
WordPressのプラグイン任せではないため、自分で確認する必要があります。
ただ、AIに相談しながら進めれば、以前より取り組みやすくなります。
このは屋では、どう使い分けたか?
今回の、このは屋では、かなり役割を分けました。
WordPressサイトの役割
- ブログ記事を、公開する
- ノウハウを、届ける
- 検索流入を、受ける
- 実践記を、連載する
- 読者との接点を、作る
HTMLコーポレートサイトの役割
- 会社の考え方を、伝える
- サービス全体の方向性を、見せる
- このは屋らしいデザインを、表現する
- 問い合わせ先を、用意する
- 無料テンプレートへの導線を、作る
- AI時代のDIYを、実物で示す
この使い分けにしたことで、かなり整理されました。
- ブログは、発信の場所です。
- コーポレートサイトは、思想と信頼感を伝える場所です。
リンクで、2つのサイトをつなげる
ブログとコーポレートサイトを分ける場合、リンク設計が大切です。
別々に存在しているだけでは、読者が行き来しづらいからです。
ブログからコーポレートサイトへ
今回の実践記では、ブログ記事からコーポレートサイトへリンクしています。
例えば、次のようなページです。
記事を読んだ人が、実物を確認できるようにしています。
コーポレートサイトからWordPressへ
反対に、コーポレートサイトからWordPress側へリンクすることもできます。
例えば、より詳しいノウハウやブログ記事を読みたい人を、WordPressサイトへ案内できます。
このように、役割の違うサイト同士をリンクでつなぐと、全体の導線が作れます。
SEOの面では、どう考えたか?
ブログとコーポレートサイトを分けると、SEOが気になるかもしれません。
今回の考え方は、シンプルです。
ブログは、検索流入を広く受ける場所です。
コーポレートサイトは、会社やサービスの信頼感を補う場所です。
ブログ側のSEO
- 検索されるテーマで、記事を書く
- カテゴリーで、記事を整理する
- 過去記事を、リライトする
- 関連記事へ、内部リンクする
- コーポレートサイトへ、必要に応じてリンクする
コーポレートサイト側のSEO
- 会社名やサービス名で、正しく表示されるようにする
- titleタグやdescriptionを、設定する
- canonicalタグを、設定する
- sitemap.xmlを、用意する
- 構造化データを、確認する
- スマホ表示を、整える
両方で同じ役割を持たせようとしないことが、大切です。
- ブログには、ブログのSEOがあります。
- コーポレートサイトには、コーポレートサイトのSEOがあります。
運用面で、決めておくと良いこと
ブログとHTMLサイトを分ける場合、運用ルールを決めておくと安心です。
決めておきたいこと
- ブログ記事は、どこで更新するか?
- 会社情報は、どこで更新するか?
- サービス内容が変わったら、どのページを直すか?
- HTMLサイトのファイルは、誰が管理するか?
- 画像やフォントは、どこに置くか?
- 更新後に、どのページを確認するか?
- サイトマップは、いつ更新するか?
ここを決めておくと、あとから迷いにくくなります。
静的HTMLサイトは、管理画面がありません。
その分、ファイル管理と確認手順が大切になります。
この使い分けは、スモールビジネスにも合う
今回の使い分けは、スモールビジネスにも合いやすいと感じています。
- すべてをWordPressにする必要はありません。
- すべてをHTMLサイトにする必要もありません。
おすすめしやすい使い分け
- ブログや記事更新は、WordPress
- 会社紹介や理念ページは、HTMLサイト
- ランディングページは、目的に応じて選ぶ
- 頻繁に変えるページは、WordPress
- 作り込みたい固定ページは、HTMLサイト
道具は、目的に合わせて使えば良いでしょう。
WordPressが上、HTMLが下、という話ではありません。
それぞれの得意なことを、うまく使い分けることが大切です。
AIがあると、使い分けもしやすくなる
以前は、HTMLサイトを自分で管理するのは少し大変でした。
HTMLやCSSの知識が必要だからです。
でも、今はAIに相談できます。
AIに相談できること
- HTMLの修正方法
- CSSの調整方法
- スマホ表示の確認点
- サイトマップの作り方
- .htaccessの考え方
- OGPタグの設定
- 構造化データの確認
AIがあることで、HTMLサイトの運用ハードルは下がっています。
もちろん、最終確認は必要です。
でも、分からないところで、手が止まりにくくなりました。
まとめ
今回は、WordPressブログとHTMLコーポレートサイトを分けて運用する話をしました。
要点をまとめます。
- WordPressブログは、記事更新や検索流入に向いている
- HTMLコーポレートサイトは、デザイン性や会社紹介に向いている
- このは屋では、ブログと会社サイトの役割を分けた
- ブログは、発信の場所として使う
- コーポレートサイトは、思想と信頼感を伝える場所として使う
- リンクでつなげることで、読者が行き来しやすくなる
- SEOも、ブログ側と会社サイト側で役割を分けて考える
- AIがあると、HTMLサイトの運用も以前より取り組みやすい
今回のリニューアルでは、ブログをWordPressに残し、コーポレートサイトをHTMLで作りました。
この使い分けは、かなりしっくりきています。
実際のコーポレートサイトはこちらです。
あなたがサイトを運用しているなら、今一度、役割を見直してみてください。
- ブログで、発信する内容は何か?
- 会社サイトで、伝えるべきことは何か?
- WordPressで、更新した方が良いページはどれか?
- HTMLで、作り込んだ方が良いページはあるか?
道具を先に決めるのではなく、目的から考えることをおすすめします。
次回は、AIで作ったサイトのSEO設定についてお話しします。
titleタグ、description、canonical、構造化データ、サイトマップなど、公開前後に確認したことを整理します。



