NotebookLMは、スモールビジネスの現場で毎日使えるGoogleのAIツールです。
自分が持っている情報だけから回答を引き出せるため、情報の正確性が非常に高いのが特徴です。
今回は、現場ですぐに使える活用法3つと、最新の動画・音声生成機能をご紹介します。
NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが提供するAIツールです。
- 「自分用の辞書」
- 「自分専用のチャットボット」
をイメージすると分かりやすいでしょう。
入れたい情報をアップロードし、その情報の中から回答を引き出す、という仕組みです。
ChatGPT・Geminiとの違いは?
| 項目 | ChatGPT / Gemini | NotebookLM |
|---|---|---|
| 回答のもとになる情報 | AIが学習した広範な知識 | 自分がアップロードした情報のみ |
| 回答の傾向 | AIの意見・推測が含まれる場合がある | 余計な推測をしない |
| 情報の正確性 | ハルシネーション(誤情報)のリスクあり | 入力情報の範囲で高精度 |
NotebookLMの最大の強みは、「自分が与えた情報からしか回答しない」という点です。
情報の純度が高く、信頼できる回答が得られます。
読み込めるソースの種類
- Googleドキュメント・Googleスライド(Googleドライブ経由)
- ウェブサイトのURL
- YouTube動画のリンク
- コピー&ペーストしたテキスト
スモールビジネスで使えるNotebookLM活用法3選
活用法1:クライアントカルテとして使う
- コーチング
- コンサルティング
- 治療院
- …etc
クライアントと継続的に関わるビジネスに最適です。
クライアントごとにノートブックを作成し、情報を集約しましょう。
カルテに入れる情報の例
- クライアントのプロフィール(Googleドキュメント形式が便利)
- ミーティングの音声を文字起こしした議事録
- 過去のやりとりや課題のメモ
使い方の流れ
- スマホなどでミーティングの音声を録音する
- Google AI Studioなどで文字起こしする
- テキストデータをNotebookLMに追加する
- 次のミーティング前に「次のタスクは?」などと質問する
- 「次回の面談はいつ?」
- 「クライアントが懸念していたことは何?」
- …etc
チャットで質問するだけで必要な情報が瞬時に得られます。
資料を読み直す手間が大幅に省けます。
活用法2:社内マニュアル・ナレッジ共有として使う
- スタッフ
- 外注メンバー
への情報共有コストを大きく削減できます。
NotebookLMをチャットボット形式の社内マニュアルとして活用しましょう。
活用シーンの例
- メルマガ運用マニュアルをアップロードし、担当曜日などを即座に確認
- 顧客インタビューマニュアルをアップロードし、質問テンプレートを参照
- 業務フローや規則文書を集約し、新人スタッフの質問に自動回答
このメリットが大きい理由
- マニュアルを読み返す手間がなくなる
- コミュニケーションコストが下がる
- 依頼・指示がスムーズになる
ノートブックを共有するだけで、スタッフ自身がチャットで調べられるようになります。
活用法3:学習・情報収集に使う
- YouTube動画
- ブログ記事
- 英語コンテンツ
- …etc
あらゆる情報源から効率よく学べます。
具体的な活用ステップ
- 勉強したいYouTube動画のURLをコピーする
- NotebookLMの「YouTube」ソース追加からURLを貼り付ける
- 「重要なポイントを教えて」など、知りたいことをチャットで質問する
- ブログ記事の場合は「リンク(ウェブサイト)」から同様にURLを追加する
約2時間の動画でも、知りたい部分だけを素早く把握できます。
海外の英語コンテンツを日本語でまとめることも可能です。
情報収集・インプットの効率が大幅に上がります。
【新機能】動画・音声コンテンツを自動生成する
NotebookLMには、アップロードした資料をもとに、
- 動画コンテンツ
- 音声コンテンツ
を自動生成する機能があります。
ポッドキャストのような対話形式で、数分で高品質なコンテンツが完成します。
動画・音声生成の手順
- 新規ノートブックを作成し、Googleスライドをソースとして追加する
- 右側の「動画解説」または「音声解説」をクリックする
- 歯車マークの設定から「出力言語:日本語」に変更して保存する
- 三点マークの「カスタマイズ」から、プロンプト(指示)を入力する
- 生成ボタンを押して約5分待つ
品質を上げるプロンプトのポイント
- 「ナレーションは完全に日本語で話すこと」と明記する
- 「スライド内のテキストもすべて日本語にすること」と指定する
- 「英語は一切使用しないこと」と制約を加える
- 話者のスタイルを指定する(例:専門家と初心者の2人対話形式)
ソースはGoogleスライドがおすすめです。
構造化されているため、テキストよりも精度の高いコンテンツが生成されます。
まとめ
NotebookLMは、スモールビジネスの現場で即戦力となるAIツールです。
まずは3つの活用法を押さえておきましょう。
- クライアントカルテとして活用し、情報を素早く引き出す
- 社内マニュアルをチャットボット化し、ナレッジ共有を効率化する
- YouTube・ブログ・英語コンテンツからの学習に活用する
- 動画・音声コンテンツの自動生成機能も積極的に試す
「自分が与えた情報からしか回答しない」という特性が、NotebookLMの最大の強みです。
まずは1つのノートブックを作るところから始めてみてください。
よくある質問(FAQ)
NotebookLMは無料で使えますか?
GoogleアカウントがあればNotebookLMの基本機能は無料で利用できます。Googleのアカウントページからアクセスして始められます。
アップロードできるファイルの種類に制限はありますか?
Googleドキュメント・Googleスライド・PDF・テキスト・ウェブURL・YouTubeリンクなどに対応しています。Googleドライブと連携することで、既存のファイルをすぐに活用できます。
ChatGPTと何が違うのですか?
ChatGPTはAIが持つ広範な知識から回答します。一方NotebookLMは、自分がアップロードした情報のみから回答します。そのため、独自の情報を正確に扱いたい場面で特に力を発揮します。
音声・動画の生成に日本語対応はできますか?
できます。ただし、設定で「出力言語:日本語」に変更する必要があります。また、カスタマイズ欄に「ナレーションは完全に日本語で」と明記することが重要です。この設定をしないと英語で出力される場合があります。
ノートブックは複数作成できますか?
はい、ノートブックは用途ごとに複数作成できます。クライアントごと・プロジェクトごとに分けて管理すると、より使いやすくなります。

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