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ヒマになるために、意識しておきたい。「消費型」と「積上型」の仕事

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「最近、仕事の調子どう?もうかってる?」

あなたも、聞かれることが多いのではないだろうか。

スモールビジネスオーナーなら、よく聞かれる質問である。

  • 実家に、帰省したとき
  • 旧友と、再会したとき
  • 親族が、集合したとき

ことあるごとに、聞かれる。

そんなとき、あなたは、なんと答えているだろうか。

目次

ボチボチでんな〜

  • テッパンの、「ボチボチでんな〜」だろうか。
  • あるいは、「トントンですね〜」だろうか。
  • それとも、「カツカツですよ〜」だろうか。

私も、創業当時から、よく聞かれた。

「最近、仕事の調子どう?もうかってる?」

ボチボチ・トントン・カツカツ

いつもなら、

  1. 「ボチボチ」
  2. 「トントン」
  3. 「カツカツ」

の中から、気分によって、答えをチョイスする。

ところが、そのときは、いつもと異なる返答をしてしまった。

「ヒマですね〜」

やっちまった!

魔が差した。

「ヒマですね〜」

だって?

何を血迷っている。

おとなしく、

  1. 「ボチボチ」
  2. 「トントン」
  3. 「カツカツ」

していれば、良かったものを。

色気を出したな。

もうかっているのが、バレるだろう。

「やっちまった!こいつぁ、たかられるぞ〜」

肝を冷やした。

思わぬ返答

ところがどっこい。

相手の返答は、思わぬものだった。

「じゃあ、もっと頑張らないと!」

  • ・・・?
  • ・・・?
  • ・・・?

へ???

じゃあ、もっと頑張らないと???

理解ができなかった。

あなたが私と同じ立場だったら、どう感じただろうか。

頑張って、ヒマになるように仕事してきたんだけど?

てっきり、

  • 「お〜」
  • 「いいですね〜」
  • 「うらやましいですね〜」

などと、不本意ながら、言われてしまうものかと思っていた。

私が相手の立場だったら、そうするからだ。

「ヒマ」<「忙しい」?

  1. 「最近、仕事の調子どう?もうかってる?」
  2. 「ヒマですね〜」
  3. 「じゃあ、もっと頑張らないと!」

・・・。

なるほど。

「頑張って、忙しくしないと!」

彼にとっては、「ヒマ」より、「忙しい」の方が、価値が高いらしい。

  • 毎日毎日、予定でいっぱい
  • 明日もあさっても、やることたくさん
  • スケジュール帳は、真っ黒

確かに、そういう考え方も、あるだろう。

「頑張って、ヒマにしないと!」

だが、我々にとっては、「忙しい」より、「ヒマ」の方が、価値が高い。

  • 毎日毎日、ヒマ
  • 明日もあさっても、やることがない
  • スケジュール帳は、真っ白

だからこそ、やりたいときに、やりたいことを、できる。

予定でいっぱいだったら、そんな”ヒマ”もない。

ヒマは、尊い。

忙しい ≠ 選択的に忙しい

忙しくなりたいなら、引き続き、

  • 毎日毎日、予定でいっぱい
  • 明日もあさっても、やることたくさん
  • スケジュール帳は、真っ黒

にしていればいいと思う。

でも、ヒマになりたい。

あるいは、選択的に、忙しくしたい。

のであれば、意識しておきたいことがある。

「消費型」と「積上型」

仕事には、「消費型」と「積上型」がある。

  1. 「消費型」とは、その名の通り、消費されるものである。
  2. 「積上型」とは、その名の通り、積み上がるものである。
  3. (どちらが良いとか、悪いとかは無い。)

かんたんに、見分けられる質問がある。

かんたんな質問

「それ、来年も同じように、やる必要ある?」

答えが、

  1. 「はい」なら、「消費型」
  2. 「いいえ」なら、「積上型」

である。

ヒマになるためには、「積上型」の仕事を意識しておきたい。

やればやるほど、積み上がる

たとえば、ブログ記事。

今日、記事を書いたら、来年に同じ記事を書く必要はない。

なぜなら、もう、あるからだ。

必要になったら、それを見ればいいし、見せればいい。

やればやるほど、積み上がっていく。

来年、同じことをやる必要は、ない。

「消費型」→「積上型」

「消費型」の仕事の中には、「積上型」にできるものもある。

取り組む際には、ひとつ自問自答しておきたい。

「積上型に、できないか?」

コレをはさむことで、「消費型」を、「積上型」にすることができる。

「積上型に、できないか?」

たとえば、顧客対応。

単にやり取りしていては、来年も同じことをやらないといけない。

つまり、「消費型」だ。

では、ひとつ自問自答してみよう。

「積上型に、できないか?」

現場の声

「今回のやり取り」を、ブログ記事化したとする。

そうしたら、もう同じやり取りをする必要はない。

次回は、そのブログ記事を見せればいい。

しかも、そのコンテンツは、「現場の声」である。

「キーワードツールで、ひねり出したもの」などではない。

一石二鳥とは

「積上型に、できないか?」

この自問自答をはさむことで、

  1. 「消費型」の仕事を、「積上型」にできる
  2. 情報発信の、「コンテンツネタ」になる
  3. しかも、そのコンテンツは、「現場の声」

一石二鳥とは、こういうときのためにある言葉ではないだろうか。

「積上型に、できないか?」

ひとつ自問自答を、はさもう。

(参考)「労働集約型から、知識集約型へ移行するキーワードは、「ノウハウ化」

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